(無題)
メインルートは、作風のせいで、シリアスな場面もシリアスになりきってないというか、非常に半端な印象を受けた。全体的に淡々と話が進み、終り方もあっけない。ラストまで読んで「え?これで終わり?」と思いました。サブルートの方は別の方が書いているのですが、統一感が無くなってます。本当に途中から別の作品になっているような違和感。シナリオも強引です。「え?そりゃねーよ」と思いました。
主人公の統は、いいキャラクターですね。口が悪くていいかげん。だけどやる時はやる!とてもカッコイイ。ただ、メインルートではメリハリが利いてなくてダラダラな印象が目立つ。サブルートでは逆でダラダラ感が少なくてなんだか別人になってます。
BGMも良いものを選曲されています。メッセージウインドウやコンフィグ画面等のUIのセンスも抜群に良い。このサークルさんはゲーム作成は始めてとのことだが、光る物が沢山あります。この作品で最も素晴らしかったのは、タイトル画面ですね。作品のタイトルそのもの、タイトルロゴ、背景の田園風景、キャプチャしてデスクトップの壁紙にしたくなったくらい気に入りました。
[評価] やさぐれ病院奮闘記
小さな田舎の大きな騒動、長めの短編ストーリーって感じやね。
やたらと不良気味な医師と、彼の元で働く事となった新米看護婦が勤めるちっぽけな病院を中心に、色々とクセありな患者や村住民達とのやり取りを描いた、少しぶっきらぼうだけど人情見溢れる一作といったところでしょうか。
のっけから病院ものの雰囲気じゃねえよ、と突っ込みたくなりそうな変なノリで始まりますが、本質はちゃんとした人情劇であり、コワモテ先生のツンデレ気味な医者としての優しさを垣間見れる展開が見所であります。
各エンディングは意外とさっぱりとした終わり方でしたが、変に狙ったようなオチではなく、爽やかに後味の良さを残してくれる締め方という意味では非常に良かったと思います。
ただ、個性付けされてるのに立ち絵すらないキャラがちらほらと存在したり、ルート分岐が少なかったり、クリアしてもおまけのようなサプライズが確認できない(ファイル内に作者後記リンクはある)のは少々物足りない気もしました、贅沢意見ですがね。
短いながらもシナリオの完成度は高く、ギャグっ気はやや強いけど真面目なところはちゃんとシリアス、そんな一作だと思われまするじ。
あと、七海さんのちょっとドジで可愛くて芯の強い一面に萌えですなぁとか、サラちゃんのうざ可愛いくてデレデレなところに萌えですなぁとか、いずみさんのクーデレ的な甘美さに萌えですなぁとか、おぢさん色々と目覚めちゃうよフヒヒ・・・ほんまサーセン。
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