線引き
難解な文章で、読み手を選びそうな作品。序盤はその文に慣れず首を何度もかしげていました。ですが最後の一言で物語の全貌がわずかながら見えた、ような気がします。まさかこう繋がるとは……驚きでした。
先のレビューでも挙げられている通り、確かにある程度の知識がないと難しく苦痛でしかないような気もします。一人称の切り替わりが多く分かりにくいという点も同じく。ですが、それを上回る何かがあるようにも感じました。
善と悪、自分と他者の線引きって一体なんなのでしょう。そんなことを考えさせられるお話でした。哲学的な作品がお好きな方におすすめです。
(無題)
面白かった、いや、悲しかった。ネタバレをしてどうだったか伝えたいが、省略させて頂きます。
ありがとうございました。
感想
■デザイン関係
背景画像がとても良さげだったので、話の内容はかなり難しそうだと思いながらもDLしました。
実際使用している画像はとても綺麗で良かったですね。
選曲はどこかで聞いた事があるフリーBGMですが、外れてはいないと思います。
■文字関係
「難しい、意味わからん。。」
この作品を読み始めて一番初めに思った感想はこれです。
まず、どこの国のどういう内容の話なのかも分からず、読み手にはかなり厳しい出だしだと思います。
読み進めていっても難しい例えや文章が続き何とか物語を理解しようと「第三世界」についてWikiで調べる自分(苦笑)
こういう作風にわざと(?)しているのだと思いますが、もう少し訴えたい事を分かりやすく説明して欲しいです。
ただでさへ難しい題なのに伝えたい事を遠まわし&知識レベルがある程度ないと分からない例え用語があり読んでいてきついものを感じました。
(自分はあんまり分かりませんでした。。)
一人称も唐突に切り替わり誰が誰だか分かりにくい。。
そして、物語は唐突に終わり…最後まで真意が読めなかった。
■最後に
「玉虫色」の作者さんの作品ですが相変わらずフリーならではの癖の強い作品ですね、嫌味じゃなくて良い意味で!
評価や感想文は失礼ながらされにくいと思いますが、自分はこういう作品はフリーノベルになくてはならないと考えています。
それは何故かというと作者さんが伝えたい「何か」を感じるからなんですよね。
物語の意味は分かりませんでしたが…(おい!/爆)
これからの作品作りに期待しています。
ありがとうございましたm(_)m
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