絵も、BGMも、キャラの個性も、文句が出るものではありません。
ただ、設定が少しありがちなものではないでしょうか。
そしてハッピーエンドの流れも、あまりにも苦しいものがあります。
王道なのかもしれませんが、最近は「原因不明の不治の病」や「記憶喪失」、あるいは「奇跡」を持ち出している作品を多く見れます。
確かにこういった要素は「悲劇」を簡単に描くことができますが、あまりにも展開が唐突であることは否めないと思われます。
それまでの展開が無理なく進んでいるのであれば、唐突な展開というものは、それがラストでの唐突な展開であれば、今までの話を一瞬にして崩壊させる危険性を孕んでいるものです。
もう少しラストのシナリオの展開に無理がなければ、秀作と言えると思います。
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No.2038 - 2005-02-19 07:24:27
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