ver.1.0.7 難易度NORMAL プレイ時間19:05
ディット編で祈る→目覚めないENDまでやって力尽きました
キャラ絵や戦闘の演出は良かったですがそれ以外の面で粗が多いと思いました

シンボルエンカウント
・マップ中にこれでもかと敷き詰められていて非常に避けにくい
・倒しても即復活する
・逃げても無敵判定がないので一瞬しか猶予がなく一本道だと倒すしかない
・街と街の間のショートカットやダンジョン脱出アイテムもないため毎回何度もエンカしながら移動する羽目になる

ジョブ
・TPが多くて全体技も強力なマジシャンが有用 次点は全体技の習得が早く消費TPも少ないフェンサー
・ジョブレベルが上がりにくいため変更先は上位職2種とせいぜい依存JOBぐらい
・上位職は進行度か専用アイテムがないと変更できずしかも大半が必須入手ではない
フェンサー～マジシャンの4つはわかりやすい位置にあるがそれ以外はサブイベか寄り道での入手となり死にジョブになりがち

スキル
・TP(他のゲームで言うMP)が終盤に至るまで少なすぎる
強めのスキルを使うと大抵2～4戦(装備、ジョブ、ジョブレベルによっては1戦未満)で使い切ってしまう
自動回復はするけど次の行動までに1、2溜まるのがやっと
エンカ率の高さやスキルを使うほど威力や効果が上昇するシステムと絶妙に噛み合ってない

キャラ
・感情移入しにくい場面が結構ある
全体的にヒステリックというか些細な事で怒ったり仲間割れしてる時が多くて仲間が大切みたいな流れになってもピンとこない
他にも最序盤ここなら追ってこないと野宿→翌朝追いつかれてあわや死にかけるとか
差別されてきたと言う割に作中の描写が悪役の意図的なものだけとか
1人じゃないみたいなやり取りの直後3年音信不通とか記憶がないから自分は恵まれないと取り乱すとか
疑問符が付く展開がある
・離脱したままラスボス後まで帰ってこないキャラがディット編だと中盤5人終盤1人いるのでそれらの育成は1周目ではほぼ無駄になる

ダンジョン
・西の洞窟
見えない落とし穴のせいで覚えゲーと化している
・研究所
数秒ごとに瘴気が充満してマップが見えなくなる(当然敵はそんなのお構いなしに突っ込んでくる)
道が狭すぎて避けられないうえかなりの頻度で不意打ちになる
(しかも敵がジャンプの着地点にいるだけで不意打ちになる)
レベル40前後でも逃走率が低く3逃げミスすることもある

その他
・戦闘時行動選択のコマンド記憶がない
・イベント後に特定地点まで一瞬で戻る選択肢が出るが宝箱を回収する前に出るので結局いいえを選ばざるを得ないことがある

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■終盤の移動床ステージで中断
●好みが別れる点：
①ザコ敵はシンボルエンカウント方式でランダムに徘徊するタイプとコチラを追跡して来る2タイプ居るのだが、倒しても『2秒ほどで倒した位置で復活』し、また逃走してもシンボルは消えず急いで離脱しなければ即エンカウントとなるため狭い通路で3体も追尾型に迫られると全部倒して復活前に画面移動することを急かされる。追跡型は恐らく画面移動後からコチラを補足し寄って来る設定らしくグングン距離を詰めて来る。またシンボルとの接触判定が非常に繊細で目視では確実に背後を取っていたり真正面同士からのエンカウントであるにも関わらずバックアタック判定を取られて暫くボコられるのを眺めることもしばしば（接触寸前に敵シンボルが向きを変えてゲーム内判定を取られてる？）。このためダンジョンギミックに集中したい時には大変なストレスに感じる人も居るだろう。せめて画面移動による復活か、金は駄々余りするので高額でもエンカウント無効アイテムが有れば自分のテンポでプレイできたかもしれない（終盤まで進んだがそれらしいアイテムは見ていない。周回要素や普通に見逃していた場合は大変申し訳ない）
②結構な数のジョブとスキルがあり、スキルの取得と使用に必要な前提スキルの確認手段も在るのに、最も肝心な前提スキルの取得・使用可能ジョブが記載されておらずカスタムし直して確認する羽目になる。
●バグ？
中盤でヒロインが覚醒し奥義を取得するが、いつの間にか消滅しているっぽい？イベント後に確認した時には確かにスキル欄に入っていたのだが（特定のジョブ限定だった場合は当方の確認不足です、すみません）
●感想：
ツクールXP製ゲームとは思えないクオリティの高さとやり込み甲斐のあるジョブシステムがプレイに熱中させてくれる。しかしストーリー物の欠点と言える味方キャラの加入と離脱が割と起こるので熱を入れた育成が今ひとつ出来ない。一応再加入する頃にはコチラのレベルに合わせて強くなって帰って来るし後半ほど経験値の入りも良いので育成好きなら嬉しい要素とも言えるか、育成とレアアイテムを期待して難度HERD固定で終盤までプレイしたがボスキャラくらいしかレアアイテムが設定されていないのは残念だった。暫く寝かせて更新されたら再プレイしたい。

★次第に育成の愉しさ<<作業感（無限復活お邪魔ザコとの避けられぬ膨大なバトル（キー位置記憶なし））となって行きかねないため、素直に『面白さ』を感じたままクリアしたい方は難度ノーマル・ボス戦だけハードをお勧めします。あと行く先の指示通りに進めると結構取り逃しアイテムが出るっぽいので引き止められない限り寄り道した方がイイかも。

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２１時間でクリアしました。やりごたえ満点の素晴らしい作品です。まずオープニングのムービーに始まり、プレイ中は高品質のBGMとキャラクター・ボイスに驚きます。何故ならツクールXPの開発システムで不可能と思われるエフェクトの盛り込み方なのです。これだけのエフェクトを重ねても操作性と動作はとても快適です。歩行速度や戦闘シーンでの決定ボタンの連打は大変驚きました。そしてシナリオも魅了されます。ニューゲーム開始画面の一番上を選択した場合、何故か追われる15歳の少女が苦難を乗り越え頼れる騎士に成長していきます。キャラクター育成も充実しています。レベルを上げて、アビリティやジョブを選択していきます。戦闘システムもラッシュ、コンボと楽しませてくれます。難易度は高めです。戦闘は慣れてくると思いますが、ダンジョンの多彩なギミックには相当手を焼きました。30回以上リトライしたダンジョンもあります。補助機能もしっかり実装されていて、Wキーで次の目的が表示され、メニューのブックから日記帳を開くと迷う事は無いと思います。きっと達成感を味わえる奥深い作品です。ここで注意点を。セーブ・スロットルが16本用意されていますが、実績をを重ねていくとロードが重くなります。プレイ端末がCore i3、メモリ8GB、SSDの環境で15スロットルのセーブデータをロード中にハングアップしました。セーブデータを減らす事で回避できましたが、常にバックアップをとることをおすすめします。フォルダ「SaveData」をバックアップしないと実績が正しく反映されません。中に「PlayData」、「PlaySystem」の2つのフォルダがあり、この「PlayData」に本数を減らすべきセーブデータがあります。クリア後にタイトル・メニューに特典ショップが追加され、実績が重要なポイントになります。どうぞご注意を。クリア後もシナリオが追加され周回が楽しめる無限の面白さとなっております。どうぞタップリとお楽しみください。

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