ネタバレ含むので未プレイの方は閲覧注意です。
色々なことを考えさせられる作品でした。イラストに惹かれてダウンロードし、軽い気持ちでプレイし始めたのですが内容がとても重くてずぶずぶと沼に入り込んでいくような感覚になりました。
はじめは可愛らしい主人公?の6番目くんが自分の身体を探しながら「カンシ」から逃げるだけのゲームかと思っていましたが、進めていくにつれて、1番目、2番目、3番目、4番目、そして自身と5番目の兄の境遇、今までママにされた事が明らかになって行って言葉は悪いかもしれませんが胸糞悪い母親だなと思ってしまいました(作品として貶しているわけではありません)。
解釈が人によって変わる内容になっていて小説とか歌詞とかそういったものと通ずるものがあるなと感じました。
+1のエンディングがわからなくて攻略を見てしまったのですが、うねうねが誰のものだったのかも気になりますね。
5番目の兄が消えてしまう時、兄の瞳が赤くなっていたので兄が死んだ瞬間or4番目が乗っ取っていた(?)などなどいろんな考え方が出来て面白いです。
うねうねを何のために持って行ったのか、兄が4番目に乗っ取られていたとしたら腕を貰う=4番目の意志が継がれるのではないか、なんて考えたりもしています。
+1のエンディングの文字化け、これもなかなか意味があるのだろうと調べたらその通りでしたね・・・
その文字化け通りの結末で生太くんがどのような心境で母を殺したのかも考えてしまいます。
4番目の意志を継いでいたとしたら先程の解釈もできますが彼自身の意志だとしたら・・・
あの1~6人の子供たちは母の死を皆が望んでいたのでしょうか。
また、「カンシ」=「鉗子」と「監視」の意味があったのかなぁなども思っています。
個人的に2番目の姉が一番好きです。長女気質というか・・・人間味があるなぁと思いました。おねにいちゃんも好きです。笑
欲を言えばですが4番目目線の物語も欲しいなと思いました。
ある意味これが正しい気もしてしまいますが、4番目の抱えていた恨みも全て見てみたいと思ってしまいます。4番目の親は誰だったのでしょう・・・
とても楽しかったです。
次作も期待しております。
今回、ママにあいたいをniconico動画で実況プレイさせていただきました"まぴおか"という者です。
題材を知らず、ゲームの雰囲気に惹かれてプレイしていきましたが、濃厚な仄暗いストーリーとは対照的にそれぞれ純粋な心を持った子どもたちのやり取りで終盤とエンディングでは泣かせていただきました。
題材に関しては、目を背けて拒否反応を起こす方も居ると思います。しかし、だからこそプレイしていただきたい作品だと私は感じました。感情移入できる主人公たちの魅力を感じながらも、人として当たり前なんだけど疎かにしてしまう大切な感情。それを物語として楽しみながら再び得ることが出来ました。
フリーゲームだからこそ、全面的に題材を出せた素晴らしい作品だと思います。
本当に製作お疲れ様でした。いつか次の作品があることを心から楽しみにしてます!
…ネタバレ含みます、、、
なかなかの胸糞でしたが、すごく面白かったです。特にキャラ絵が他のフリーゲームには無い雰囲気で良かったです。しかし兄弟達が世を悟りすぎていて泣けました…
最後の結末が母親への罰なら、きっちり父親への罰も欲しかったですよね…もちろん育ての親じゃなく母親を遊びに使ったほうの。でもそこのところのやるせなさが世界観を表しているというか…
あとは個人的な感想ですが、やっぱり最初の追いかけっこが難しかったですね(笑)他は割にサクサクでした。あと、セーブ数をもうちょっと増やしてほしいかなと。もしくは選択肢の前で自動でセーブ画面になるとか、あっても良かったかなと思いました。
次回作も待ってます!!
過去など関係ない。人はどこからでも変わることができる。
それを理解した者、理解できなかった者。
すべてを否定する者、すべてを受け入れる者。そして純心に従い、運命に抗おうとする者。
子が肉親を思う純粋な気持ちが、どれほどの力をはらんでいるか。
決して高尚なものではない。何故なら、誰にだって持つことができる感情だから。
ここまで泣けるゲームは久々にプレイしました。月並みな言い方ですが「素晴らしいゲーム」でした。
自分の文才ではどうにもこの作品の魅力を伝えきれず、申し訳ないです。
『ママにあいたい』をプレイし、ようやく全てのEDを見ることができました…!
折角なのでレビューを書かせて頂きます。
少しばかり内容について言及します。ネタバレについてご注意下さい。
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● 子ども達の純真さが際立つ
舞台は小さいですが、複数の子ども達が登場します。その子ども達、性格や信念は様々ですが、みんなとても純真で…!
取り巻く環境が、運命が過酷で不合理であるほど、子ども達の純真さは一層際立ち、強く感情移入できたのだと思います。
子ども達がかわいそうで、プレイしていてしんどい場面も多々あり。でもその不条理の数々が、心に強く訴えかけてくるようで…。
● 独特のグラフィックが大変美しい
挿入されるイラストもマップも独特のものであるため、「PCゲーム」感をあまり感じません。独自の雰囲気を演出しています。
特にイラストのピントがずれる演出、人物の瞬きする演出はアニメを見ている様であり、大変美しい。
マップチップには”肉感”があって少々グロテスク、素晴らしいです。
● 「カンシ」から逃げる要素について
マップは全体的に肉感のあるものですが、それと比較すると「カンシ」の無機質さが際立ちます。
表情と動きの非人間感、材質の無機質感に抗うことのできない不条理を感じ、逃げる場面ではゾクゾクして面白かったです。
ただシナリオを順当に進めていった際のカンシとのファーストコンタクトの場面について、逃げ方が分かり難く感じました。この場面だけどうしても突破できず、攻略サイトを見ちゃいました…。それとも、その逃げ難さも狙い…?
テーマは重く、深く考えさせられる内容です。
素敵な作品、ありがとうございました…!
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