重力装甲メタルストームを思い出しましたがさておき。重力を制御して進むゲームシステムは意外とありそうでないので、まだまだ開拓の余地はありそうな気もします。クルステさんのマグネリヨンも重力ゲームの一種と言えましょう(ワイヤーアクションの一種とも見れますが)
本作は前述のメタルストームやマグネリヨンとも違った重力制御ゲームとなっています。アイデアの着眼点や作りの丁寧さはさすがヲシダさんだと思います。
しかしながら、ヲシダさんの過去作と比べると若干詰めの甘い感じがします。1面は簡単でしたが2面からいきなり難しくなり、不自由な操作性を駆使してひたすら障害物や敵をかわして進むような、イライラ棒的なゲーム性が強くなっている気がします。ステージのギミックが全体的に変わり映えせずに単調。ボスの攻略法も全体を通してほぼ変わらない。5面ボス(ラスボス?)はタイミングがシビア&耐久力がとても高くてあきらめました。
ヲシダさんならもう少し遊びやすいゲームバランスに調整しつつ、ギミックや攻略に変化を持たせるのも難しくない筈なので、単純に作り込む余裕がなかったのかなと思いました。イライラ棒的な不自由さよりも自在に空を飛び回れる自由さを楽しめるようなゲームにして欲しい気もします。
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No.19076 - 2014-05-04 19:51:38
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