どれをとっても良い。
ネタバレを含みます
すべての勢力でクリアしました。
グラフィック◎
シナリオ ◎
ボイス ◎
全てにおいて完璧です。
勢力プレイでは、帝国
人材プレイでは、リカード
が好きです。
ゲス2人も存在感がありました。
それはともかく必殺技の爽快感は
体感するべきです!
きっとやめられなくなります。
三勢力でクリア(ネタバレあり)
マスケット、エルフ、教団でクリアしました。
概ね面白かったですが、致命的…… いや、もったいないなと思うところが何点か
イラスト、セリフはとても良いと思います。
丁寧な造り込み、親切なチュートリアルでとても好感が持てます。
感心したのは戦闘マップで、とても丁寧で、こういってはなんですが、攻城戦と港湾戦は、本家よりも造りがしっかりしていると思います。
ゲームバランスも本家より良いと思いました。
ただし、シナリオは広げた風呂敷をまったく畳まずに終わった感は拭えません。
ゲームはネット小説じゃないんだから、続きは更新を待って、じゃ通用しないと思うのですがどうでしょうか。
また、他の方も指摘していると思うのですが、ラノベ的会話が随所にあり、シリアスな雰囲気を台無しにしています。
具体的には、会話文に応答が多すぎます。
近年のラノベやノベルゲームに多い傾向なのですが、SRPGでやるとくどいと思います。
あくまで事例です。ゲーム中の会話ではありません。
「隣の家に塀ができたって~」
「へぇ~」
「へぇーってなによ、もっとリアクションはないの!」
「へぇ……」
「なによその返事! もう、信じらんない!」
「●●はいつも怒ってばっかりだな」
「なによ! あんたが怒らせるんでしょう!」
「はいはい」
「もう!」
こんな応答会話が延々と続きます。
セリフを書いている方は、シーンに時間をかけて見てほしいのでしょうけど、鬱陶しいだけです。
こんなものは二行で十分だと思いませんか?
次にSF的手法ですが、タイトルに「ロストテクノロジー」と銘打っているのにも関わらず、SF的考察が甘いです。
SFネタを投入するなら、もっともっと細かく詰めてプレイヤーを納得させなくてはなりません。
どうしても銃器ユニットを出したいから、無理矢理SFにした感が拭えないのです。
例えば、浮遊魔城はどういう原理で浮いているのか?
原子力なんて銘打っていますが、そんなのありえないです。
SFだからいいんだよ!というならば、SFファンは納得しない。
ファンタジーだからいいんだよ! で逃げるならSFなんて要素は投入しない事です。
この場合、例えば、宇宙エレベーターを作って、静止軌道上に浮かべた方がより現実的です。それなら落すのもありでしょう。
せっかくここまで作り込んでいるのに、とてももったいないと思います。
今後の製作のプラスになれば幸いです。
ボイス実装完了記念
公開当初よりプレイ可能な全人材に立ち絵、全勢力に公式シナリオがあったのが印象的なゲームでした。
その後、人材プレイのシナリオも追加されたり、「正史」という条件固定のイベント戦闘マップが加わったりと、正当進化を遂げてきていたのですが・・・
全キャラボイス実装にはたまげました(笑)
VT(ヴァーレントゥーガ)シリーズは戦闘中に、戦況や使用技に応じて人材がセリフを発するのですが、ロストテクノロジーではカットイン&ボイス付きでセリフを発してくれます。
自分も久々にプレイしてみましたが、普段は人材の自動撤退とかを見逃しがちなので、意外とプレイ面でも便利だと感じました。
カットインが画面を圧迫するのには見にくさもありましたが、そこは演出として楽しむためなので仕方ないかなと。
シミュレーションゲームとしての作りですけど、どの勢力・ユニットも無難に強いです。
弱体化されてもなお強めな竜騎士とか、凄く硬い山の人やトカゲとか強めな人材はいますが、概ね全員使える。
更に言えば、上位レベルで一般ユニットも雇用可能であり、しかもそれぞれがそれなりに強い。
そのため、いかに早く勢力を拡大し、人材を多く集め経済力を確保するかが勝負になります。
逆に言うと、どの勢力でも基本その戦略で勝ててしまう。
難易度表記が高い勢力は、シナリオ上特殊な戦闘が待ってるからという理由が大きい気がします。
そのため、シミュレーションゲームとしての面白さは他のVT作品により優れてるものもあると思います。
ただ、上述したようにシナリオが全勢力に用意されており、しかもどの勢力から始めても基本困らないって意味では、凄くプレイしやすい作品です。
本家VT以上のとっつきやすさということで、オススメしておきたい。
妙に知的なトカゲ主人公が拝めるのも本作ならではです。
できれば、第二幕の製作や正史の更新を再開して頂きたいなあ(笑)
すごく期待
いくつかの勢力でクリア。
ヴァーレントゥーガとシステムは同じでも色々とテイストが違う。
まずは、他のレビュー同様に高品質な統一されたイラスト最高。
これだけでも有料だろ!?と思わせる。
戦闘時に出てくる立絵は、高品質なので許せる(笑)。出てこない設定にもできるようなので◎。ただ、顔入りセリフのせいで隠れてしまう部分が操作の邪魔になることがあって残念。カーソルで触ったら消えるようにしてほしい。
勢力によって、絶対に雇用できない種族がある。
シナリオのポリシーとかあるだろうし、これの良し悪しは人によると思う。個人的には条件次第で色々雇える方が楽しいと思う。
贅沢言えば、シナリオ選択式とかにして、シナリオの条件次第で雇用可能種族が増えるとかが楽しそう。
死んでしまうキャラもシナリオなどの条件次第で救えればいいな。と思うのは、雇用ヒャッハーしたいというよりもキャラへの感情移入ができているから。
まあ、やたらと雇用できないというのは、単一種族でも工夫次第でけっこうクリアできるようになっているから問題は無いんだろう。
だから無双キャラがいない。
それはそれで楽しいが、やっぱりスゴ技エフェクトとか属性相性でスパッと切れる快感とかはない。悪く言えば陣形と力でゴリ押し。
イベントも楽しい。
まだ回収できていない伏線が結構あるけれど、伏線というよりもエピソードとして読んでいるので気にならないかな。人生の伏線回収なんてし切れないから~
しかしだからこそ、条件次第でいくつかの伏線が回収できるようになることを期待。
バグとかも無いようだし、すでにかなり楽しめるレベル。
でもこのシナリオがもっと充実するならすごく期待して楽しみに待っている!
手始めにヴァーレントゥーガをやるにはお勧め
まずチュートリアル機能もあり、良くも悪くも難易度は高くありません。
特筆すべきは華麗なグラフィックにボイス、加えて各勢力をクリアする事で見えてくる世界観や相関図などが、とりあえず全勢力でクリアしてみようかと言う気にさせてくるので、若干敷居の高いヴァーレンの機能に慣れるには良いのではないでしょうか。
また進行度によって発生するイベントなども、中盤以降作業になりがちなシミュレーションゲームの欠点を多少補ってくれます。
強いて欠点をあげれば、特定勢力や特定キャラの会話が世界観といまひとつあってないのと、これも特定勢力のイベントダンジョンが苦行でしかなかった事です。
シナリオの追加&続編を期待してます。
良作
全シナリオプレイしたので感想。
秀逸なグラフィック、人材が多いにも関わらずキャラ立ちしてる、それぞれの勢力のシナリオ、ユニットの性能と戦力バランス、どれも良く出来ていてヴァーレンが元になっているとは言えどもここまで創れるのは正直スゴイ。戦闘中のボイスがキャラをさらに引き立たせているのも素晴らしい。
人材・一般兵の性能やスキルを適材適所で使えば難易度はどの勢力も同じに感じる。本当に良く出来ている。
個人的に気に入ったシナリオが幾つかあるのでまたプレイすると思う。
あくまで個人的感想ですが、主人公(一勢力ではあるが一応そう設定されている)勢力のキャラ、シナリオ共におもしろいと思えなかったのが惜しいと言うか残念と言うか何んと言うか・・・。主人公は設定せず、それぞれのシナリオの相関関係や辻褄をもう少し丁寧にしたら傑作!!!・・・になるかもしれない。
ともあれ本当にフリーゲームでいいのかと思うほどの出来であることには変わりないと思う。有難う。^ー^
おしい価値のある作品
プレイステーションのゲームを無料でできる感覚。
惜しいのは
初めてこの手のゲームをさわる人には操作方法が良くわからないので、慣れる前に投げてしまうかも、と思いました。
チュートリアルが欲しいところ。
個人的に、このような感想を持つのは
それだけ良い作品だったということで、
完成度をもっと上げていけば有料ゲームもいけるのではと思いました。
ゲーム性に難あり
ヴァーレントゥーガ系列の派生作品の1つです。
ヴァーレントゥーガのシステムに関しては他の方の感想があるので割愛します。
他の方が書いているようにキャラグラ、顔グラは派生作品の中では
類を見ないほど秀逸ですが、それを全面に押し出しすぎてゲーム面がややおざなりになっているように見えます。
(戦闘シーン、戦略シーン共に全身のグラフィックが出てくるのも人によって好みが分かれそうです。)
本家ヴァーレントゥーガのように個々の人材ユニットが強くもなく、
光の目やきのたけ戦争のようにユニット間相性・格差がハッキリしてもいないため
戦闘シーンは単調になりがちですし、派生作品経験者は作業感がどうしても強くなってしまいます。
また、ロストテクノロジーを主題としていますが、現状は特定のユニットのみ恩恵を受けている状態で
これらを国家・ユニットの色付けに使わないのは大変損をしているかと思います。
現状、ゲーム性に関しては他作品より抜きん出ているとは言えませんが
これだけ大規模な派生作品は他にもないため今後の更新に期待です。
楽しめました
とても楽しめました。
しかし、いかんせんもったいない印象が強かったです。
豊富で美麗なイラスト、
そもそもこれに惹かれてプレーしましたし、
それぞれ勢力ごとの色も多様でついつい何度も
プレーしてしまいました。
何度もプレイできてしまうくらいゲームとして面白く、
粗はあっても十二分に楽しめるゲームでした。
しかし、色々な勢力をプレイしていて
引っかかるのがシナリオでした。
アナログ風のイラストからにじみ出る
どこかやさしいファンタジーの世界観。
そこにはまった勢力のシナリオは個人的には楽しめましたが、
そこに嵌っていなと感じる話が多かったように感じます。
部分的なキャラクター同士の
ライトノベルのようなやりとりが続き、
肝心のその勢力独自の物語がおざなりに感じられる話や、
複線を張りつつ、それを回収することなく
雰囲気だけで完結に至ってしまっている話も
あったように思います。
また勢力ごとで同じキャラクターの印象がまったく違うことも
とても気になる部分でした・・・。
そこがしっかり出来ていたらもっとずっとよかった。
そう思って書かせて頂きました。
失礼しました。
最高の戦略シミュレーションゲーム
時間を忘れてプレイしてしまいました。本当に、最高でした。
ヴァーレントゥーガと同じシステムを採用した
ターン制の国家間戦略シミュレーションゲームです。
ユニットの採用/配置という俯瞰的な操作から
戦場での指示出しといった個別的な操作まで行え、
大充実の操作感となっています。
隣国と友好を深めて同盟を組み共通敵対国を討つなど、
戦略の余地が十二分にあるため、戦略がうまくいったときなどは
思わず「よし!」とつぶやいてしまうほどのめりこみます。
そして、なんといっても素晴らしいのが、
絵が美しく、ストーリーが秀逸な、イベントの数々!
現時点でEDのない「魔界」を含め、12の勢力がプレイできますが、
それぞれの勢力が戦乱に参加した理由や、
勢力組織内での人間模様の描写には、
ときにニヤリとさせられ、ときに涙を誘われます。
その深遠な世界観に、魅了されることうけあいです。
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