このレビューにはネタバレを含みます。
すべてのエンディングを回収することができました!
エンディングは全部で十通りあり、スキップとセーブを駆使すれば三十分ほどで全回収できる仕様となっていました。
ゲーム内容は「女王の暗殺者を予想し、処刑対象を選ぶ」というもので、正直なところエンディングを一つでも回収すればおおよその人間関係を把握でき、おのずと真相も察することができます。
しかしながら、真エンドに到達するためには周回プレイが必須となるので、あからさまな地獄も選択しなければなりません。
ゆえに「この人は処刑しちゃまずいだろうな」という選択肢を選んだときのカタルシスが物凄いです。ごめんな……。ごめんな……。どうしてもトゥルーエンドがみたいんだごめんな……。
プレイヤーから侍女を処刑するように指示された大臣の表情が本当に好きです。「その人選はおかしい」と感じているだろうに、相手を責めもせず、なんなら慰めてくれる大臣は忠誠心のかたまりです。容疑者からすればたまったものではありませんが、プレイヤーからすればそこも含めて愛しさが爆発します。
トゥルーエンドBは「なにが正義なんだ」と考えさせられる内容で、その人を処刑するくらいなら犯人ではないとわかっていながら容疑者を処刑してまわっていたわたしを処刑してくれとおもいました。なんでこんなことに……。
素敵な作品をありがとうございます!
次回作もございましたらぜひともプレイさせていただきます!
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No.56562 - 2021-03-08 22:11:51
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