泣けました
難易度ノーマルで10時間ほどでクリアしました。
ストーリー
不帰の里に島流しにさせられるという絶望的な開幕で、その後もかなりハードな展開が続きます。
しかし、その中でも何度も立ち上がる登場人物達の姿は熱く、胸を打たれるものがあります。
全体的に文章がお洒落ですし、キャラの心情も丁寧に綴られている印象を受けました。
特に最後の別れのシーンは、本当に胸が締め付けられる感じがして、涙なしには見れませんでした。
それくらい、いいキャラが多かったと言えます。
また、各地に残る伝承や伝説の類も冒険心をくすぐります。
戦闘
多くのボスがダメージに様々な状態異常を混ぜてくるので難しいです。
攻略ウィキがあるのでそれを見る前提でやるか、イージーでのプレイをお勧めします。
プレイしてみたが
「難易度設定ができる」
「一部のボス以外は確実に逃げられる」
「中ボスがたくさんおり、それぞれのバックボーンも考えられている」
などの点はよいと思う。
だが、キャラクターのレベルが上がっても攻撃力などは上がらないので、
強くなっているという実感が味わえない。
ちょっと合わなかった。
テンポよくストレスフリー!
戦闘シーンや会話がテンポよくシステムも非常にユーザフレンドリーに作られていたのでサクサクプレイできました。クリア時間は12時間ぐらいですが、本当にテンポよく進められた、とくにRPGだと一番時間を食う戦闘シーンがアニメが超早い・敵のアニメなしと地味なんですがそのせいでテンポがとてもよくって、探索も遭遇率操作でお手軽に探索できるので、普通のRPGのシステムだと、この倍ぐらいプレイ時間がかかってしまうところだと思いました。装備の付け替え、しっかり楽しませてもらいました。
非常に濃密な12時間をありがとうございます。
骨太なRPG
クリアしました。
素敵な作品をありがとうございます。
ツクールのデフォルトを可能な限り生かした作品だと感じました。
特にマップ作りはすばらしく、段差をうまく使っていると思います。宝箱の設置の仕方も参考になります。
グラフィックは確かにプラス要素ではありませんが、マイナス要素でもないと思います。色々な考え方があるとは思いますが、RPGである以上、ストーリーやバランス、ユーザビリティが大事だと思っています。
素敵なグラフィックやBGMはあると見栄えはしますが、これだけ充実しても遊びごたえのある骨太な作品はできないと考えます。
結局は総合的なバランスであり、その意味では本作は高い完成度があると思います。
他方で気になる点もいくつかありましたが、特に気になったのはボス戦の状態異常です。
同じような状態異常が多く、特に行動不能系が複数あって、強ボスでは全て対策ができません。三人パーティーですと、動けない状態を放置しておくと危険なので、基本的に治すしかないんですが、敵の攻撃も激しい(火傷、出血、中毒も結構痛い)ので回復にも人員を割かないといけない。
すると、一人は動けない、一人は状態異常回復、、一人は回復、というターンが結構あり、下手すると結構続きます。
もちろん、所々攻撃に転じるチャンスはあるので結果勝てはするのですが、イラっとすることもありました。この状態異常ありきの戦闘バランスは、4人以上パーティー向けのように思いました。
後は個人的にちょっと気になった点です。
・村壊滅時の息絶え絶えのはずの村人の台詞が不自然に長い…事切れさせてあげましょうよ。
・全体ダークの雰囲気のはずが、BGMが妙に明るい場所がある(特に気になったのは地下墓地)
・戦闘中装備の付け替えができるとよかった
関連キーワード[ BL ]って何だ
戦闘バランスもマップの作りこみもいいし設定もしっかりしてる。
それをほんの数行のセリフやなんかで提示する手腕も見事なものだ。
ラストバトル直前~エンディング後に語られる創世神話もスケールが大きい上にきちんと物語に絡んで来る。
飽き性でも一気にプレイしてしまえる。だから確かに面白いんだろう。
だがスクショ見れば分かるとおり
マップもキャラも戦闘システムも何もかもツクールのデフォのままだ。
グラフィックをウリにしているフリーゲームが掃いて捨てるほどある昨今、これでプレイしようって気になれるかというと、大概のプレイヤーにとっちゃNOだろう。
そして極めつけはふりーむの関連キーワード[ BL ]だ。
主人公は無口だが、途中でおしゃべりなオッサンが加入する。
主人公が無口だからわからないだけで実はそういう展開なのか?
ネタバレ込:キャラも魅力的!
※※※ネタバレを含みます※※※※
探索部分やシステム部分は既に語られているようなので、ちょっと別の視点で書いてみます。
ミュエトが健気すぎて、やられました。
あれだけの惨状を目の当たりにして、それでも心折れずに戦い抜いて、そしてエンディングであれですよ。
お別れを言うのが、つらくてつらくて。
両方のエンドを見ましたが、思いを告げるエンドより、あのまま里を去るエンドの方が、このゲーム全体の物悲しい雰囲気に合ってると思いました。
シェグも、最初は本当に冴えない面構えで、惰性で生きているだけの無気力な人間なわけですけど、再び剣を取ってからは(その割に初期装備が槍ですが……)、これがもう、人が変わったように男前。
言う台詞、一つ一つが重く、カッコよく、あるいは年長者として空気を読んであげたり、「あるイベント」の後には、決して自分のようになるんじゃねえ、と忠告したりと。
レキュマイアも、強気のように見えて、実は……という形で、彼女も彼女なりに、一途で、負けず嫌いで、だけど本当はただの強がりで、それでも主人公のために命を賭して行動に出てくれて……。
それがたとえどんな結果を引き起こそうと、彼女が主人公のためを思ってしてくれたことは事実ですし、だからこそ、なおさら、例のイベントは、本当に心に響きました。
ラスボスもまた、神話の世界から続く、自分の役割という悲しみや苦しみに悩まされて、色々あって、ああなってしまったわけですけれど、ここもまた、人間くさくて(人間じゃないですが……)、あまりにも「神格化された邪悪なラスボス」というよりも、ある種の、スパイダーマン(原作の方です)のような、「大いなる力には大いなる責任が伴う」という、その責任の重圧に押しつぶされてしまった結果なのかな、と。
そんなキャラクターたちが魅力的で、ゲームが終わってしまうのがもったいない、エンディングを終わらせたくない、と思うゲームでした。
ゲーム自体も本当にストレスなく進められるように配慮されてますし、ゲームバランスもいいですし、装備の付け替えも楽しいですし、風竜のような初見殺し(でも逃げられる)なんかがあって、アイテムの説明も眺めているだけで面白い。
本当に、色々な部分の「ここが面白い」「ここも面白い」「ここも工夫されている」「ここだって魅力的」そんな要素がたくさん詰まったRPGでした。
説明に偽りなし、本格ダークファンタジー。
間違いなく面白いです。説明に偽りなし、本格ダークファンタジー。
ノーマルモードで、約7時間でクリア。約11時間でコンプリート。
・独特の語り口でつづられるストーリー。
・隠しらしい隠しもない、適度なコンプリート要素。
・地図移動や遭遇率変更でストレスなくプレイできる設計。
・説明が面白くてかたっぱしから挑む気になれるユニークな中ボス。
・ワールドマップがないからこそ探索気分を味わえる地形と、マップ間の繋がり。
・レベルよりも装備の組み合わせが重要な、それでいて難しすぎることのない難易度。
・漫然と戦っているだけでは厳しいが弱点を突いたり耐性を揃えたりすれば格段に楽になるバランス。
どれもこれも、絶妙な調整でした。
一点、難点をあげると、終盤の、薄暗くて上下左右にループしているマップが異様に広く迷い易くて、あそこだけはつらかった。
一見するとドラクエライク。だが実態は全く違う独自の切り口のゲーム
このゲームの感想を書くためにアカウントを作ったと言っても過言……いや、それは実際に過言なんですが、本当に面白いゲームでした。
RPG、特に「古き良き」RPGの「良き」部分を残しつつも、ストレス要素を排除し、戦術的で、斬新な切り口で物語も楽しませてくれました。
一見すると、ドラクエライクのよくあるツクールゲー。
ですが、実際にプレイすると他のゲームにはない要素が目白押し、あらゆる要素が複合的に組み合わさり高い完成度となっているように思えました。
他の方が述べている「主人公が無口」という点も、「主人公=プレイヤー」という観点からすると、どうしても無言にならざるを得ない、むしろ無言でなければこういう切り口の物語の構成は成り立たなかったのではないでしょうか。
最後の黄金の光、あれはむしろ気付かず進む方が隠しエンドなのでは?と思いました。特に苦労する要素もないかと思います。
普通にプレイしていれば、どこに行くべきかも、どこにある場所かも、しゃべってくれますし。バッドエンド後も、ご丁寧にもう一度、どこにあるか教えてくれてますし。
(逆に、黄金の光がない版でのエンディングを見るためにちょっと古いセーブデータでやり直したぐらいです)
一応、ヒントを言うなら、「魔神の話はちゃんと聞きましょう」「最初の方のダンジョンです」ってなところでしょうか。
基本的に戦闘と探索がメインなので物語は前面に出て来たりはしないのですが、物語の断片を見せる構成が見事。謎がちりばめられ、終盤に全てが一本に繋がる様は圧巻です。
他のゲームでは、こういう物語構成はなかなかありませんし、自己主張は控え目ながらも物語としての完成度も凄まじいです。
マップチップなどはツクール標準のようですが、細部まで作り込まれたマップには並々ならぬ拘りが感じられました。
モンスターグラフィックも、徹底して「黒い里」という未踏査地区の「異形の魔物」ばかりをチョイスしているのだなと感じられました。
ただ、カスタムマップチップやオリジナルのグラフィックなど目を惹く要素がないことや、一見すると「ただのドラクエライクのレトロゲー」に見えてしまうので、ここはちょっと減点要素かも知れません。
それから、ついでで難を挙げるなら、先に他の方が述べられているように、アイテムの数(特に護符)が非常に多くなり、選択がやや煩雑になります。
ユニークのドロップが護符に偏っていたのが気になりました。
装備箇所を増やすとバランスが崩れてしまうので難しいかも知れませんが、たとえばユニークのドロップを、武器や指輪、腕輪に散らしてやれば、もうちょっとスッキリしたのではないかと思います。
敵遭遇率操作や、コンプリート図鑑、逃走確実成功、重要ボス敗北時ヒントなど、とにかくゲーム自体が重厚なのに、ストレスを感じさせないよう徹底されていると感じました。
物語の切り口、武器の使い分け、ストレスを感じさせない工夫、何よりも圧倒的な重厚な世界観のオリジナリティとして高く評価しています。
こういう、RPG好きにはたまらないゲームはもっと評価されてもいいはず!
ストレスなくクリアできました
ノーマルで約7時間30分でした。
レベル上げはせず、中ボスはすべて倒して、という条件で逃げられないボスはギリギリ、ところによって負け、という感じでした。
負けると詳しいヒントを見ることができるので、それで攻略が楽になることも多かったです。
普通の敵、中ボスは、必ず逃走できるので倒さずに弱点を確認できるのは良かったです。
ただ、もったいないなという点は、まず、タイトル画面がチープ。
タイトルだけで文字はなくしたほうがとっつきやすいと思います。
ユニークモンスターの図鑑がほしかった!
説明文が面白かったので見返したかったです。
設定がしっかりしすぎて、倒すのがかわいそうになることもしばしば。
殺すのではなく、アイテムだけもらってもよかったのでは?と思いました。
あと、鎧や服の類が一切なく、指輪や装飾でステータスの補強をするのですが、数が多くごちゃごちゃしていたので防具に分散したほうがいいんじゃないかなーという感じです。
最後、黄金の光を探すのにてこずりました。これは、私がにぶいのか。
ラスボスにすぐに突っ込まずに、一度戻ったほうがいいですよ~。
ヒントは最初のほうのダンジョンです。
ストーリーについてはコンパクトながらよくまとまっていました。
セリフも進行具合によって変化があるし。
未開の地にほっぽりだされて、先が見えない不安や絶望感というのも感じられてよかったです。
ひとつだけ言うなら、主人公が手紙をもらう流れが少し唐突だったかな。
もう少し二人のイベントなどがあるといいと思います。
エンディングは、私も告げるほうが余韻が残って好きですね。
上の方も書かれてますが、主人公が無口で何を考えているか分からな過ぎて、最後に「私が黒き里の本当の支配者だフハハハ」とか言い出すんじゃないかと最後まで疑っていました(笑)
ノリの軽い主人公より好感もてますけどね~。
全体的には良いゲームだと思うので、気になる方はプレイどうぞ。
変な癖もなく、こういう王道のRPGってあんまりないのでRPG好きにはおすすめです。
非常に密度の高い、丁寧で親切なRPGでした
プレイからすぐに本作品の世界観にどっぷりのめり込み、そのままゲームクリアしてしまいました。
ボスモンスターの思わずクスリとしてしまう説明文や、細かいところまで作り込まれたマップチップ、惜しげもなく提示される世界を知るための断片などなど、とにかくプレイ中の密度が濃く、だれるということもなく一気にプレイできました。
武器に斬撃、刺突、打撃それぞれの単位で攻撃力が設定されているのも、単純な上位・下位の武器が生まれづらく、場所や相手に応じた使い分けがとても面白く感じました。
コンプリート要素もありますが隠しらしい隠しもなく、逃走が確実に成功したり、敵遭遇率を任意に変更できたり、戦闘中に初見であっても敵の弱点なども含めてステータスが確認できたりと、細かい部分まで配慮が行き届いているようでした。
システム面しかり、マップしかり、戦闘バランスしかり、緻密に練られた設定しかり、とにかく「作り込みが凄まじい上に全てをプレイヤーに提示し切っている(多分、見られるものは全て見たと思います)」のに、プレイヤー側は全くストレスを伴わずに受け入れることができ、素晴らしかったです。
目を惹くようなビジュアル面やシステム面の要素はない、というのが実際なのですが、それ以外の面について、とにかく全てにおいて「丁寧に」「親切に」作られていると感じました。
多くの「作り込んだ」ゲームというものは、往々にして、せっかくのストーリーや世界観が、ただ設定を羅列するだけだったり、あるいはシステムを無駄に複雑にしたり、そのくせ変なところでストレスになる仕様があったり、「こんなの作者か、一つのゲームによっぽど時間が割けるような人じゃないと気付けないよ」みたいな意地悪な隠し要素などの押しつけがましさが、多かれ少なかれ存在しているのですが、この作品には、少なくとも私にとってそう感じられる部分は見受けられず、本当に、一貫して「丁寧に」「親切に」作り込まれているのが分かりました。
アップデートによってコンプリート状況が分かるようになったのも嬉しいところです。(早速適用してみたら、既にコンプリートしていました!)
ただ、ちょっと親切すぎるのか、どうなのか、レベル上げに徹すれば簡単にレベルが99に達するのは、プレイヤーによってはやりごたえがないと感じるかもしれませんね(そもそも、レベルを上げる必要性が感じられませんが)
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