常人から見れば狂気の沙汰でも、当事者からすれば、それは愛ゆえの行動・・・あまりにも恐ろしくも哀しい短編ストーリーって感じやね。
ここの作者としては定番になりつつある、あまりにも狂ってるヤンデレもの、プレイしているこっちも病んできそうなインパクトがありますな。
ノベルものとしては珍しく、一切BGMが無く、ほとんど無音状態で話が進むのですが、残酷描写と忘れた頃に轟く効果音のマッチが凄まじくびびりますわ(汗)・・・作者の仕掛けた罠にまんまと引っかかった自分涙目。
ちと困り者なところとして、二つ下の人も仰ってる通り、キャラが一気に大多数登場し、しかも名前がカタカナ表記な為、キャラの把握が困難かと。 (キャラ立ち絵があるので、ある程度はわかりやすいのだが)
あと、被害者側があまり印象の残らない状況のまま餌食になってしまうので、(良くも悪くも)後味の悪さはあまり感じなかった気も。
しかし、必要以上にくどくなく、すんなりと話に没頭できる文章の読みやすさとテンポの良さは魅力かもしれんす。
他色々
○おまけシナリオはおまけにする必要性が薄い。 (本編の1シーンでもいいと思う)
○もう一つのおまけ、雑談会は、本編とは別の意味で狂ってる(笑)。
○本編ではあまり深く掘り下げられなかったキャラのフォローという意味合いでも、キャラ全員のプロフィールとかが見れるモードが欲しい。
作者コメントにもありますが、本作で行われる行為は、現実の世界では凶悪異常犯罪に該当します。
精神状態に余裕があり、仮想と現実の区別がつく常識を持った状態でプレイしましょう。
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No.13409 - 2008-08-22 08:53:27
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