【ネタバレを含みます】

「主人公チート」「何があってもハッピーエンド」「死んだと思ってたが実は生きていた」など
ご都合主義・甘っちょろいRPGが多い中で根底から覆して下さいました。

固定メンバーなのでレベル上げもサクサクかつレベル上限が決まっているので緊張感を持って
最期までプレイすることが出来ました。
（消費アイテムもしっかりしていて、最終戦でお世話になるアイテムが序盤から買えます。）

尚、主人公ミカちゃんを襲うのは、化け物だけではありませんでした。
「都合の悪い物は消せばいい」「国家を超えた巨大組織が弱小国から子供をさらう→モルモット」
「戦時下で女性がどのような扱いを受けるか」「資源が足りないなら、役立たず人間使えばいいじゃない」

「人間は救いようがない」とミカちゃんに向かって数千年稼働していたアンドロイドから言われるのも
無理はありません。（お約束通り組織の上層部は腐ってます。）

ここまでされてもなお、親友や仲間の為にミカちゃんが「後悔しない選択」をしたのは驚きました。
（しかし、今回の事件をサンプルにして、さらに最悪なことになるのが目に見えていても、やって良かった
と思える作品です。みんなに勧められないかもしれませんが、人生を考える上でも是非やって頂きたい作品です。）

自宅でアーカイブが見られるので、そのキャラクターの背景やどのようにしてこうなってしまったか、
設定好きにも堪りませんでした。

集中してやれば、1日でクリアも可能です。しかしながら言葉や文字にできないほどの事実の連続にプレイ後は
呆然としてしまいました。（この何とも言えない憤りの様な物は書き表せません。）


尚、次作の「大きな樹の中で」の伏線もミッチリ詰まっており「ルイーズ」の名前が出てきた時には
その整合性にビックリです！（既プレイの方はプレイしてみるとトラウマを抉られます！）

最後になりましたが、作者様には素晴らしいゲームをご提供頂きまして、誠にありがとうございました。
（個人的にワカメコーラを飲んでみたいと思いました。）

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主役というのはやはり物語を魅せるものです。二人共魅力が強く、彼女達を追う形でのめり込めました。凄惨なストーリーでありながらもグイグイ引っ張られる感覚で続きが気になり、大凡悪い方向に行くんだろうなーと考えながらも、その続きを読みたくなる、そんな物語でした。
戦闘の方は、変なことをしなければ苦戦することもないため、あくまで物語主体の表現の一つという感じでした。結構トラウマものですけどね！そういう意味では、ややホラー…グロ要素があるので、そこだけは留意する点でしょうか。
独特のドットマップやフィールドも、シンプルで良い怖さ味を出していました。また次作以降も楽しみにしています

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ゲームで遊んでいて、
どうやってストーリーを考えてるのかな？
といつも不思議に思うのですが、
この作品のストーリーもその一つです。

少女とケンティの小冒険から始まった物語が、
やがて世界が関わる出来事になっていく、
その筋書きへの展開が波乱に満ちていて、
ゲームを進める手を止められませんでした。

ちょっとした好奇心が更なる危険を招く構造で、
その危険も少女が体験するものの中でも最大の、
トラウマレベルのものかもしれません。
ですが何につけてもキャラクタの魅力がそれを、
はねのけて物語は一歩一歩着実と進みます。

ケンティがとても良いキャラをしていて、
悪を絶対に許さないその断固とした態度は、
やはりタイトルヒロインになっているだけの、
ことはあるなと感心しました。

敵の武気味なグラも演出も良かったです。
全体で一部マップ移動の暗転のウェイトが少し長いかなと、
軽く思ったぐらいです。

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ストーリーが気になったので飽きずにプレイ出来ました。
戦闘は難しくなく、アイテムを買うための資金も十分で不自由しませんでした。

欲を言えば、主人公の移動速度がやや遅く感じましたので、
もう少し上げて頂ければさらに進めやすくなると思いました。

次回作があれば、是非プレイしたいです＾＾

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主人公と少女が大きな敵や辛い過去から逃げず、戦う姿に心を惹かれる作品かと思います♪
多少、グロい表現やトラウマ物質もありますけれど、物語は嫌いではありません♪
自分も共感できる所もありますのでw
良い作品、ありがとうございました♪

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