まず、イラストの綺麗さやところどころアニメーションになっていたりかなり凝っていてとてもよかったです。
またタイトル画面がころころと変わっていてやるときの楽しみになっていました。
キャラクターの細かい表情の変化などもきちんと描かれていてよかったと思います。
プレイし続けてみて、だから「狂い月」というタイトルなのかと納得した部分もあり、また、ゲームオーバーのイラストも3つほどあってよかったです。
ただ、屋敷が広いせいか自分が今どこにいるのかわからなく、迷ってしまうことが多々ありました。
全体的に見て、イラストの綺麗さ、キャラの表情の細かな変化などはよかったと思います。屋敷が広く迷ってしまうことはありましたがあまり狭くてもつまらないのでこれくらいがちょうどいいのかなとは思いました。
【この先ネタバレなど含みます】
ノーマルを迎えた後に攻略サイトなどを見てトゥルーエンドへむかったのですが、キーホルダーをとるのに一苦労しました。傘で鬼の角を動かした後すぐに移動…というのがなかなかうまくいかず苦労しました。
トゥルーエンドでノーマルエンドでは死んでいたはずの進が生きていてよかったです。また、「満」と思っていたはずの自分が幽霊の子に言われた一言から自分が満ではなく「翔」だとわかり、あのとき屋敷で死んだのは満なのかと思うとぞっとしました。
と、同時にあの時すでに、翔は呪いの影響で狂っていたから外に出られたのかと納得もしました。そして、なぜクラシック曲を聴いていたのか…あの回想部分での「……」のところの会話はなんだったのか…などすべての謎が解けました。
ここから先は個人的な意見ですが、各キャラのイメージイラストがかっこよくてこの作品をプレイしてよかったなと思います。
(お恥ずかしながらあのニヤリ響也くんにもう惚れてしまいました)
本当に狂い月を作ってくださりありがとうございました。
正直なところプレイするまではここまで完成度の高いゲームだと思っておりませんでした。ほんとプレイする前の自分が恥ずかしいです…。
時間があるときには、これの前作の作品をプレイしてみようと思います。
ホラーゲームを探していたところ、面白そうだったのでプレイさせていただきました。ノーマルエンド後、途中からやり直してトゥルーエンド、合計3時間くらいかかりました。
~よかったところ~
・グラフィック(イラスト)がとても綺麗でした。しかし、ほかの方がおっしゃっているように手と顔のバランスがあっていないところがありました。かたさはそこまで気にならなかったです。むしろホラーゲームの雰囲気に合ていてよかったと思います。
・些細な事に気を使っていてびっくりしました。あまり詳しく言うとネタバレになってしまうので言えませんが、左手~のところを確認してきました。
・謎解きのテンポが良くて、攻略を見なくても進められました。ただ、トゥルーエンドと最後の手紙のところは回収できなかったのでもう一度やり直しました。しかし手間ではなかったです。
・アニメーションの多さが嬉しかったです。個人的にテンションが上がるので笑
・トゥルーエンドとノーマルエンドの違いに冷や汗をかきました。トゥルーを見た時は本当にびっくりしました。エンディングは今までやってきたホラーゲームの中で一番好き&びっくりしたかもしれません笑
・トゥルーエンドの曲が好きでした。イラストもワクワクしながら見てました。
~改善点~
・(ネタバレ)最初の梓沙ちゃんが最後まで出てこないのが気になりました。途中で屋敷に入ってくるのかなと個人的に思っていたので。野郎5人で屋敷探索は個人的に気になりませんでした。
・屋敷が広かったので、途中自分がどこにいるかわからなくなりました。右上、もしくは左上にマップ表示が欲しかったです。
・(ネタバレ)最後のほうに梢ちゃんが出てきたので、黒幕(?)のインパクトに欠けました。もうすこし伏線が欲しかったです。
・これは本当に個人的なんですが、もう少しセーブできるデータの数が多いほうが良かったです。
~とてもどうでもいい個人的なコメント(結構ネタバレ)~
・秋人さんがマジでイケメンだった。奥さんうらやましい。
・八雲さんいい人だった。助けてくれてありがとう。
・梢ちゃん本気で怖かった。追ってこないでほしい。
・個人的にダークな人と眼鏡かけてる人が好きなので、主人公(ダーク&眼鏡)と響也君(ダーク)が好きだった。
・進君は髪の毛をあげないほうがかっこいいと思う。
・隼人君は死に方がグロかった。もう少し痛くなさそうな方法が良かったです。
・康平君は序盤で死んでしまったため悲しかった。もう少しおしゃべりしたかった。
・もう少しキャラを長い間生かしておいてほしかった。
以上です!作者さん、ゲームの製作お疲れさまでした。本当に面白かったです!次のゲームを楽しみに待っています!
ストーリー自体もとてもわくわくしましたが、とくに顔グラや1枚絵がとても美しくそれぞれのキャラのいろいろな表情が見られ、ストーリーを進めていくのがとても楽しかったです。
最後月が欠けた後、満(翔)が笑っていたところからのEDでなにか心から溢れてくるものがありました。
人間の考えや人間特有の怖さがある作品で、その中で一番惹かれたのが速水響也でした。彼が屋敷に入った5人の中で一番人間らしい考えを持っていたような気がします。何周もプレイしていくうちにそれがどんどん美しく綺麗なものになり、鳥肌が立ちました。
本当に面白い作品をありがとうございました。次回作楽しみにしております!
いい所
【演出を頑張っている】
顔グラがちょっと怖いですが、きれいな絵だと思います。
多少アニメーションもあり、臨場感がありました。
【トゥルーエンドのどんでん返しが良い】
双子ネタで割とあるような気はしますが、ノーマルエンドとのギャップがいいです。
気になる所
【メンバー編成】
野郎5人で幽霊屋敷というのは、華がなさすぎます(笑)。
男女半々の方が自然だと思いますし、会話イベントも盛り上がるのではないでしょうか。
一番始めに仲間になった人(梓紗)がエンディングまで出てこないのも変わっていると思いました。
【キャラクターの扱い】
幽霊屋敷で霊感少年(康平)が活躍しないのはおかしいと思います(笑)。
響也が翻訳をするのは良いのですが、子供の絵日記ぐらい自力で訳せとツッコませても良かったと思います。
他のキャラクターも、もうちょっと個性を生かしたイベントを作ってあげた方が良かったと思います。
【サスペンス・ホラー成分不足】
幽霊が見える部屋に飛び込んだのに、ゲームオーバーにならなくてがっかりしました(そもそも、幽霊屋敷に他の人がいることを何故怪しまない?)。
ドアから女の子の幽霊が見える部屋なんかは、イベント後、室内に変化があったら怖かったかもしれません。
ありがちですが、暗すぎて入れない部屋があれば良かったと思います。
序盤から明かりなしで進めるせいで、後から手に入る明かりの恩恵が感じられなかったからです。
トイレとか風呂場とか絶好のオカルトスポットでしょうに、水回りに関係する場所が異常にないのも気になりました(アイテムイベントの都合でないのかもしれませんが)。
けれども何より、キャラクター達が不気味な館内を探索しているはずなのに平気で単独行動をとっていたり、脱出するために探索しているとは思えないせいで、緊張感が薄くて残念でした。
【行動範囲】
一部強制イベントを除き、進むにつれて行動範囲が広くなりすぎて大変でした。
シナリオが進んだら一階に行けないようにするとか、シナリオの進み具合によって行動範囲を絞り込んでほしかったです。
おかげで道に迷いまくったり、どことどこの仕掛けとアイテムが関係するのか見当を付け辛かったです。
【その他】
ダッシュ機能あるんだし、ちょっとの穴ぼこぐらい飛び越えろ!とか思いました。
それと、あるイベントの分岐について、「二階のロビーでの状況が変わる」といったヒントが開発室で聞けますが、二階のロビーで所定のアイテムを使うのかと思ってしまいました。
色々惜しい感じがします。
もう一工夫があれば、もっといいゲームになったと思います。
軽くネタバレ含みます。
かなり怖さは低いほうです。
BGMとの相性が良く、謎解きも難易度が低いので詰まらずにサクサク進めました。難しかったのは屋敷が広いので自分の居場所を時々忘れることくらいでしょうか(笑)
ストーリー自体は進めている途中で予想できてしまいますが、それでも緊張感があったのでやっぱりか!とワクワクしました。
エンド分岐は最初気付けませんでしたが、一度クリアした後のオマケでヒントをしっかり教えてくれるのでちゃんと見る事ができました。
作中にも本編とは関係のないオマケが少しあったりして楽しめました。
イラストが個人的にかなり好みで、遊んでみて良かったと思える作品です!
ネタバレを含みます。
難易度は普通、以下に挙げたシステムのおかげでそこまで難しく感じませんでした。部屋が多く迷うことがあり、攻略に多少手間取りました。
×悪かった点×
高校生ってこんなにバカなのか?と感じました。なんで序盤に康平の事件があった後それぞれ一人だけでの探索をしたのか。ひと一人が殺された状況で、「一人でいたい気分なんだ」というのは無理があります。もっと頭使えよ、と思いました。
それから、発言しているキャラは名前しか書かれていないのに、他のキャラを名字で呼ぶことが多くわかりづらかった。。少しずつフルネームを覚えていこうにも5人の人物名ともなると、混乱して話の理解にも支障をきたしました。
○良かった点○
まず、絵がとても綺麗でした。ゲームジャンルにあったシリアスな描き方も高評価です。結構女性受けが良さそうな画風ですね。
次にBGM。恐怖感を味合わせてくれる良い音楽でした。特に終盤のそれがとても素晴らしい。
あと、思考システム。つまづいても攻略の手助けをしてくれる親切設計、助かりました。
最後はオチですね。トゥルーエンドのものですが、ノーマルとは展開がガラっと変わって鳥肌不可避の演出、とても良かったです。双子の名前に関しても「ああ、そういうことか!」と思え、面白かったです。
感想
ダウンロードランキング上位だったので、期待が大きかったのですが、思っていたほどは面白くありませんでした。ストレスを感じたところは少なからずありましたし、俺自身の好みとしてですが、言うほどホラー感がなく逃走に至るまで大した刺激もありませんでした。
ですが、ほどほどに楽しかったです。セーブデータを一つしか用意していなかったのでノーマル回収の後、トゥルーエンドを動画で見たのですが、見た後に、自分でプレイしたかったなと後悔するレベルではありました。またフリーゲームを漁るときには作者様の作品もチェックしてみようと思いました。
エンド、シナリオ分岐はおそらくすべて回収しました。
最初から最後までとても綺麗なグラフィックに惹かれる作品でした。
グラフィックもさることながら、オープニングからトゥルーエンドまでに至るシナリオ、その構成・演出にも痺れてしまいました。
総プレー時間5~6時間とそこそこの長丁場ですが、序盤に出てきた仕掛けの出番が結構後になることもあり、少し行き詰まりやすいです。
が、メニュー画面に次やるべきことのヒントが表示される項目があるので、それさえ駆使していけばそこまでドハマりはしないでしょう。
むしろちょっと行き詰まるのすら楽しかったです。
現在・過去、それぞれの登場人物たちも非常に魅力的で、結構人数が多いのに誰一人影が薄くない、キャラが立っている点もいいと思いました。
プレーを終えて一日くらい経って、少しは冷静になったつもりでこのレビューを書いていますが、どうしても褒め言葉しか思いつきません……。
素晴らしい作品をありがとうございました。
今後の制作活動も陰ながら応援しております。
[ストーリー]7/10
ゾクっとする。結構面白い。
セリフ回しは凡。盛り上がりにやや欠ける。印象深くはない。
[演出]7/10
言葉なしでも見たり聞くだけで伝わるようにできている。
回想シーンは凡。ホラー表現に欠ける。
二番煎じな部分も多々あり斬新さはない。
[アニメーション]4/10
扉の開閉などは問題ない。
人物を2DCGで動かす必要性は感じない。違和感がある。
[キャラクター]7/10
性格は口癖や行動からはっきりした分かりやすさがあった。
独自の特徴というものが少なく印象に残らない。
[ドット絵]7/10
館に関しては質感があり非常に綺麗だった。素晴らしい出来。
但し館以外に関しては凡。影のつけ方、角度に違和感あり。
人物は凡。歩く速度と足の動きの相関に違和感あり。表情や感情が分かる部分はよかった。
[グラフィック]8/10
色の塗り方、線の描き方が非常に緻密。
雰囲気にマッチしている。
デッサンに狂いあり。手と頭の大きさが合っていない箇所がある。
躍動感はない。全体的に固い印象を受けた。
[BGM]6/10
綺麗なBGMは多い。全体的な質は安定している。
魅力を感じるものは少ない。印象的でない。
[効果音]7/10
質は安定している。
マッチしている。
[ゲーム性]5/10
王道の探索・謎解き・アドベンチャー。
斬新さはない。
一部謎解きの導入に強引さを感じた。
同じ場所をグルグル回るため、マップにやや飽きる。
[システム/操作性]6/10
メニュー画面のUI、セーブのさせ方は凡。
アイテム入手部分などところどころ「コープ○パーティ」を彷彿させる。
斬新さはない。
[総評]7/10
ビジュアルが非常に良い。
あまり綺麗でない絵が多いフリゲの中では一際目立つ。
ストーリーはフリゲの中では高いレベルだが、もしも商業で出してたら凡。
ゲームとしての面白さは、同ジャンルのフリゲと比べても変わらないレベル。
フリゲとして出すには小綺麗に作りすぎている。クセ(ある意味魅力)や独特な表現が少ない。
良くも悪くも綺麗なゲームだった。
これを無料で出すことにした制作者に感心します。
【良かったところ】
・タイトル画面が凝っている
・2DCGの美麗さ
・キャラクターが豊富でセリフに飽きない
・アイテムイラストまで気を抜かない根性
・洋館のドット絵の美麗さ
・緻密に練られたシナリオ
・よく考えられた謎解き
・序盤過ぎ以降からエンディングまでのテンポの良さ
・雰囲気
【改善点かと思う点】
・学校のドット絵と洋館のドット絵の質がバランスをとれていない
・序盤、ややおつかい感が否めない(テンポが良くない)
・オープニングムービーの画面切り替えの仕方が達していない
・キャラクターの歩行グラフィックがやや滑って歩いている感がある
・建物のドット絵の影のつけ方(光の向きから考えると逆だったりする)
・インパクトに欠ける(まだストーリーと演出が達していない。また独自の音楽が少なく「この音楽、狂い月のだ!」という風にはならない。記憶に残りづらい)
【まとめ】
制作された方たちの創作愛に満ちたゲーム。
商用でも十分通用する出来。
フリゲとしては非常にハイクオリティ。
まるで商用ゲームをやっているかのように楽しめた。
でも残念ながら最高に面白いというわけでもなく、
まだまだ惜しさ(フリゲらしさ)が残るゲーム。
フリゲだから良いんだけどね!
(出来がいいので商用ゲーの目線から計ってしまいます)
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