フリーゲームとは思えないクオリティ
程よいホラー感も楽しめてのめり込んでプレイしていたのですが、途中で差し込まれた○○○描写が嫌なリアリティ―にあふれているうえにスキップも出来ず、流石にこれ以上はパソコン内にデータを残しておくのもつらくなってギブアップしてしました。ここさえなければ最後までプレイしたかったのですが残念です
ですがゲームバランスもUIもフリゲとは思えない程に作り込まれており、この先にもユーザーを楽しませるための様々な要素がが詰め込まれていることは想像に難くありません。断念した描写も作者さんの文章力に裏打ちされたもの。この作品こそ断念してしまいましたが作者さんのほかの作品にもプレイしてみたいと思わせる熱量にあふれた作品だったと思います
せつない...
面白かった!ラストは切なくて切なくて...
ところであの花が咲くあの場所は何かあるんでしょうか?
ラストだけではなく、あのこがなぜあの場所にいたのかも気になる
いろいろ気になるので2週目やろうと思います
どう頑張ってもハッピーエンドにはならないのかなぁ?
クリアするのは2回目です
先ほど、Ver2.10の本ゲームをクリアしました。
このゲームを最初にクリアしたのは、Ver1の時だったので、今回で2度目です。
前のバージョンと比べて、大筋こそ変わっていないものの、所々セリフやイラスト等が新規追加ないし差し替えられていたので、新鮮な気分で再プレイする事が出来ました。
以下ネタバレ
最序盤は学校物のホラー、そこを過ぎてからはイデオロギーやオカルトが絡んだサスペンス物になってくるので、初めてこのゲームをプレイした時は、先が気になり、夢中で最後まで進めていました。
出てくるキャラも一人ひとり掘り下げられていたので、最終版で「あの展開」になった時は、なかなか心にクるものがありました。特にカマキリ。
ラストも、決してハッピーエンドではない為、もし未プレイの方の中でそういうのが苦手な方は、注意した方が良いですね。
まあ、ありがちな終わり方じゃない所に、私は好感が持てましたが。
最後に、Ver2.10で追加された満喫の店主が言ってた「虎の子」の場所が、皆目見当もつきませんでした。
何かしらヒントがあればいいんですけどね。
すごいゲームだった
これのどこが12禁ですか。最低でも15禁だと思います。
シナリオ重視のRPG。
学園探索ホラーにバトルがくっついたもので
すごく怖くて出来が良かったです。
ところがそれは全体の一部でしかなく
話はどんどん別方向に転がり
最終的に中学生が相手にするには
巨大すぎる敵と戦うことになります。
(超能力使えますが)
話はかなり暗い。鬱ゲー通り越して絶望ゲーム。
特にラスボス辺りはもうなんか・・・酷いよねあれ
シナリオ重視なので戦闘は簡単です。
ステータス異常などの対策さえしておけば
後は通常攻撃だけで勝てた気がします。
クリアまで22時間かかりました。
面白かったです。
かなり良かったです
※ネタバレ含みます。
最初こそはよくある学園ホラーにRPG要素を付けてこれ意味あるの?って感じでプレイしていましたが、学園を出てからぐっとRPG分が強くなって装備ややれることが増えて意味はありました。反省しています。
ちなみにサムネイルにあるような学園ホラーは全体の3分の1ぐらいで、そこから世界を巻き込んだ壮大な話に発展していきます。
・戦闘について
戦闘は言い方悪いかもしれませんがヌルゲーです。
通常攻撃連打で雑魚戦は1~2ターンで終わりますし、ボス戦もあまり苦労しません。
特に状態異常無効化のパッシブがあれば全滅する方が難しいレベルです。(たぶん救済措置?)
複数攻撃が強すぎて終盤はクリティカル無しの通常攻撃だけで数千~1万越えしちゃいます。
エンカウント率が高く部分的にイライラっとした場面もありましたが、一応中盤ではエンカ率下げる装備も取れましたし、元々逃走率が高いので救われました。
それに何より熟練度システムで武器は使えば使うほど強くなっていくので、そこを上げる楽しさがあったのでだいぶストレスは緩和されました。
あと戦闘終了時に何割か回復されるのはありがたかったですね。
それと最大時は7人PTですが、ボスの弱点や耐性などを考えて戦闘中も自由に入れ替えできたりするので、RPGでありがちなベンチウォーマーが出にくいのが良かったです。(控えに回している間にターン制の状態異常も治ったのならなお良かったかも)
2パーティーに別れて行動するところも何度かあり全員で行動している感があってこちらの戦闘面は私は好きです。
でも「混乱」すると貴重なアイテム使ったり、使ってる武器を投げて捨てるのはやめて欲しかった。
ちなみにバグか混乱で投げたのか分かりませんが、久し振りに再登場した佐賀がせっかくの熟練度も上げた二回攻撃槍を失くしてて、やり直すのも面倒でそのまま一人でボス戦に…。
・ストーリー
よくありそうな学園ホラーからここまで広がるのかと思うほど広がります。
専門用語や独自の言語?まで作り込んでいてよくぞここまで・・と舌を巻きまくほどですね。
途中のカレー作りや人面犬あたりは笑いましたし、ミニゲームもあったりですごいなぁと感心しました。
終わってからだと今やあの頃が懐かしいですね…。
ただ世界観がよく分からない点も多く、例えば仲間たちは炎や雷出せるのに「個性の一つですよ」と言わんばかりにそこまで世間に驚かれなく、そして雷出せるくせに幽霊には驚いたりして常識のレベルが分かりませんでした。
哲学っぽい話も多く分かるような分からないような。
あとお話にあまり救いがありません。
最後までどんでん返しを期待したまま終わってしまいました。
これは良いとも悪いとも言えないところです。ご都合主義で救われるぐらいなら今のままの方がいいですし。
ただせめて最後のひまわりの意味ぐらいは教えて欲しかったです。
てか姉さん生きてたんなら弟の夢に出てきたのってあれ勝手な妄想になっちゃうんですけどそれでいいのかなぁ。
終盤思ったのは、メンバーたちは戦う仲間同士ではあったけれど友達同士ではなかったんだなってことですね。
友達になる前にあんなことになっちゃった。そこがちょっと学生たちの話だったのに寂しく思いました。
そういや聖歌隊の子たちを撃ったのって誰なんでしょう?
まさか本当に自殺ではないですよね。そこが謎のままでした。
それとラスボスが女の獄帝を吸収したって最後に話ありましたけど、あれを獄帝に入れると数が合わなくなりません?
勘違いだったら申し訳ないです。
・取り逃した要素
ピクチャークエスト全然やってません。
すみません。ボタン連打してたら初っ端のヘドロの居場所のヒントが出てこなくなって速攻で諦めました。
あと牧場も会員になれないまま終わりました。
・全体的に
クリアまで15時間ぐらいでしたが、新しい要素がどんどん出てきて熱が冷めずに一気にやれました。
上で色々書きましたが続きの展開が気になり、また戦闘面もサクサクでダレることなくやれましたし、戦闘中や会話シーンなど目蓋が動いたりして細かいところまで凝ってるなぁと感じました。
気になっている方には是非やって頂きたい作品だと思います。
プレイしてみたが
よかった点
・導入部分の作り方が上手い
・戦闘がスピーディー
・次の目的を表示してくれる
気になった点
・序盤から、けっこうグロイ場面がある
(ホラーだから当然だが)
・ステータス画面や戦闘時のUIがゴチャゴチャしている
・スキルが多すぎて把握するのが面倒
・パーティー内に似た顔の人物がいるので、
パッと見で判別できないことがある
.
コンテストの金賞受賞作品ということで、プレイしてみました。
現代ものや一本道シナリオがあまり好きではないので、
第一部(?)が終わったところでやめてしまいましたが、
ゲーム自体はとても面白いと思います。
絵が好みだったら、最後までプレイしたかもしれません。
好きな点:「盗む」、武器熟練、ラーニングシステム
不満な点:各キャラがどんどん技を覚えるので、技のありがたみがあまり感じられませんでした
岡星の鍋焼きうどん
作者がやりたかったことがぎっしり詰まっています
没設定を見るに、製作中に構想も二転三転したようで
作ろうと思えば3つに分けてゲーム化できるような内容です
序盤は、フリゲー定番の学校ホラー
中盤は、現実の出来事をモチーフにした社会派サスペンス
終盤は、運命に直面する極限的な中での生き方と人間関係
でも、全体を通して一貫したストーリーとしての軸も通っているところが上手い
プレイヤーは、このゲームはどう展開するのだろうか とゴールが見えないままにプレイしていくことになります
情報が多くなった今の時代
先へのワクワク感というのを純粋に楽しめるのは
プレイヤー数の多くないフリゲーならではだとも感じますね
世界設定も面白いです
外見とかから、現代の少年ベースなのかと思いきや
主人公たちは、いきなり魔法をぶっぱしています
ちゃんと後に意味付けはされるのですが、序盤からなんじゃこれ?と引き込まれるわけです。
個人的には、現実社会とのリンクが強い中盤の話がかなり好み
敵勢力がなんとも身勝手な話なのは確かですし、目的と手段の関連性がいかれてるのですが
一方で、彼らが虐げられるシステムをそれで良いのだと放任する姿勢も身勝手ではあるわけです
強者・多数派は、弱者・少数派に対して配慮する姿勢を忘れてはならんと思います
平等社会の実現は不可能だとしても
自分が死んでも何とも思わないやつらを、殺すのに何とも思わん
という世紀末状態にまでは陥らない工夫が必要です
そういう意味では、自分は桜庭父への共感度が高かったです
RPGとしては、各キャラクターの個性が出やすいように
使える武器と特技をわけてあります
装備変更やフロントメンバーの交代が戦闘中も自由なので、自在に戦略を組んで楽しめます
これも、皆で戦ってる感が出て良いですね
戦闘バランスとしては、プレイヤーのパッシブスキルの使い方によって大きく変わりそうです
自分は有用なものを早めに見つけてしまったため、特に後半の敵はタコ殴りで済んでしまいました
ただ、ソローパートがある佐賀に関しては強化してようやくという感もありましたし なかなか難しいように思います
ぼくらの や アークザラッドとかが 好きな人なら
最後まで楽しめますよ オススメ
オンリーワンな長編RPG
エンディングまでプレイしました。
ホラーゲームのような不気味さとシュールさが入り混じった不思議な世界観の中で
少年少女たちが冒険を繰り広げていくのですが、
どの子も長所と短所を併せ持っていてそんな所が人間臭くて魅力的でした!
個人的には毒舌だけど正義感の強い伊沢と
いつも飄々としている籏崎のコンビがお気に入りです!
それと穏やかで優しい岡梨先輩、神出鬼没のかまいたちのお兄さんが面白くて好きでした(^^)
また、シナリオも綿密に作り込まれていて
ゲーム中に登場する教団もまるで本当に存在するかのようなリアルさがありました。
次から次へと場所が変わり、登場人物が増えて行くので
シナリオの続きが気になりつい時間を忘れてしまうほど引き込まれていました!
戦闘もそれぞれのキャラに得意分野があり、
絶妙なバランスで通常戦闘でも楽しくプレイできたのは印象的です。
こちらもかなり細かく作り込まれており、様々な機能に挑戦した意欲作と言えるでしょう。
恐らく、今後もこのようなゲームは中々出ないことでしょう。
面白いゲームをありがとうございました(*´ω`*)
ツクール製RPGの到達点となる1本(※ネタバレなし)
・総論
幹のしっかりした深く味わいのあるシナリオ、世界観。遊び尽くせないほど多彩に、また遊びやすく調整されたシステム。 そして、美麗なUI、目を飽きさせない演出。
これらの要素をどれも過不足なく詰め込み、フリーゲームとは到底思えないクオリティで作成された「ローファンタジーRPGの到達点」と評価できるゲームと言えるだろう。
やめどきを失う怒涛の展開や、飽きさせない戦闘システム、そして現代RPGやホラーゲームが好きな方には是非一度プレイしていただきたいゲームである。
以下、個別の要素についての評価を加えていきたいと思う。
・グラフィック、演出
スチル枚数も多く、また顔グラフィックに瞬きがあるなど、作者の拘りが伺われる仕上がりとなっている。サブキャラ1人1人にも顔グラフィックがしっかりと作り込まれている点も評価したい。
現代世界をベースにした世界観なので、リアル調の絵柄も世界観に合っている。
更に、スチルだけではなく、ところどころムービーも入るなど、RPGツクールの枠を超えた演出が物語を盛り上げる。
ホラーパートでは、鬼役が追いかけてくることに終止する単調な鬼ごっこホラーではなく、様々な恐怖演出が施されている。よく陥りがちな、「ゲームとしての理不尽さと恐怖を混同すること」は一切なく、純粋な演出としての恐怖が上手く使われている。
・システム
まず特筆したいのは、UIである。ツクールのデフォルトのウインドウは一切見る影もなく、オリジナリティが溢れるUI設計となっている。また、これらのUIは見た目が楽しいだけでは決してなく、ユーザビリティも十分に考慮され、プレイ中のストレスを一切感じさせないものとなっている。
もう1つ、特筆したい機能はオートセーブである。この機能のおかげで、RPGでありがちな不意打ちでの死亡、またホラーゲームであるような強制死亡イベントなどに遭遇した場合でも救済がある。そのため、クリアまでにうっかりセーブを怠ったため巻き戻しを食らうといった状況は一切なかった。
また、特に前半パートのダンジョンには頭を捻らせるような謎解きもあるが、ヒントが必要十分に与えられており、プレイに支障が出ることはない。謎解き自体もシステムベースで練られた大規模なものから、クイズ形式のものまで多種多様であった。
何よりも、これらの複雑化したシステムを採用しつつも、プレイ中のエラーが一切発生しなかったのは驚異的である。また、これは環境次第という面も否定できないが、処理落ち等のその他のプレイへの支障も自環境では一切発生しなかった。
・戦闘面
シナリオ重視、演出重視のRPGかと思いきや、RPGの醍醐味とも言える戦闘も、システムレベルでの大規模な改造によるハイクオリティな戦闘システムが実装されている。
戦闘システムとしては、フロントビューのCTB。これだけでは通常のツクール作品と同じように思えるが、様々なところに作者の技術力が顕れる仕掛けが施されている。
まず、述べるべきなのは戦闘UIである。メニューなどのUIと同様に、見た目も楽しく何よりわかりやすいUIが、ツクールのデフォルト機能に頼ること無い独自実装で作り込まれている。
そして、キャラ毎の特徴の作り込みも評価したい。このゲームでは、一時参戦を除けば7人のキャラをPTメンバーとして使用可能である。ここまで大人数だと、大体はどこかしら役割が被ったり、特定のキャラばかり出番があったりとキャラの格差が生まれてしまうことがあると思われる。しかし、これら全てのキャラの役割は完全に分担されており、誰かの下位・上位互換といったキャラは1人もいない。また、PTの分割をすることも多々あるため、ゲーム中で全てのキャラを使う機会が与えられることになっている。何よりも、控えメンバーも戦闘メンバーと同じ経験値を得られるので、レベルが偏るせいで更に様々なキャラを使うインセンティブが無くなる…と言った事態も生じ得ない。このようなキャラの作り込み、そしてこれを支えるシステムにより、常に新鮮な戦闘体験が与えられている。
他にも、必殺の奥義、モンスターの捕獲、召喚システムや、パッシブスキル、武器のレベル制など、それら1つ1つだけで戦闘システム全体を特徴づけられるような大規模な要素がいくつも実装されている。
そして、これだけ大規模な実装ながらも、バランス調整についても一切の妥協はなかった。ボスは手応えがあり、雑魚戦で無駄に手間取ることもない、良好な戦闘バランスが採られていた。
・シナリオ、世界観
無駄な伏線が一切なく、提示した謎、伏線はエンディングまでに全て綺麗に回収されている。シナリオの矛盾や、ご都合展開などは一切ない。
RPGではお約束として深く掘り下げない部分でさえ伏線となっており、後にすべてが繋がる瞬間は爽快である。前半は伏線の提示が多く、若干違和感を覚えるプレイヤーもいるかも知れないが、その違和感は必ず後に解消される。そのため、違和感をグッとこらえ、是非もう少しプレイを続けていただきたい。
全体的にシリアスな構成ではあるが、キャラの特徴を活かしたギャグパートも多分に含まれており、シナリオの緩急が心地良いように構成されている。
構成自体は、ミクロな視点での事件がマクロな問題へと拡大していく…という王道なものではあるが、度々のどんでん返しや作り込まれた伏線、そして次から次へと転換していく怒涛の展開により一切の飽きを感じさせない。ジェットコースターのように、クリアまで一気に突き進んでしまわせるようなシナリオ構成である。特に、終盤の展開は圧巻の一言であった。
世界観は現代をベースにしつつも、物語に必要な要素は十分に練られ、かつ用語なども十分に解説されている。
・まとめ
ネタバレを避けつつ、特筆すべき特徴を述べるだけでこの量になってしまうほど、非常に作り込まれたゲームである。
ツクール製RPGの終着点とも言えるこのゲームは、是非一度手にとって頂きたい。