納得して面白いと言える作品。
まず戦闘グラフィック・イベントスチルが凝っている。シナリオも一貫して面白くて、話の広げ方が上手く、先を読みたくなる。戦闘バランスも一部ボスを除いてかなり優れている。序盤の雑魚はやや手こずるが、途中からエンカウントブレイク(エンカスキップアイテム)が手に入るので適宜狩る感じになる。ボス戦も、無理に高性能装備を合成しなくても、デバフ管理などの戦略で上手い具合に勝てる。ただ一部ボスが強力でレベル上げがほぼ必須。そのようなボスはイベントスキップがあるため、作者も想定しているのだと思う。
一番の醍醐味はやはりキャラクターだろう。ヒロインたちは勿論の事、サブキャラクターも魅力的だし、なにより主人公が拳で語るタイプなのが熱くていい。
総じて高クオリティで、プレイしてよかったと思える作品だった。
次回作があれば遊んでみたい。
回復アイテム、装備をコンパクトにしてバランスがとれています。
その分、素材などのボリュームを多くして、やり込めば戦闘が楽になるように設計されています。
本来は非常に難しいメインキャラクターの視点が変わっていく部分ですが、
見事にストーリーが厚く表現されています。
どのキャラクターも愛着が湧いて、特有スキルが必要な時もスムーズに繰り出せました。
驚くべきは創り込みです。アイテム商人のセリフは出会う度に変化して、
場所によっては一度しか聞けないセリフもありました。
そしてミニゲーム。これには本当に時間がかかりました。
弾幕を避ける、時間内にアイテムを集める、連打して上位ターゲットを破壊するなど、もう盛りだくさん。
長い時間を楽しむことができました。
心のこもった顔グラフィックがセリフごとに変化し、情熱的なカットインは胸を熱くします。
そして終盤の感動シーン、エンディングの素晴らしさは言葉になりません。
形では無い暖かなものが伝わってくる作品です。
以前DLした時には火山で迷ってしまい、途中でゴミ箱に入れてしまったのですが、今回は攻略サイトがあったので見ながら、そして今クリアしました。いやー、本当に面白かったです。まずストーリーがいい。やっぱり漢はステゴロ最高ですよね!!!!キャラ一人一人のバックグラウンドもよく作りこまれていて、違和感を感じるような事が全くなかったです。(ケンの「また暴走?!」「いや、俺は正常だ」のあの辺のやり取りは、お腹を抱えて大笑いしてしまいましたw)
戦闘についてですが、まずレベルがばんばん上がるのが気持ち良かったです。私はレベルを上げて力技というタイプなのですが、そういう人には実に持ってこい。レベル、めっちゃ上がりやすいです。さっきまで手こずっていたいた敵キャラが、しばらくするとなんなく撃破できるようになります。回復も多数あるし、敵撃破につまづいてストーリーを堪能できないという事が殆どありません。これは実にありがたかったです。ただ一つ、古の剣は三本なのでしょうか?竜鱗があるのに、なぜ三本…?と、そこだけ少し気になりました。メンバーの入れ替えは殆どありません。最近のゲームではメンバーがおおく入れ替えを楽しむ的なものが多い中、私は固定メンバーで戦うのが好きなので、この点も高評価でした。
最後に、立ち絵、めっちゃカッコよくなりましたねー。エンディングのイラスト、本当に素敵でした。完成に8年も掛かったそうですが、こんな素敵なゲームを完成させてくれて、本当にありがとうございました。
かなり長編のまさにRPGという作品です。
長期休暇があるときにプレイするとよきと思います。
仲間キャラやマップの行ける範囲が次々変わることと、難易度が高いこともあり、取り逃し要素を気にする方もいると思いますが、あまり気にしなくともなんとかなります。
私は絶妙なバランスだと思います。
序盤、中盤は思考錯誤したり、うまいレベリングスポットを見つけたり楽しめました。
終盤はサッと駆け抜けられるので、ラストダンジョン症候群にならずに済みました。
ストーリーもテンポよく、核心に迫ってゆく演出が良かったです。
キャラクターが魅力的で、生き生きとしていて、個性的だけど非常に人間味のある女性ばかりです。
斧が似合うあの人がすきです。
戦闘モーション、立ち絵等のオリジナル素材が引き立ててると思います。
一点だけ不満なところは、次に行く場所が分かりにくく迷うことがあることです。
話を半分に聞いていた私が悪いのですが、終章の村で次にどこに行くか分からずセーブデータもあまり分けていなかったため積んでしまいましたが、あの人がすきなので、また始めてやっとクリアしました。
それを含めても神ゲーなので合う人はぜひ最後までプレイして欲しいです。
素敵な作品をありがとうございました!
かなりの長編ですが、シナリオのテンポが良くて最後まできっちりプレイできました!
キャラクターが活き活きと動いていて、とても好感が持てます。
難点は他の方も言われているように、戦闘バランスですね…。
序盤から中盤は敵のHPに対してこちらの与ダメが低いわ、鬼のような猛攻を仕掛けてきて戦闘不能者が割かし出るわ…。
正直、投げようかと思うことがありました。
中盤以降は終盤までパーティーメンバーの入れ替わりが激しく、実質的にイベントばかり見せられている感じがあります。
ストーリー自体は良かったので、苦痛というほどではないですが。
終盤はこれまでが嘘のようにこちらの火力がインフレして中ボスからラスボスまでほぼ瞬殺です。原因はヒロインの一人であるイリナ。
魔法攻撃力を上昇させる特技→各種最強魔法で敵をブチ殺していきます。
最大MPを上げるアイテムで補強し、終盤に合成可能なMP消費半分にするアイテムを装備させると「もうアイツ一人でいいんじゃないかな」状態に…。
面倒な手順を踏んで発動できる究極奥義の立場が正直ありません。
名前関連は伏せますが、戦闘におけるネタバレ含みます。
まだ一章突入したばかりですが、他の方も言うとおり、ストーリーは非常に良いです。ギャグもシリアスのバランスも非常によく、お話の盛り上がり具合のバランスも良く「(良い意味で)これでまだ序章なのか・・・」と思えるような内容で、先の展開が非常に楽しみに思えます。
ただ、戦闘バランスについては手応えを追い求めた結果なのか、ボスがお祈りゲーと化してる部分があります。
例として序章最後のボスですが、こいつはランタゲ五回攻撃(一発のダメは30程度)を使って来るのですが、所々で使って来る攻・速バフの効果が異常に高い。主人公のレベルを上げればディスペル系のスキルを覚えるので(仮に全滅した場合、アドバイスとしてそのスキルの存在を教えてくれます)、速攻それを使って解除すれば良いのですが固定された行動パターンなのか、このバフの後には必ずランタゲ攻撃を使ってきます。
その際に一発30程度のダメが一発100位まで跳ね上がり、主人公のディスペルスキルを覚えた直後だとHPは300台。片方に4発集中したらHP満タンからでも沈みます。また仮に3発、2発に分散しても、3発もらったのが主人公の場合、その時のHPによってはそのターン使おうとした解除技が不発(某メガテンゲーム同様技系はHP消費)に終わり、その後は回復が追いつかず全滅するだけ(仮に五発集中しても耐えられる程度までレベル上げるとすれば恐らく70~80台まで上げる必要があるかと)。
この様にボス戦はボスの行動パターンによっては異常なレベリングをしない限り、装備やボスの攻撃属性に合わせた対策をしても詰む所があり、完全にそのパターンにならない祈る意外無いという状況となり、お祈りゲーが嫌いな方にとっては強いストレスを感じるバランスなのは要注意です(何処でもセーブできて全滅のペナも無いのですが、メッセージスキップ機能が無く全滅or詰みパターンを引いてリセットする度にイベント会話が流し直さないとダメな部分ははちょっとダレます)
ストーリーとイラストに非常に力を入れているゲームですね。
戦闘ではカットイン演出が使われており、ストーリーは勢いがあり熱い展開が多くて盛り上がります。
その一方でお笑いのような軽い会話やちょっとエッチなシーンも多いので、フリーゲームらしい自由なゲームと言えるでしょう。
戦闘について
敵のエンカウント率は少し高めですが、あるアイテムを使えば敵とエンカウントしなくなるので特に不満は感じませんでした。
終盤は協力な全体攻撃魔法で敵を一掃出来るのですが、序盤中盤はちまちま単体攻撃しないといけないので結構疲れますね…敵のHPも多めですし。
あと、命中率が低いのか敵の回避率が高いのか分かりませんが、とにかく攻撃が当たらないことが非常に多いので、それも戦闘を長引かせる要因になっていると思います。
ストーリーについて
このゲームは序章、1章、2章、3章、終章という構成なのですが、2章からの盛り上がりが凄まじく、飽き性の自分でも一気にクリアまで進めてしまいました。
だんだんと黒幕の正体に近づいていき、それまでの謎も次々と解き明かされていくので辞め時が分からなくなります。
また、善悪二元論ではなく、ゲーム中で敵とされる人達も主人公達と考え方が違うだけで、基本的にはあまり悪として描写されていない人が多いのも高評価です。
一人だけどうしようもない極悪人がおりますが…
イラストについて
このゲームは製作期間が8年もあるということで、その間にかなり画力が上がっており
同一人物が描かれているはずなのにあまりの画力の違いに「こいつ誰!?」と思ってしまうシーンもあるほどでした笑
特に究極奥義?を使ったときに出てくるイラストがカッコよくて好きです。
キャラクターについて
どのキャラも個性的で、キャラ同士の掛け合いもとても楽しく読ませていただきました。
私はイリナを選んだのですが、一緒に旅をする中で徐々にお互い素直になり、距離が縮まっていく感じが良かったです。
最後は本当に幸せな結末を迎えられて、こっちまで幸せな気分になりました。
最後に
クリアまでの時間が長く、プレイを躊躇される方も多いかもしれませんが、その時間に見合った面白さは確実にあるので是非遊んでほしいです。
それだけ作り込まれたゲームってことだと思います。
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