新作の前に・・・
2017-01-12 22:15:18
作者様である裏束氏が新作「ヒトミサキ」にとりかかっている記念に。
余所者は皆殺し! な村にうっかり迷い込んだ学生たちが、村からの脱出を目論むサバイバルアクション。
しかし、死体には一部不自然な点があり・・・
金田一少年の事件簿で言う、殺戮のディープブルーのような作品です。
謎解きも、村の真相と殺人事件と双方を解く必要があります。
逃げたり隠れたりする部分を自分で操作して緊張感を味わえるため、ゲームという媒体であることを活かしているのが魅力的です。
主人公が示す推理、そして作中で示される答えが「完答」でないところも面白い。
よく考えると違和感が解消されてない死体があったりします。
「ヒトミサキ」の登場人物紹介には、本作の主人公2人(らしき)人物ものっています。
まだプレイされていない方は、今のうちにやっておくのがオススメです。
2023年8月29日
↑って以前書いていたんですね
その間に ヒトミサキは完成し 真村雨になり 再プレイ
そして直近 shadowsをやったのがきっかけでまたプレイしてみました
話の展開はもうわかっていても やっぱり面白いですね
今回はshadowsの主人公来栖と 問題の人物の比較に集中してみました
やっぱ全然違います
問題の人物は 手段への葛藤がないですし 動機もどこまでも自分本位
来栖が甘言に乗ってしまうパターンも 結局は仲間という守るべきものがいたからであって
自己犠牲で破滅していっていることに変わりないと思います
そんな問題の人物ですら 友人・理解者は欲しかったという点は この村雨の時点でも感じられましたけどね
後々の作品との繋がりも含めると この作品には本当に色んな要素が詰め込まれてたのだと感服しました
今からやる人も まずは村雨で本来のゲームの雰囲気を楽しみ
次に真村雨をとっかかりにして 他作品との繋がりを楽しんでほしいです
狂った村人ども vs 主人公 vs 狂った高校生ども
修学旅行中の高校生たちが運悪く遭難してしまい、近くの村に避難したが、なんと村の住人が豹変し殺されそうになったり、死体が見つかったので、逃げようとする。しかしこの高校生たち…非行やイジメや前科持ちがいたり、友達を裏切ったり見下していたり犯罪を考えていたりと、ロクでもないクソガキが多すぎる!果たしてまともな人とまともじゃない奴、どちらが多いのか分かったもんじゃねえ!
という、滅茶苦茶な登場人物たちが繰り広げるサバイバルホラーゲームです。
見ての通り登場人物がぶっ飛んでいるので、ストーリーもそこそこぶっ飛んでいます。少なくとも「皆で協力してピンチを切り抜けよう」みたいなゲームじゃない事は勿論、死体や犯罪シーン、人によっては胸糞悪い描写が含まれるのは覚悟してください。
私はそういうゲームが大好きなので、最初から最後まで楽しませていただきました。(真ルートも含めて。)
登場人物の中で、誰が敵なのか、誰が味方なのか、誰がやらかすのか等、色々な考察を巡らせながらストーリーを見ると、より面白くなるのではないでしょうか。
次にシステム面と難易度について。
このゲームは、マップを調査する「探索」と、命の危険が迫る場で適切な行動を考える「選択肢を選ぶシーン」と、狂った村人から身を隠し逃げる「アクション」に分かれます。
探索自体はそこまで高難易度ではなく、ちゃんと探索が出来る方なら初見で一番良いエンディングに辿り着けるでしょう。(エンド分岐がある場所がちょっと厳しめなので、セーブデータは細かく分ける事をお勧めします。)一部の選択肢はしくじれば即ゲームオーバーですが、理不尽なものは無かったと思います。
問題なのはアクションシーンですね。狂った村人に対してステルスを決め込むシーンが多いのですが、簡単とは言えない難易度でした。様々なアドベンチャーゲームをプレイしてきましたが、ちょっと判定厳しめな敵や、アクションやマップの観察に慣れていないと突破できないシーンもあったと思います。
作中では、エンディングに影響がない選択肢があるのですが、これが「アクション要素強め」と「推理要素強め」に分かれています。ただしどの要素が強いのかは選択肢では分かりません。作中でこの情報を提示して「プレイヤーの好みで好きな方に行っていいよ」というスタンスは取って欲しかったです。私はアクション強めの方に行きましたが、結構キツかったです。
総合的に見て、このゲームは「結構尖りまくっている殺伐としたアクションホラーアドベンチャー」ゲームでした。
ゲームの腕に自信があって、悲惨で陰湿な展開を好む方は、是非このゲームのプレイをお勧めします。
もっと速く遊びたかったという後悔。名作です!
修学旅行中にトラブルに見舞われた一行は、幸運にも付近に存在した村で助けを待つことに。しかしその村は殺人鬼達が密かに住んでいた地獄の村だった――……
家がぽつんと一軒だけあったり、村があって、そこから周囲一体山と森で覆われていて何もない、という場所というのは、リアルでも結構あるものなので、実際にそういう場所があるのを知っていると、こんな世界も実際にありそうと思ってしまえる。その掴みの手腕、見事でした。まず世界観からいい作りです。
ストーリーは追いかけっこを中心とした謎解きで、この謎解きが物凄く拘っている。更に二重にも三重にも横にも縦にも過去にまでも、そして広範囲に重なってくる。
一つの謎を突き詰める、ではなく多重の謎を同時並列処理で解いていくさまは、脳が刺激されてとにかく楽しめました。楽しいどころか悲惨な環境なのですが、これがまた絶妙な仕上がり具合で、怖いよりも謎解きを進めたくなる。
※以下ネタバレを含むかもです
あまりネタバラシはしないでおきたいので多くは語れませんが、やっぱり怪しさ満点ですよねぇあの子は……そして苦労人の委員長さんはもっと報われて欲しい。彼女が個人的には一番人間らしくていい存在でした。
唯一問題を上げるとすれば、アクション全般でしょうか。判定がシビアで隠れる場所も限られるシーンがやはり多い。ストーリーの流れを追いたい時には本当に障害になりました。ですがその分、村の殺人鬼たちの強敵さ、という印象は強まったので、これはこれでありな演出でもありました!
全て見つけてあの死体の謎も解いて遊んだ上で、総じて良い作品でした。これほど綿密に作り上げられていた謎解き世界の中でも、謎がそれでも残っているのが、空想の余地を残していてとても良い。
ホラー好きでまだ遊んだことがない方は、ぜひ遊んでみて欲しい作品です。
ストレスなく、バランス良い仕上がりのアドベンチャー
4時間程度でコンプリート出来る長さの作品です。
推理・サスペンス要素があり、緊迫した状況設定なので、熱中してプレイしてしまいました。
キャラクターはややあっさり目ですが、その分、ストーリーや雰囲気に集中できますし、気軽にプレイできるので良かったです。
繰り返しのプレイ時は、イベントスキップが出来る点が助かりました。
「裏・村雨ルート」で新しい驚きがあるので、「村雨」プレイ済みの方にもおすすめです。
村人達と鬼ごっこ
「村雨」「真・村雨」 両方クリアしました。
※「真」は追加版ですので先に「村雨」をプレイするのを大推奨します。
◯「真」で明らかになる真実、キャラクター達の裏側・変化を見ることができます。
ある人物の印象がガラリと変わったので本当に驚かされました。
・「村雨」は約3時間で トゥルー、BAD、ノーマル の順でクリアしました。
瀬崎の推理パートではおぉ!となり、終わりかたも好きです。
・GAMEOVER数が多くて楽しかったです。
なにも調べてないものを最後に見たのでうわああああでしたw
数えてみたところ「村雨」で7個、「真・村雨」で+1個でした。
(結果が同じになるものは1個としてカウント)
間違っていましたらすみません。
・個人的に月村、浅木、高島が好きです。
【7days】が面白かったのでこちらもプレイしてみましたが正解でした。
【ヒトミサキ】でこちらの作品のキャラクター達が関係しているようなのでそちらもプレイしてみます!
おもしろかったです! ありがとうございました。
素敵なゲームですね
ヒトミサキから来ました。
ミステリー? サスペンスながら、主軸がしっかりとしていて、変な言葉ですが後味の良い怖さが残る、良いゲームでした。
ゲーム性は説明文通り自由度は低いですが窮屈な感じはなく、アクションとしての難しさはほとんどないので、普段ハイドアンドシークで泣かされている人にも勧められます。
少し間違えるとB級落ちしそうな、突拍子もない物語を、演出と無駄を省いた進行でうまくまとめあげており、作り手さんのセンスが素晴らしいと感じる内容でした。
ゲームとして面白いから
事件そのものの構造は、ちょっと強引過ぎる設定にかなり助けられている部分がなきにしもあらず?でも、このゲームの要はおそらくそこではないと思います。
とにかくプレイしていて面白かったです。
だから高評価になってしまう(単純だけど)
筋立てがきちんとしていてもゲームとして
操作していてつまらなければ、あまり意味はないわけで……
そういう点ではこのゲームは本当に素晴らしかった。
逃げゲーは好きではないのですが、このゲームはHIDE&SEEKというか、隠れたり陽動したりぴったりついたり、の操作が
実際にやってみて楽しかったです。
セーブロードを繰り返さざるを得ないポイントのために、イベントスキップ機能を常にアイテムとして持っていて、いつでもON/OFF切り替えることができるようになっているのも便利。
もうちょっと推理パートの部分が厚ければ、もっと好みでした。
このゲームがすごく面白かったので、同じ作者様の他作品も一気にやってしまいました。7daysも面白かったなあ。
面白かったです
とても楽しくプレイさせてもらいました。
特に難かしい謎解があるわけではなく、緊張感をちょうどいいバランスで保てるくらいのアクションで、物語を楽しめました。
スムーズに進めていたのに最初に辿り着いたのがバッドエンドでショックを受けましたが、作者さんのHPでヒントを見てセーブを分けていたおかげでトゥルーエンドもサクっと見ることができました(笑)
どのゲームでも、セーブは分けるのがポイントですね。
「都市研究会」をプレイ後、こちらの作品も遊んでみました。
結果、期待を裏切られることなく、すごく楽しい時間を過ごすことができました。
作者様ありがとうございます。
ただ、追いかけられるアクションは苦手でした。
何度やっても失敗してすごく疲れました。
「もうやめようかな」と何度思ったことか……。
それでも無事最後までプレイできたのは、このゲームが持つ魅力というか、最後まで見たいという気持ちが強かったからです。
あと作者サイト様に攻略ヒントがあったので良かったです。
是非未プレイの方は遊んでみてくださいませ。
面白かったです
最後までクリアしました。
犯人が予想通りで嬉しかったです。
残念ながら攻略を見てしまいました…
あと一歩で自力でクリアできたのに…
裏束さんのゲーム大好きなので、本当に悔しいです…ぐあああああああああああああ
※以下ネタバレあり
でもあの遺体の隠し場所は秀逸だと思います。何時間も探したのに全然発見できませんでした。あの細い道の近くまではいったのになぁ……
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