Ver.2.03でプレイ。
タイトル通り夏祭りとお化け屋敷を舞台にした探索アドベンチャーで、主人公が迷い込んだお化け屋敷で
出会った男女を交えての少し切ない脱出劇が楽しめました。
ゲームは夏祭りパートとお化け屋敷パートの二部構成となっていて、序盤は思う存分夏祭りを堪能でき
中盤以降は雰囲気を大きく変えてのホラー展開が続くというギャップの大きさが印象的でした。
ゲームの進行は最終局面までほぼ一本道ですが、ギャラリー回収を始めとして寄り道出来る場所も多く
特に夏祭りはかなり細かくイベントが詰め込まれているのでとても見応えがありました。
逆に言うとサブイベントや会話中の選択肢が多すぎて何がメインストーリーやルート分岐に関わっているのかが
判断しづらいという面もあり、分岐条件が判明するまで結構悩みながらのプレイになりましたが(汗)
謎解きはそれほど難易度も高くないものばかりでしたが、選択や行動を間違えるとあっさり殺される場面も多いので
セーブはこまめにしておくのが安全でしょう。
ただ、何度も失敗するとかなり親切なヒントを教えてくれるのでクリアまでのハードルはそれほど高くないと思います。
ストーリーはお化け屋敷に入ってからが本番で、そこで出会った二人の少年少女の謎やお化け屋敷の真実等
ホラーとミステリーがバランスよく展開して程よい緊張感と恐怖・考察が堪能できました。
Ver.2.00以降に実装されたおまけゲームは、本編とはかなり雰囲気が違うシーンが多く、若干戸惑いも
ありましたが、演出面の拘りが本編以上に際立っていて本編の謎や世界観を補完してくれるので、旧バージョンを
プレイ済みの人も必見と言えるでしょう。
総じてゲームとしての完成度が高く、映像や演出面でも見どころが多いので幅広い層にお薦めできる良作です。
※余談
神に愛された存在のチート&愛されっぷりやダンス演出が凄すぎでした(笑)
私は、いわゆるホラーものが苦手です。しかし困ったことに、“怖いもの見たさ”と言う厄介な好奇心も持っています。
でもやっぱり ガチなホラーは・・・と言うワケで、ちょっと緩やかそうな(キャラ絵もカワイイ♪)本作を
ver1.05、06でプレイさせていただきました。
本題のお化け屋敷パートは、想像していたより ずっとしっかりしたホラー演出だったと思います。
しかし幸いなことに、もうムリ!! とまでは行かず、適度なドキドキゾクゾク感でラストまで楽しめました♪
ギャラリーのイラストコレクションも、実に楽しみな要素でした(初プレイでは 8枚観れました)。
お祭りパートも、とても良く雰囲気を再現していたと思います。私は買い食いをメインに楽しみましたが、
持ち物画面に食べ物のアイコンが並ぶのが妙に嬉しくて(笑)。主人公の食べる仕草もとても可愛いので、
焼そばやかき氷などのバージョンも 是非見たかったですね!
※以下の文章には、エンディングに関するネタバレが含まれていますm(_ _)m
終盤からエンディングの演出は特に力を入れられたようで、効果音やエフェクト、BGMの使い方が、
切なさやじわじわ来る怖さなどを上手く盛り上げてくれていて大変印象的でした(BAD END2、3の親探しの
イベントはマジで焦った・・・)。
あと、妹の鈴の役回りが意外性があって面白かったなあ♪
それだけに、「霧を助ける」を選んだ時点でBAD ENDが確定してしまうのは、三人があまりに不憫!
その後にもう一選択(またはアクション)を追加して、間違い(失敗)だったらBAD END、
正解(成功)したらNORMAL END(TRUEのようには行かなくても、ちょっぴり救いは残る終わり方)
な~んて展開でも良かったんじゃないかと。そこが非常に残念でした。
とまあ色々書きましたが、夏祭りに潜む影の一面、楽しませていただきましたヨ♪
ステキなひと夏の思い出を、ありがとうございました!
ホラーが超苦手なくせに、何だか不思議な縁を感じて
プレイさせていただきました。
祭りばやしの音に「ひゃっほー祭りだー!遊ぶぜー!」と
テンション上がって屋台を練り歩き
ホラー要素を含んでいる事も忘れ、しばらくの間
お父さんからお小遣いをせびり食べ物を片っ端から買って
食べまくる暴挙に出ました。主人公太りそう…。
それだけではなく、食べ物を食べる時のキャラの動きや
細かい演出も、とても綺麗で良く動きます。
選択肢も小ネタも多く、ホラーなのにどこかほっこりしました。
(だがしかし、たぬ吉だけはほっこりしなかった)
ギャラリーモードもあり、キャラクターの立ち絵を始めとして
イベントシーンの一枚絵等もあり
やりこみ要素も含まれています。
そういった背景もあって、そこまで怖くはなかった印象です。
むしろ終盤は 怖いよりもストーリー、会話に集中してしまって
怖さを気にせず進めてしまいました。
可哀そうではありますが、最後には救われて良かった。
ほんと、屋台巡りだけで凄く楽しいので
お面を買ったり金魚すくいをしたり。
ホラーが苦手な方でも雰囲気を楽しむだけでも
是非一度プレイして頂きたい作品です。
大概こういうホラーものって日常部分が単なるプロローグで終わってしまうのだけれどこのゲームはどちらも凝りに凝っている。作者さん自身が言うようにお祭りのみでも十分楽しめるレベル。
ただ一つだけ不満だったのが、兄は妹(鈴じゃない方)を心配している。大事にしている。
それはいいけど、とあるエンディングで妹が死ぬと「何で助けなかった!?(要約)」と詰め寄ってくるが恐らく小学生か中学生になりたてであろう子供の主人公に何を求めてるのか。兄は「主人公君、妹を連れて逃げろ!」で妹は「お兄ちゃんを助けて!」と、どちらも自身の身内ばかりで主人公を心配する素振りすら見せない。
いっそこちらの妹である鈴を助ける(まあ彼女の場合必要ないけどww)とか兄が操作キャラで良かったんじゃないかってぐらい主人公が不憫でした。
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