世界樹ライクなハクスラRPG
もう90時間以上プレイしています。そのくらい面白いです。
カースフォーミング裏ラスボスを倒すところまでプレイしたのでレビューします。
世界樹+ハクスラです。好きな人はめっちゃハマります。今すぐプレイしてください。
ハクスラ系のインディーゲームは多いですが、一番ハマりました。
というのも、このゲームでは本格的なハクスラゲームのように、多彩な特殊効果が設定されたレアアイテムがドロップします。
例えば、「ファントムサイズ」というスキルは回避率が高いほど連続発動できるスキルですが、
あるユニークアイテムを装備すると、
「攻撃を回避した時にファントムサイズで反撃する」効果が追加されます。
このような装備がいくつもあります。
新しいアイテムを入手するたびに、どんな効果なんだろう?あの装備と組み合わせれば強いのでは?とワクワクできます。
ハクスラ・トレハンの楽しみが詰まっています。
またクリア後には超低確率ながら超強力なレア装備もドロップするようになるので、
それを求めて延々とトレハンする楽しみもあります。
難易度はやや高めで、むしろそれがレアアイテムを求めるモチベーションに繋がっています。
装備とスキルをうまく組み合わせると、ダメージが跳ね上がって強敵でも簡単に倒せるようになったりします。そういうのが好きな方にお勧めです。
ゲームシステムやスキルが多彩すぎるため、いくつかのバグもありますが、
アップデート頻度は高く、バランス調整などと併せて少しずつ修正されています。
既に初期バージョンと比べて多くの改善が行われているので、
初期バージョンで投げた方も改めてプレイしてみてはいかがでしょうか。
クリアするために戦うのではない。戦いを楽しむために戦うのだ
ver0.91~0.93での感想。(3/26加筆修正)
制作者が世界樹の迷宮に影響されたと語っているとおり、「世界樹+エンチャント型ハクスラ+ダクソ」といった感じで敵も味方も強いゲーム。
プレイ時間の大半が戦闘…というより、ひたすら戦い続けること自体がメインコンテンツで、ストーリーを求める方よりも戦闘民族の方向け。
敵の苛烈さ以上に、味方側の「強化に強化を重ねて一撃必殺」の破壊力が凄まじく、キャラのポテンシャルを大きく引き出す装備品ドロップと相まってカタルシスを感じさせてくれる。
エピック以上の装備品にはフロムゲーめいて終末感と皮肉にあふれたフレーバーテキストがあり、その手の世界観が好きな人にはたまらない。
終盤のマップギミックの厄介さも世界樹ゆずりなのは好みが分かれるところながら、ver0.92以降ミニマップが実装されて探索の難度は下がった。
以下、世界樹やエンチャント系に馴染みのない方へのアドバイス。
・スキルはあれこれ取るより一芸特化が強い
スキルツリーの最下段にある攻撃技(ノエル前衛型のフューネラルソード等)は燃費が悪く仕込みが必要な反面、フル強化でSPスキル以上の“必殺技”と化す。
ある程度レベルが上がったら「再学習」でポイントを振り直し、一直線に必殺技取得を目指すと活躍しやすい。
(ver0.92以降、再学習でレベル低下しなくなるアイテムを序盤から買える)
・デバフは必中
攻撃力・防御力・耐性ダウンといったデバフは、状態異常と違って確実にかけることができ、2度目以降も成功率が下がらない。
そのため、状態異常に賭けるよりも安定しやすい。
・装備で属性攻撃力を積む
エンチャント「〇威力+〇%」は効果が重複し、おそらく上限もないため、上述の必殺技の属性を集中的に強化すれば与ダメージが倍以上に跳ね上がる。
・属性耐性も積む
ボスの痛い攻撃は特定の属性に偏っていることが多く、「〇耐性∔〇%」を上限の50%まで積めば被害が半減する。
それでも耐えられないなら盾役・回復役の起用も考えよう。
・状態異常を無効化する装備を捨てない
ユニーク以上の装備は、混乱や即死など厄介な状態異常を100%防ぐものもある。
序盤で入手した低レベル装備でも、相手によっては切り札になる。
・雑魚戦で出し惜しみしない
表クリア後は雑魚も苛烈かつタフなので、拠点で自動補充される回復薬(エスト瓶)を飲みながら必殺技をガンガン使い、ショートカット開通を目指そう。
普通に良作ではあるが
最新ver0.9.3 プレイ時間12時間弱、某マグマの城にてプレイ断念
特筆すべき良点は以下のとおり
・死ぬことで様々な効果を発揮するスキルや相手を回復する代わりに状態異常を付与するスキル────個人的にはかなり刺さった斬新なシステム。ボス毎に編成を考えるのが楽しくて仕方がない。
・戦闘勝利後は必ずドロップする宝箱────中身はランダム性が高く、ガチャ要素として嬉しい。
ハクスラというジャンルにおいて重要なポイントを抑え、
その上でネクロ=死というものをテーマに掲げた世界観が魅力的。
ただ、前半の完成度が高いがために、後半になるにつれ気になる点がいくつも見受けられます。
・要求される経験値の量
他の感想でもあるとおり、レベルがとにかく上がりづらい。
レベル1上がるごとに必要量が倍になってるんじゃないかと錯覚するくらい莫大な経験値が要求される。
さらに後々レベル上限解放と聞くが、現段階ではレベル50が打ち止め。
これではスキル習得も満足にできず微妙なビルドでボスに挑むことになるし、編成によっては詰む場合もあるので、作者の想定よりも難易度が高く感じる気がする。(ここはプレイヤー側のセンスによるものが大きいが)
個人的に状態異常を駆使する戦い方は好きなのだが、逆に言えば後半のボスは純粋な殴り合いではなく、そういった搦め手を余儀なくされるほどの耐久力と硬さのため戦闘自由度の幅がかなり狭まってしまうので本作を始めたての頃と比べると面白みが欠けてしまう。
レベルを上げやすくしたうえで打ち止めになったレベルを下げる代わりにステータスの増加機能、もしくはスキルカードやドーピングアイテムをコインで購入できるようにしてはどうだろうか?
※後にそういった要素が解放されるのなら失礼。
・マップのギミック
工場までは迷路のようなもので彷徨っていればその内ボスに辿りついていたが、次のステージで斜め入力を要求されるギミックが出てからかなり進行に影響が出始めた。
最初こそ少し面白い試みだなと感心はしていたが、入力をミスれば別の方向に移動してしまい、戻るためにはもう一度同じ道を引き返さねばならず、その移動距離も場所によってはかなり遠くにあるため、戦闘とは関係のないところで時間をかけてしまう。
残念ながら自分はここで拠点に戻り、セーブをしてゲームパッドを置いた。
今後の更新に期待。
満足のいくハクスラ
クリアまで約24時間 平均レベル48
ハクスラものとしてはピカ一でした。
宝箱や敵のドロップなどからランダムエンチャントの装備品をもらえるので戦闘自体が基本楽しいまま続きます。
スキルも独特で「死んだら恨みで全体攻撃」「敵にヒールして代わりに状態異常付与」など世界観とマッチした面白いものが多かったです。
装備とスキルを噛み合わせると、他のキャラだと1000ダメージぐらいがやっとなのに平均4000~6000出たり、上振れれば9000いったこともあってモチベーションが落ちませんでした。
またツクールデフォルトでないBGMや規則性のある敵、マップやアイテム図鑑の解説など随所にこだわりを感じました。
思っていた以上にボリュームがあって、雰囲気的にそろそろ後半に差し掛かる頃かな?と思ってモンスター図鑑を見たらまだ20%台で驚いたのが印象に残っています。
難点はマップが広いことで最初はかなり戸惑いましたが、どんどんショートカットが開通されていくのと新しいステージのスタート地点にはワープ出来るので徐々に気にならなくなりました。
後半はボスも強くなってきて初見では厳しいのもちらほら出てきました。
その辺りで自前のスキルがいまいち弱いなと悩んだのですがそれはLv4止めにしていたせいで、5以上いくと目に見えて威力が上がっていきもっと早く上げれば良かったと思いました。
ただレベルが基本50まで(上限解放はある)のせいで40後半からかなり上がり辛くなってきてスキルポイントが全然足りません。
特にクリア後は装備レベルも50で打ち止めっぽい上に敵が強くなり過ぎてレベルも上がり辛いしやる気が起きませんでした。
ストーリーはもう少しこっちにも分かる説明があった方がいいかなと感じました。
少ない会話から推測するのはハクスラなのでいいんですがいまいちモヤっとしたまま終わるよりはあった方がキャラへの思い入れや満足度は高くなると思います。
あとあったら良かったなと思ったのは装備の登録でした。
たまにレア発見率を上げた装備で宝箱捜索しましたがそのたびに手動でやって満足したら戻してというのはかなり面倒だったからです。
中ボス倒した時に金箱が散らばりますがそういう時にもサクっと入れ替え出来たらなぁと思いました。
※レアリティ別の一括処分や拾った時のオート処分の機能は拠点にあります。
引っかかる箇所はあれど、間違いなく非常に楽しい優れた作品でございます
死体で溢れた後の世界で、ネクロマンサーとその仲間達が織りなすハートフルストーリーでございます。
尤もストーリーの方は、大雑把に何かが過去に起きて、今に至る、というのを憶測で進めていく感じですので、骨太な気配のするストーリーは気になりつつも、主役はハックアンドスラッシュのダンジョン攻略になるのかなと感じました。
グラフィックは綺麗で、音楽もよく、キャラたちもそのバックが個性豊か。いい感じに世界観に没入できます。
特に、レア武器防具装飾品がぼろぼろ落ちてくれるのが最高でありました。
レア拾い、と謳いつつ蓋を開けてみると、強化必須でその強化のための素材集め必須、みたいなことに陥らないので、敵を倒しまくり集めまくりの行動のみに集中できるのが非常に良かったです。本当にこのシステムは最高でした。
補助の効く装備をレア拾いで集め、新たなダンジョンを突破してく、レア拾いハクスラ系として非常におすすめできる作品でございました。
またレア商品の図鑑解説が面白く、それを眺めているだけでも楽しいので解説を見たいがために集めだすのも十分アリで、レア集めの意欲にブーストを掛けてくれます。
死体で溢れた場所から死体で溢れた場所へ突破していく、一風変わった世界ですが、そこまでホラーでもありませんので、RPGが好きな方は遊んでみてはいかがでしょうか。
※以下はネタバレ気味を含みますのでご留意を、であります。
ストーリーですが、本当に最初から分かりづらく、なんで主人公はここにいたのか、なぜ最初の目的が人形を燃やしに行くなのか、そもそもどこに行くのかがわからない。わからないまま放り出されて結構な時間を過ごさないと、おぼろげながらストーリーが見えてきませんでした。
しかし、特徴的なストーリーとオープニングでもありますので、隠しておく魅力も非常に効果的。これはなかなか難しいところです。
既に述べられている通り、敵はこちらがしょっちゅう苦戦する強さを誇り、その割に経験値が低いといいますか、必要経験値ばかりが高くなります。
そのため、レアアイテムゲットの恩恵の爽快感があるものの、強くなる爽快感(劇的に強くなるスキル等)、レベルが上がる爽快感(上がりやすいor大量の経験値がもらえる敵がいる等)は、ハクスラ系にしては低めに感じられました。
固定中ボス戦闘の一部は、倒さないとショートカットルートが使えない、という点はなかなか悩ましい所。ショートカットルートが一度倒さなくても解放されていれば、もっと中ボスにも挑みやすくなったかなとも感じます。
エリスの死体技ですが、使った後他のみんなが倒れるとそのまま死んだまま終わってしまうのが……死んでるので当然と言えば当然ではあるのですが、タイトルのネクロに繋がる目玉だけにすごく、こう、惜しいと言いますかおちゃめと言いますか……
決まった行動を取らないと倒せない、倒しにくい、大打撃を被るという敵が多く、レア集めに雑魚戦闘や中ボス討伐行為に集中する+拠点に戻る(PT変更のためでも)と敵が復活する影響で、頻繁なPT変更は現実的ではなく対策用のキャラ全部入れで固定メンバーになりがちなのも、多めの控えキャラがいるのにもったいない所。
この辺りはサブパーティとかを作れて戦闘中同行メンバー変更ができたら、あるいは前衛後衛の関係と敵の厄介さから6人7人パーティで戦闘が欲しいとも感じました。
キャラ達は基本喋らない(死体なので喋れない?)、そもそもそういうキャラ同士で何かするようなイベントが敵味方ほぼ無いので、仲間になるキャラたちの特徴的な姿かたち、生い立ち、人生、濃ゆさを考えると、なんとも本当にこのキャラたちにしては惜しい! とも感じてしまいます。
その分無機質なのに感情豊かな彼らや残された記録達が印象に残るため、この喋らない設定は作者さまの狙い通りなのかもしれません。
ステータスが強さの数値のみ表示ですので、どういうキャラなのかなどの背景情報は表示されないのも少しだけ惜しい所。これもまた、ストーリーの関係から見えてしまうと困るたぐいですので仕方ない側面もありますが、やはり個性的なキャラ的には惜しい所です。
色々書いてしまいましたが、ともあれ、崩壊した世界、場面にあった音楽とグラフィックに敵の豊富な種類、彼らが落としまくる膨大なレア、徐々に明らかになるストーリー、それを彩るキャラ達に、多くの謎を解き明かし、推測をさせてくれる解説を伴う図鑑、そして主役となるのがネクロマンサーと死体等々、一般的なゲームでは味わえない、非常に個性的な魅力溢れる作品なのは確実です。
(特に戦闘で)気になる箇所、明らかにならないストーリー箇所等はありますが、総じて誰が遊んでも一定以上楽しめるであろう上質さを誇っている、個精的に2023年度でトップ3に入るほどの良いゲームでございます。
まだ未完成品ということですが、既に十分すぎるほどの作品です。良い作品をありがとうございました。
感想
ネタバレを含みます
素晴らしい箇所
1.ツクール特有の原因不明のクラッシュやフリーズが起こらなかった
2.マップを始めとするビジュアル面全般がキレイ
特にマップは、マップを記号的なものではなく絵にしてやろうという作者様の気概を感じる
3.音楽が度々変わってとても良い。しかもどの曲も世界観にあっていると思う。
4.ボス「ティタニアの亡骸」戦がこのゲーム特有のシステムを活かしていてとてもおもしろかった
5.戦闘速度切替やゲームパッドコンフィグなどできる
改善してほしい箇所
1.レベルアップが非常に遅い
・レベル上限50を考慮にいれても他のRPGの3~4倍遅い。EXPは一戦で1%前後。メタルスライム系はいない。
・本編クリアまでの時間の6~7割がレベル上げ。
・あれだけ多くのスキルやサブクラスがあるのにレベル上限の低さや
レベルアップの遅さで一番重要な成長する楽しみが大きくそこなわれている。
2.カースフォーミング(2周目的なもの)がとにかくつまらない
・ラスボスより強いステータスの雑魚だらけなので毎戦ボス戦なみ。しかも敵に自動復活まで付いている。
さらに、経験値も低いし良いドロップも期待できないためやる気が出ない。
・いろんなアイテムの要求数が多すぎ。
・カースフォーミングレベル3にしたところでやめた
参考までにパーティは前衛ミーシャ(盾)・フィーネ(物理攻撃と回復)、後衛ノエル(弓)・ティキ(弓とルーラー)で状態異常漬け組でした。
3.マップが暗くて見づらい
と言いつつも改善があったらまた始めたい。と言いたくなるような面白いゲームです。
そっぽを向いたままのノエルも気になるし。
装備の一括処分は拠点ドルチェ隣の「設定」からできます。
良質なハクスラゲー(3/21追記)
ハクスラスキー的にこういうので良いんだよこういうので、と言った感じの作品。
作者さんがハクスラ好きのツボを良く心得ており、ダレることもない。
図鑑のアイテム解説で世界観やキャラの造形が深掘りされるのも面白く、コンプ欲に拍車が掛かる。
全体的に丁寧でよくできている分、気になる点も。
・オート戦闘の不便さはどうにかして欲しい。
ハクスラゲーなので無限に戦闘することになるのだが、オート戦闘のAIが致命的に頭が悪く、これがかなりのストレス。
特にストレスだったのが敵に殆どダメージを与えられない攻撃も平気でするのと、敵味方両方に効果のある回復スキルを躊躇なく使うので戦闘が終わらない現象。
改善が技術的に難しそうならオート戦闘で使用するスキルをプレイヤーが設定できるようにして欲しい。
・所持数上限の関係も有って、カースドレアリティの装備を大量に処分することになるが、これが非常に面倒。
一括処分機能は是非欲しい。
あと環境によるのかも知れないが、斜め入力を要求される場面が有ってそこで非常に苦戦した。
移動キーと同時押しで斜め移動しかしなくなるキーの設定など何らかの救済が欲しいと感じた。
良システムの贅沢なハクスラゲー
非常に丁寧に、考え込まれて作られた広くおすすめ出来るハクスラゲー。
シンボルエンカウント制のエネミーは必ず宝箱をドロップし、中身は全て装備品(武器・盾系・頭・身体・足・装飾品)。
その為、宝箱の中身が消費アイテムばかりでモチベーションが下がって行く…などと言うことが無い。
これだよこれ。こう言うので、いやこう言うのが良いんだよ。
宝箱のレア度を上げてくれる装備品もしっかりと仕事をしてくれる為、毎回宝箱を開ける度に新鮮にワクワク出来る。
宝箱から手に入れる装備品はランダムエンチャント式で、それとは別にレベルが設定されており装備品のステータスはレベルによって上下して行く。
レベル制にしたのは良いアイディアだ。
同じ装備品がドロップしても前のものとはステータスが段違いに高かったりもするのでガッカリしない。
中にはキャラクターのスキルが特殊強化されるエンチャントなどもあり、
運良く効果がハマれば一瞬前まで苦労していた強敵や中ボスを楽に倒せるようにもなる。
エンチャントの合成システムなどは存在しないが、大量に手に入る装備品を1から精査し合成して…と言う作業は途中で面倒になる事もよくあるので、このシステムの方が「快適さ」と言う意味では秀でているだろう。
レアの出る確率も高めに設定されている印象を受け、それ故に敵を倒し宝箱を開ける作業が本当にずっと楽しい。
序盤から、「名前からしてすげー強そう」と思える装備品が割と落ちてくれるのだからテンションが上がる。
バトルに関してはオーソドックスなフロントビュータイプ。
キャラクター毎にシナジーのあるスキルを持っている事もあり、またスキルツリーでスキルを取得していくシステムなので世界樹に近い、と言えば適切かも知れない。
4人パーティシステムだが、バトル難易度のバランスも良好。
控えに経験値を回せるアイテムが序盤に買えるので、強そうな専用エンチャントのついた装備品を手に入れた時にバトルメンバーを変えて楽しむのも新鮮だった。
全体的に非常に良く考えられ、練られたハクスラゲーだが、不満点が無いわけではない。
ひとつは、マップが暗く広大なこと。
マップ自体は美しい。が、自分を中心に光源があり周囲が薄暗いタイプのマップが多い。
また進むとどんどん入り組んだ作りになる為、フラストレーションが溜まって行く。
特に、延々ジャンプで進む必要のある飛び石の先に中ボスがいるマップは、何よりも苦痛が先に立った。
拠点にはノーアイテムでメニューから即座に帰還でき、帰還したマップから再開が可能だが、
同じ面は徹頭徹尾どれも似たようなマップが連続しており、ミニマップなどもない。
それ故に、どこがどう繋がっているのかが感覚的に非常に分かりにくい。
ストーリーに絡むボスの他にも、様々な場所に中ボスが散らばっているので、中ボスのいるマップに辿り着いたのならばとりあえず撃破しておかなければ再び戻って来れる自信が無くなる。
中断とは別に、自分で飛ぶ先を自由に設定出来るようなアイテムなどがあればな…と何度思った事か知れない。
ただ、障害物を用いて「ずんずん進んだ先から最初の地点にショートカットの様に通路が開通する」タイプの作りが多いのは好印象。
二つ目は、アイテムの所持数。
手持ちは武器99個、防具99個しか持てず、それ以上だと拠点から出られないシステムだ。
倉庫はあるが、防具は盾・頭・身体・足・装飾品まで含まれる為99個は少々心もとないと感じた。
三つめは、些細な事だがキャラクターの加入時にしか、そのキャラの特徴が表示されないこと。
前衛向きや後衛向き、どのような技を覚える傾向にあるか…と最初に表示される文章がとても分かりやすかったのだが、それ以降で見られる手段が無いように思う。
スキルツリーで傾向を確認すれば良いのだろうが、ステータス画面にでも加入時の文章を表示してくれていれば有り難かった。
総じて、非常に遊びやすく楽しい、万人におすすめ出来るハクスラゲーだ。
丁寧な姿勢に作者のファンになった。このようなゲームが増えて行ってくれる事を願って止まない。
楽しい!
現在スクショで公開されている範囲であろう所まで来ました
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