非常に良かった
プレイ時間:約11時間
この作品以上の探索ゲームを俺は知らない…。
誰もが本当の「ロック」を気付かされるだろう。
全てはお前の目で確かめてみろ。
制作者目線からしても相当気が狂った作品です。
自分だけの世界観を貫き、全力で駆け抜ける。
ここまでぶっ飛んだ作品に初めて出会いました。
作品の内容に関しては、語りたいことが多すぎて語りきれません。
自分自身が約半年かけてプレイしていたので、
内容を忘れながらプレイしてしまったという事もありますが…。
ただ、逆に言うとそんなプレイをしていても、
感情の変化や、世界への没入感は凄まじかったです。
「ロック」に惹かれてプレイしましたが、
全然、それだけじゃありませんでした。
少年達の生き様、移り変わる時代。
この作品をプレイして新たな自分に出会う事が出来ました。
自分は音楽で生きている人間ですが、
そんな自分でさえ、気付かされる事が沢山ありました。
一周しかプレイしていないので、エンディングはノーマルのみです。
ただ、今度はじっくりと時間を空けずにプレイ出来たらと思います。
「ロック」とやらに興味がない方に是非オススメしたい。
そして、ジャンルに関係なくゲーム制作者はプレイ推奨です。
今更ですが、レビューっぽくないですね…。
何はともあれ、製作者様の今後の作品にも期待させていただきます。
この度は、素晴らしいゲームをありがとうございました。
ロックは生き続けている
Ver.1.06で4つのエンドを見ました。
公開当初から気になっていてようやくプレイ出来ましたが
ロックに対する強烈な思い入れと情報量にとにかく圧倒されます。
正直私はロックに対してそれほど興味があった訳ではありませんが
それでもエンディングに到達するまでにブリティッシュロックや
イギリスの歴史や文化についてある程度の知識を得て
愛着を持てるまでになったような気がします。
ストーリについてはロックが軸にあるものの
実際にあった出来事を元に細かく作り込まれた設定や
時間を越えて影響しあう人間関係等、タイムリープ物としても
非常に完成度が高く、要所に差し込まれるイベントスチルと合わさって
とても興味深く楽しめました。
ゲームとしては簡単な謎解きやアクションはあるものの
物語を追う事に主眼が置かれているので
クリアするだけならそう難しくはありませんでした。
ただ、プレイ時間が長めな上にゲーム中の選択肢が非常に多く
セーブのタイミングも限られているためにエンドコンプを目指すとかなり大変で
特にTRUEEND2は途中セーブからの調整がうまくいかずとても苦労しました。
(幾度かの挑戦の後、ほぼ最初からのやり直しに……)
また、誤字やイベントの同時進行及びスキップ機能を使った際の不具合等
細かい点で作りが甘い印象が強いのは勿体無いと思いました。
しかし、それらを差し引いても作品から伝わる熱量と
シナリオの完成度の高さは特筆ものなので
偏見にとらわれず多くの人にプレイして欲しいと思える作品でした。
はまりました
イベントをこなしていくうちに、ロックに興味を持つようになりました。作中に出てくる歴史や文化については初めて知ることが多かったのですが、楽しく覚えることができました。
各キャラクターも魅力的で、彼らのことをより知るために全エンド見ました。
最初の頃のバージョンだと不便だと感じた点はありましたが、最新バージョンではプレイしやすくなったので嬉しかったです。
すごく面白かった!!
プレイ時間7時間、達成率95%、ノーマルエンドで1週目読了。
サウンドノベルを読み進めるような感じで、サクサク進めました!
各キャラクター、各時代の世界観がとても魅力的で、当時の文化や
それらが形作られる背景にも興味が沸くような内容でした。
気になった点があるとすれば、重要な選択肢(1回きり)が
出てくるところが唐突で、読まずに1番上を選択してしまう事が
あったぐらいですかね(ウェイト入れてほしかったかもです)
音楽好きとして個人的な好みもありますが、
無名時代のビートルズ(ピート・ベスト在籍時とか)や
ラモーンズなんかも出てきてほしかったし、
90年代イギリスの、オアシス、ブラー、U2
なんかが出てくる時代も見てみたかったなーとか、
次回同コンセプトのシリーズ作るなら
是非アメリカ版(ローリングストーンズ、ジミヘンドリックス、
ガンズアンドローゼス、ボンジョヴィ、ニルヴァーナとかあたり)
作ってほしいなーとか、妄想広がります。
今までにない世界観
目覚めたら来ていた不思議な英国PUB。
そこを基点として3つの時代を行き来し、50年代~70年代の英国経済状況、それによる若者の反発、そして生まれた
ロック
モッズ
パンクス
を追体験していきます。
なんとなく、単語だけきいたことあるな、そういうファッションあるよね、音楽のジャンルだよね?
という、「知っているけど詳しくは知らない」英国生まれの若者文化たち。
なんでこの文化が生まれたのか、このゲームをプレイすると知ることが出来ます。
学校では教えてくれなかった、ロックの歴史。
それはとても親近感を覚えます。
外国で起きた昔の出来事なのに、何度も「まるで今の日本のようだ…」と思うようなことがしばしば。
他人事とは思えません。
ゲームに登場する個性的なキャラクター達も魅力的。若者たちはどの国、どの時代でも、こうやって迷走して自分をつかむものなんだなぁ、と思ったり。
ロック、モッズ、パンクス。
この言葉を聞いて、胸に熱いものを感じた方には是非プレイして頂きたいです。
主人公の性格システムも、ちょっと性格診断占いのようで楽しめました。
プレイ時間が長いので、エンド回収のために周回するのがツライのが悩みどころ。
でも1つのエンドを見ると、やはり他のエンドも気になります。
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