子供目線から見た社会性のあるゲーム
プレイ時間20分でした。
原発がテーマだったのですが思ったよりも放射能についてマイルドで分かりやすく描写されていて良かったです。
特に主人公の日常シーンは作者さんの伝えたいメッセージが入ってて事故後の日常に悲劇的なケースは想像されるだろうと理解しながらプレイしていました、不謹慎かもしれませんがこういうテーマも良いじゃないのかなと
自分は思いましたが、科学万能主義には賛否があるかもと良い意味でお勉強になりました。教養があって良いです
不謹慎ゲームですね
私は放射線や原発、またそれに関するイジメに関しては、全くもって詳しくないので、知識的な部分での言及はあえて避けておきます。
しかし、知識面を抜きにしても、このゲームは妙な所が多いです…
アドベンチャー要素に、理解出来ない点がありました。
ゲーム中、「アクションゲームに出てきそうなBGM」をバックに、放射線を避けるという、ふざけているとしか思えない演出が多々ありました。
いや、何がしたいのか?放射線を『楽しい』ゲーム作りのために利用したとしか思えない。
BGMのチョイスを疑う。
誤解のないように説明しておきますが、私は「放射線」という題材をゲームに使うなとは一言も言いません。
このゲームは、題材とBGMの使い方に問題があるんですよ!
「アクションゲームに出てきそうなBGM」を使って、放射線を避けるという内容が妙であると言いたいんです。
別の面からも、1つ気になる事が…
キャラクターの顔や立ち絵は、人によって好みが異なるため、万人受けする絵を描く事が難しいのは理解しています。
だとしても…このゲームの登場人物の立ち絵は、格差がありすぎでは…?
「主人公と親友」の立ち絵と、「それ以外の登場人物」の立ち絵のレベルに差がありすぎて、手抜きをしているのではないかと思いました。
教育ゲーとしては〇
ネタバレを含みます。
Ver 1.3でプレイ。
スタートからクリアまで15~20分ちょい。
個人的に良かった点
・アクションであることによって実際にそのような事故が起きた際、何を避け、どこを歩けばいいかなどを分かりやすくしている。ストーリー等はまた別として、教育ゲームとしては良いのではないかと思う。
個人的に改善してほしい点
・キャラクターの画風に統一感がない。なぜメインキャラクターを描く人とサブキャラクターを描く人を別にしたのかが分からない。全て同じ人が描いたほうが良いと思う。
・サブキャラクターとの絡みをもう少し増やしたほうが良いと思う。サブキャラクターが「一発屋」感があり、個性が薄く感じた。
・タイトル画面のBGMがかなり軽いものであり、いくらアクションゲームであってもこのゲームには合わないと感じた。重い内容を扱っているのでもう少ししっとりとしたBGMのほうが良いのではないかと思った。
総括
教育ゲームとして見ればかなり出来が良く、重いテーマをとっつきやすくしているところはとても良かった。難易度やゲームシステムは申し分ないのでその他の点をもう一度見直せばさらに良くなるのではないかと感じた。
不謹慎ゲーかと思いきや
不謹慎ゲーかと思いきや、良ゲー
人によっては鬱ゲーかも。
原発事故の雑学を知ることもできます。
いいゲームです。
意外とシリアスもの
名前が原爆をもじった系だったので不謹慎ゲーかと思ったら結構深い話でびっくりしました
しかし苛めのシーンはモブ男子に向かって下着を見せるのを強要したりと。、いかにも男向けエロって感じで別の胸糞さを感じた
そして味方っぽかった男子は都合いい時だけ正論を呟くだけ。その癖主人公が味方認定した途端「でも福島から逃げてきたんだろ、だからお前は嫌い(要約)」とのたまうグズ
苛め女子よりこういう正義ヅラする男子の方が鬱陶しいし、本音を言うシーンの前ですら「あー、こういう奴いるよな。中立派ぶって偉そうなこと言うけど積極的に助けたりはしない奴w」としか思えなかった
そして作者が描いたであろう立ち絵が酷過ぎ
狙いは何なのか…
アドヴェンチャー部分の操作性は快適。
キャラクターもかわいい。
マップもきれいに作りこまれていて、総じてゲームとしてはクオリティが高いと感じました。
ただなんというか…。
もちろん覚悟して作られたのだとは思いますが、このテーマの作品をなぜマップ移動形式に
して、高線量のところを歩くとダメージを受ける仕様にしたのか理解に苦しみます。年間の
追加被ばく線量という考え方をきちんと理解されているのでしょうか。ゲーム操作を面白く
するために放射線を都合の良い危険物として利用しているように感じてしまいました。
偏見や差別、風評被害といった被災地に住む人・非難した人の苦しみやそれをめぐる人間同
士のやり取りはよく調べられていますので、素直にノベルゲームとして出された方がよかった
のではないかと思いました。
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