Ver.1.03でプレイ。
FPS視点の3Dホラーで、高速の鬼ごっこ中心の
ゲーム性でパニックホラー的な恐怖を体験できます。
今となってはかなりシンプルなグラフィックに感じますが
公開当時の国産フリー3Dゲームとしてはかなり高水準で
プレイヤーの期待に応えてくれていたことでしょう。
ゲームはエリア単位で進行していく構成で
鍵を取って敵から逃げるの繰り返しがメインになりますが
敵の出現がかなり唐突で動きも早いので
慣れない内はかなりのプレッシャーがありますが
慣れるとサクサク進んでいけるバランスで
スリルと開放感が感じられる良い塩梅と言えるでしょう。
ただ、基本的に死んでルートを覚える前提なので
後半の長めのマップと合わせてやり直しの繰り返しは
苦手な人にはちょっと辛いかもしれません。
ストーリー性や細かい探索を期待すると肩透かしを食らう
かもしれませんが、お化け屋敷的なアトラクションとして見れば
中々楽しめる作品だと思います。
ホラー-
視界がかなり暗い中で、突然現れる血溜まりや怪物…
そしてその怪物からひたすら逃げつつ、ついには追い詰められて…
と、3D探索ホラーゲーらしい作品でした
難易度-
懐中電灯の光が届く範囲が狭いので、近づかないと右も左も
わかりづらく、似たような構造で開かないドアも多数あり、
なおかつそれを記憶しながら怪物から逃げ回りつつ
カギを集めなければならないので難易度はゲーム慣れしてないと
難しいかも。
作りこみ-
グラフィックは荒いものの、ホラー探索に十分なオブジェクトと
迷いやすくなるようなつくりは秀逸。何処のドアが開いたっけ・・・ってなることもありました。
実況-
絶叫が飛び交うことになるでしょう・・・
セーブポイントの間隔が長めなのでカット編集があればいいかも
ある程度攻略の目安が立つとそれの攻略を目指す感じになるかも。
恐怖の森と比較して-
あちらが広めの屋外としたらこちらは狭く長い通路を手探りで
探す感じに。難易度はこっちのほうが高めかも。
何とかクリアまでたどり着けましたが、黒い扉を超えるたびに
「また何かいるのか・・・」と恐怖しました。
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