緑の世界。
広い細かい最高。
とても親切な作品ありがとうございました。
チーマチマチマチマチマチマァ!!
3時間いかないぐらいで100回探索以外の実績など集めてクリアしました。
ただノーマルエンドで、トゥルーエンドみたいなのはまだ実装されていない?っぽい感じです。
ディストピア的なストーリーと世界観も良かったんですが、私が何より熱中したのはゲーム性でした。
町を探索してクリスタルを集めるのが主目的としてあり、それを使って自分を強化してまた探索する。
この繰り返しがもう気持ち良くてやめられない止まらないって感じでした。
宝箱開けまくるハクスラに通ずる気持ち良さですね。
たぶん強化は普通にやってると一回止まっちゃうと思うんですが割り振りし直せるのを思い出したらまたGOGOGO!と進めると思います。
あと印象に残ったのはやはりチマのイベントです。
詳しく語れませんがあんなこと言われたら泣いちゃうじゃんねぇ・・・。
初期の頃よりだいぶ難易度も緩和されているっぽいですし、未プレイの方は是非触って欲しいなと思いました。
機械と人間、役割と命、怨嗟と愛の物語
初制作のゲームとは思えない、すさまじい出来でした。
私はゲームをプレイするとき、世界観の魅力を重視します。このゲームの、絶望的で救いのない、しかしその中に確かな命の息吹がある世界観は、私の心をがっちりととらえてくれました。最初は、人間を抹殺するという主人公たちの目的と、それに見合わぬ主人公たちの軽薄なノリとについていけませんでしたが、舞台について、人間が彼女らにしてきた仕打ちについて知るうちに、どんどん主人公たちに感情移入させられました。
私のお気に入りは、16体の異常個体を巡る主人公たちのやり取りです。16体の苦しむ姿、そして主人公の葛藤、その果ての残酷で誰も傷つけない選択、これを通してものすごく主人公たちに愛着が湧きましたし、16体の健気さにも胸を打たれました。
ゲームシステムについても、特にストレスを感じる箇所はなく、メイドロボの妨害や通気口を含めて、ちょうどいい難易度であったと感じます。学習せずなんども通気口トラップに引っかかっては死んでいたのをアーカイブで見透かされていたときは、「ゲッ!」となりましたw
何よりお気に入りなのは、antihoney様の楽曲と世界観の親和性です。儚く消え入りそうな歌声が、彼女らを取り巻く現実と、彼女らに与えられた使命、そして犯してしまった過ちの切なさを引き立て、ストーリーを一生魅力的にしていると感じます。
今のエンドもすごくお気に入りですが、最初のツモイからのメッセージを含め、様々な伏線についても気になっています。真エンドの追加を心待ちにしております。
人を選ぶが、一押しの意欲作
Ver1.1のクリア感想
見た目や、好き嫌い抜きにプレイしてみるのをお勧めしたいゲーム。
意外に、ストーリーやゲーム部分は工夫によってかなり遊びやすくなっている。
ストーリーもクリアするだけなら無理に難しい部分を理解する必要もなく、ゲーム部分だけでも探索がとにかく夢中になってしまう程楽しい。
だが、プレイヤーが自発的に知りたいと思い、様々なアーカイブや骸の残留思念やイベントを読み解いていくと、背筋が冷えるような「世界背景」と「人間の残酷さ」を目の当たりにできるだろう。
分け合う余裕を失い、価値観を特化した国家が、とある「力」を手にしたとき、社会が人類がどうなるのか?
作者のその考察と表現は、個人的に特筆して心を打った部分だった。
普段はゲームの世界なのだからと、感情移入はあまりしないのだが、このような未来になるのだけはまっぴらごめんだというザワつくような不快な感情が沸き起こった時点で、ストーリーが素晴らしかったと十分いえるだろうと思う。
ゲームのギミックにも世界設定としてちゃんと補完されているし、ストーリーにはご都合主義を感じさせない残酷さもあって、人類虐殺などといった短絡的かと思えたオクとモモにも感情移入し、最後まで冷めることなくストーリーに没入できたと思う。
どこか不気味さを覚えるBGM、UI、マップグラフィックの自作による雰囲気づくりがとかくマッチしており、ゲーム単体でみても作りこみは素晴らしく、意欲を感じさせる時点で、プレイするべきゲームだと一押しできる。
まだ、一部謎も残っているし、新エンドがあると聞いたら期待せざるを得ない。
まとめ:オクモモ尊い、チマが切ない可愛い。
真END実装までプレイしないのはもったいない
Ver1.00でクリア。
シナリオ・演出・グラフィック・サウンドどれをとっても高水準なADVで、とても面白かった。
様々なイベント、実績解放、アーカイブ要素などマップ探索の面白さが詰まった作品。
序盤は制限された動きしかできないが、スキルUPでどんどん探索能力が上がるのでサクサクと進めるところも嬉しい。
文章高速化・スキップもある。
某近未来バーテンダー風のミニゲームや走り屋漫画ネタ、
ウェイトの発生する魔王城の門番など小ネタも豊富。
世界観を崩さずに笑わせてくれた。
『真ENDが出来てからプレイしよう』と思っていたが、プレイしてよかった。
完成度が高く、熱中できる良いゲームだった。
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