初見だと「?」って印象でした。
それもそのはず、この作品はリバーシブル仕様。
どちらからでも物語が読めるように、
構成する文章と文章との間に若干の遊びがある。
ほう、これは野心的試み。
いいよ、いいよ。
では正、逆順ではストーリーが変わるのか。
ここがこの作品のキモ。
同じなのか、変わるのか、変わるならどれぐらい変わるのか。
何度か読み直してみたが、自分の中では解釈は固まった。
が、それが正しいのかを確かめるすべがない。
Θ◇Θ Θ_Θ Θ◇Θ
以下ネタバレになるが、自分の解釈を述べる。
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正順:
シルエットのヒロイン。彼女は「あやかしの娘」。
彼女は輩(やから)にヤラれちゃったけど、「あやかし」の父性に触れ安らぎを得る。
かつて自分の母が同じよう、そうであったように。
逆順:
シルエットのヒロイン。彼女は身ごもってた。
母、娘、その子供。
「あやかし」に守られ、その子も「あやかしの娘」として生を受けるのだろう。
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ドヤァ(*^▽^*)
皆の見解も聞かせてほしい!
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No.70386 - 2025-03-14 22:47:14
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