デジャヴ感のあるミニゲームが次々に現れ、
最後の方で何やらストーリーっぽい感じの流れになるナゾな世界。
…って思ってましたが、なるほど、
元々このミニゲーム群は、自身の鍛錬の為に以前に作成したもので、
このゲーム世界で一つにまとめた。と、やっと合点がいきました。
初見では無機質さを感じましたが、その成り立ちを想うと、
ここに来て急速に世界に彩りが感じられました。
以前にクリアし、おそらく簡単な方のENDを見ることが出きました。
でも、本当のトゥルーENDは誰にもたどり着けないのかもしれない。
僕がもし墓場まで持っていきたい秘密があったなら…
フリゲみたいな世界に公開されたコンテンツの中にひっそりと仕込むと思う。
それは誰にも見れない、でもその確率は0ではない。
それを思う限り、この世界は確かに息づいている。
若干のネタバレが含まれています
このゲームはいわゆるミニゲーム的なものを多数集めたゲームといえます。某黄色いキャラクターがオバケから逃げながらパワーなエサを集めるゲームや某配管工の赤いヒゲオヤジのアクションゲームを連想させるパロディゲームなどが入っていました。途中、暗闇の脱出ゲームではマウスで明かりを動かせることに気づかず詰まりかけましたが何とかなりました。
このゲームをやっていて思ったのはこの題名の事。恐らく製作者様は自分で制作したゲームの供養的な感じでリリースしたのではないかと感じました。そこでこれらのゲームを「ガラクタ」と称しているのではないかと。しかしながら、この「ガラクタ」と呼ばれているゲームにも作った人は存在し、作るために何時間もかけてパソコンに向かって作業したのではないかと考えるとなんだか感傷的な気持ちになりました。私のような消費者にコンテンツとして2、30分で消費されたこのゲームも一人の人間が自らの時間を削って生み出されたのだと感じました。
長々と書き連ねましたがこのゲームは決して完成されたゲームではないでしょう。それでも、「ガラクタ」と称されたとしても製作者の努力の賜物なのではないかと思ったのです。
お目汚し失礼しました。
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