正統派にしてくれれば……。
疑似サイドビューは雰囲気出してるし、シンプルな戦闘は良いと思います。
演出も凝っていて綺麗だし、力が入ってることはわかるんです。
ただ、前の方も書いてますが、正統派とは程遠い作品ではないですか?
展開がゴリ押しご都合主義なのはこの際いいんですよ。フリーダムなのもいいんです。
でもテキストやアイテム(ヤク)関連がいくらなんでもふざけ過ぎ。
えっと、私の知ってる古き良き時代ってこんなのじゃないんですけど。
「純文学です」って言われてケータイ小説出された心地です。
正統派を名乗るつもりならテキストどうにかした方がいいです。
この路線なら「コンセプトは古き良き時代の正統派」なんて書かない方がいいのではないでしょうか。
序盤の感想ですが。
さわり程度の感想で申し訳ないのですが、途中でプレイを断念しそうな気がするので先に感想を書きたいと思います。すみません。
製作期間7年という事で、どれだけ凄い作りこみとドラマティックなストーリーで引き込んでくれるのかと最初はワクワクしていたのですが・・・う~ん・・・
まぁ作者さんの紹介に「ご都合主義・フリーダム」ともあるので、確かにその通りって感じです。
ただ主人公がこうも頭カラッポなイエスマンなのはどうにかならなかったのでしょうか。
終始腹黒女神にそそのかされているだけな感じで、これじゃ正統派熱血主人公ではなく単なるバカにしか見えません。
そして、なんかこう、冒険のワクワク感とか、この先の展開が気になるとか、そういうのが微塵も感じられないんです。
以下、気になったとこ箇条書き。
・最序盤から敵幹部がメタ発言をして萎える
「世界観の関係上、テレビもゲームも携帯も無い~」
・言いたい事は理解できるが、所々日本語がおかしい
「様子が異様な帝国兵」→普通は「異様な様子の帝国兵」では?
剣が脆弱になるってのも何か変。力が弱まったとかで良いのでは
・序盤、王子である主人公の持つあるアイテムを狙って敵が城を襲撃してくるのだが、
両親を案じて玉座に駆けつけた主人公に対し、敵の眼前であるにも関わらず主人公に向かってアイテムの秘密をペラペラとしゃべる両親・・・
いくら主人公は(その秘密を)知らなかったにしろ、あからさますぎてそりゃねーよと思った。
そしてこの時みすみす逃がす敵もねーよと思った。
・フリーダムというか狙っていると思うんだけどアイテム名が変
「ヤク薬」「ヒールドラッグ」「ぱわ~・エキス」とか。しかもコマンド「ブツ使用」で使用する
勇者様ご一行は全員薬物中毒者なんでしょうか?お金も戦闘終了後に「ぶんどる」し
総じて、「正統派」なのか「バカゲー」なのか分からない作品。
正統派にしてはアイテム名とかふざけすぎてるし、「バカゲー」にしては今ひとつセンスが足りず、単なるお使いゲーの印象。
ただ、最初ストーリー紹介を読んだ時、専門用語・人名が多くて面倒くさそうな印象があったのですが、(話・展開の単調さゆえに)たいして気にならなかったのは良かった(?)です。
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