そして、天使は舞い降りた
完全に閉ざされし闇に舞い降りた一筋の光、長めの短編ストーリーって感じやね。
国の陰謀により無限の牢獄生活を強いられた革命家の男、突如彼の前に現れ希望をもたらす事になる少女、2人の触れ合いと数奇な結末を描いた内容といったところでしょうか。
話としてはなかなか上手く描かれていると思いますが、主人公とエリーゼ嬢との親睦シーンを重点にしてる為か、それ以外の設定(国の政策や革命をする意味合い、等)がどうも浮いている気がしてならなかったですね。
文章表現についてですが、必要以上に専門的な用語が多く、変に作中の敷地を高くしてるようにも思いました。
スタッフロール後のエピローグで、絵の中身が表示されなかったわけですが、中身がすごく気になる・・・。
最後にキャラ絵について違和感を覚えてしまった点とか
○主人公の服装がちょっと世界観と合わない軍服のような外見、しかも、長時間閉じ込められてたとは思えない程新品状態なところ。
○主人公が飢餓寸前の体な割に、イベントCGの限りでは普通の体格にしか見えない。
○ラストのシーン、主人公とエリーゼ嬢の身長差が同じ・・・どう見ても同じ身長ではないと思うのだが。
シリアスものでこんな発言はちょっとアレかもしれませんが、あえて叫ばせてもらいます。
「エリーゼたん健気でドジっ娘で可愛くてテラモエス!異論は認めない!」
感想
■デザイン関係
フリーなら上出来といえる立ち絵。
ただ、上を目指すのなら、今は逆にない方が良かったですね。
選曲は可も不可もなく。
■文字関係
正直、こういう話は感想が書きづらいです。
文章力としては上手いと思える表現や構成が特になかったのは残念。
演説のシーンがあるなら、そこをきっちりと書いてほしかった。
それに革命をテーマにしている割には「何故、革命が必要なのか」がいまいち分かりにくく、世界観がつかめない。
帝国側に分かりやすい悪役が一人でも登場していればだいぶ物語も引き締まると思うのですが。。
■最後に
「とりあえず」作品としては完成されていますし、作者さんも面白い物を作ろうと努力しているのは分かります。
おそらく作者さんは何らかの本やテレビ等で影響を受けたのではないかと思うのですが、自己満足文で終わってしまっているような。。
(特にヒロインとの教会でのシーン、あれは個人的にアウト。)
応援しています、頑張ってください。
ありがとうございましたm(_)m
面白かったです
ノベル系は正直興味なしだったのですが、題材が面白そうだったので落としてみました。
主人公の服装がどう見ても旧ソ連か旧日本軍の軍服を彷彿とさせるような服装に見えるので、
少し違和感があって気になりましたが、
主人公がエリーゼとの交流で人間性を取り戻してゆく過程の描写は
とても素晴らしいと思いました。
クライマックスでは思わず涙がこぼれてしまいましたが、
一枚絵で主人公とエリーゼの体格の比率が妙におかしかったので
自分の中で微妙に減点になってしまいました。
なんというかあれです。泣いてる真っ最中に一枚絵を見て残念な気分になる
すごい複雑な気持ちになる作品でした(笑)
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