伊達+αの夏休みクリアしました!
2人の、そしてその周囲で複雑に絡み合う様々な消えゆく者たちの悲しい運命に涙を堪えきれませんでした。
人は痛み無しでは成長できないのだなと私はかつて実感しましたが、果たして痛みとは本当に必要なのか? 成長するとは本当に必要なことなのか? 今までの価値観が揺らぐようなシーンが多々ありました。
社会、経済、歴史において、我々は常に上に進もうとします。先人たちもそのようにしてきました。
そのような無限に続く苦しみとわずかな快楽を目指して焼き切れていく事に崇高な精神と人間賛美を感じる人も多いことでしょう。
しかし、本当にそうでしょうか。
100年先の幸福と社会の進化を信じて突き進むことは大切ですが、時として人は、目の前にあるほんの些細な何かに、社会や経済、歴史以上の価値を感じ、それだけが続いてくれるのなら、あとは何もいらないと感じるのかもしれません。
このゲームのストーリーは私をそんな気持ちにさせてくれました。
伊達ちゃんは今日も生放送をするのでしょう。
夏休みも、クリスマスも、バレンタインの日も。
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No.48654 - 2019-08-02 11:37:48
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