魔法少女九州に行く 憎しみの果てに・・・
魔法使いじゃないの、殴り魔法使いなの、中編RPGって感じですな。
もうゲームタイトルからして魔法使いでも何でもない、どこぞの撲殺天使みたいなキャラに豹変(?)したまい嬢の活躍第二段といったところでしょうか。
今回はまい嬢単独行動(一応観戦という形で仲間は入る)になり、前作程のキャラのやり取りが薄くなってしまったのはやや物足りないですが、それでもまい嬢可愛いからおk。
過去のまい嬢は妄想ハッピーな電波女子といったイメージが強かったですが(汗)、今回は意外(失礼)にも愛しの彼の為に芯のある行動に出る、ちょっと勇ましい女の子っぽい印象であります・・・でも、雰囲気がゆるゆるなのは前作譲りですがね。
なんか殺人鬼とか、能力使いとか、やけに物騒なキャラが登場はしますが、イベントの淡白さとノリの軽さも相まって、あんまりはらはらするようなエピソードでないと思われます。
前作#{2739}から戦闘システムが一新し、まい嬢をマウスで導きながら敵を倒しつつ先に進む、いわゆるリアルタイムシミュレーションチックな戦闘になっているのが新鮮といいますか。
使うボタンが割と多いので、最初のうちはシステムを理解するのにちと戸惑いましたが、わかってしまうとむしろ、いちいち戦闘に画面が切り替わらない分、こっちの方がテンポ良く進めるという利点を持ち合わせていたりします。
しかし、前作同様似たようなダンジョン、似たような雑魚敵、似たようなボス、と、先に進んでも中身に代わり映えがないぐだぐだ加減が大分目に付きましたね。
とにかくこのゲームの攻略方としては、敵を倒して経験値等を稼ぎ、HPがやばくなったら棒立ちで自然回復の繰り返し、ボス戦に至っても大体は同じパターンで行動すれば何とかなってしまうもの、攻撃魔法や回復アイテムははっきりいって空気でしかない存在でありました。
前作から戦闘システムを一変したのはマンネリ化を脱却するという意味ではいいのでしょうが、いかんぜんゲーム自体の単調さが大いに目立ってしまい、この辺は前作となんら変わってないなぁ、と。
とりあえずは関西弁まい嬢の次回の活躍をご期待したいんやで、ホンマやさかい。
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