基本は見るだけでストーリーが進む、コミックゲーム【*】ですな。 稀に戦闘があるけど、オートプレイで余裕勝ちできるので、あって無いようなものですな。
・・・で肝心のストーリー感想は、展開に無理があったり、演出不足な面も多々目立ったけど、笑いあり、涙あり、どんどん先が見たくなる面白さで、なかなか楽しめましたよ。 ただ、主人公が最後までどうしても馴染めなかったですな。 任務の為とは言え、無抵抗な人達を何のためらいも無く殺したり、死にゆく仲間に対して何の感情も見せない冷血さは、クールと言うよりも、鬼畜のような印象を受けました。 あと死体が嫌にリアルで大量に登場するのもやりすぎ感が・・・。まぁある意味現実的なのかもしれないけど、もうちょっとソフトタッチに描いて欲しかったですな・・・。
1話ごとの長さは数分で終わるので、暇潰しにさくっとプレイできてお手軽ですな。
【*コミックゲーム】
本作のように、ゲーム性を廃し、ストーリーを楽しむことだけに作られた、オート進行のゲームの事を差す。 ちなみに自分が勝手に使ってる言葉なので、有名なゲーム用語では多分ないです。
セーブできる箇所が少ないというのが1つ。
これはプレイヤーが自由に行動出来ない、この作品に置いて
大きなネックだと思った。
頻繁にセーブ画面が出るというのも何だが、これは少なすぎ。
主人公にも好感が持てなかった。
最初はストイックなダークヒーロータイプだと思っていたが
金の為なら何でもする、マシーンのような男だと思った。
エンディングまでで少女と出会った事により何らかの変化が訪れる
のかなと思ったが、結局何も変わってないと思う。
最後のあの台詞は、意味深と言うよりは軽い失望を覚えた。
あと、主人公が覚えている技が多すぎる。
あれでは選ぶのが面倒くさい為、結局通常攻撃のみの選択となる。
長刀の特殊攻撃を1個、強力な魔法を1~2個、回復魔法も同程度に
留めておいた方が良い気がした。
だが、これは中々の意欲作だとも思う。
レベル上げが面倒くさい、ストーリーだけを楽しみたいという人間にとって
この作品は有り難い。
ストーリーも上で多少指摘はしているが、他作品に比べれば
水準は大いに越えている。
笑いのツボも中々的確に把握しており、
尚かつ シリアスシーンとの温度差もしっかりしている。
まだツクールに慣れていない節が随所随所に見られたが、慣れたら
かなり化ける作者殿だと思った。これからに期待。
ストーリーが素晴らしいです!感動です!
最初はもっと自分で行動できるところがあったら良いのに・・・と思っていましたが、あまりないからこそ良かったのかもしれません。
死体等々がリアルで、とにかく良かったです!普通のゲームでは、戦闘不能になれば宿屋などですぐに蘇るので、現実味があまり無いのですが(しょうがないですけどね(; ̄- ̄)...)このゲームは、死んだら死体となって出てくるので、「人間は死なない」と思っている人が出てこなくなるし、とにかくすごいんです!!
後編に期待しています!(ものすごく)