クリアしたが
よかった点
・適度な戦闘バランス
・オリジナリティーのあるグラフィック
・広すぎないマップ
気になった点
・過去作をプレイしていないと、分かりにくい点がある
・エンディングが、かなりのあっさり風味
7歳の少女目線の、とってもコミカルでときどきシリアスな冒険譚!
クリア時間 1時間43分 (ミミックも撃破)
クリアレベル 17 or 16
神殿に現れた魔物を退治するため
7歳の少女(勇者)が護衛とともに旅立つ短編RPG。
本作の最大の特徴として大半の出来事が
7歳の少女目線で進んでいくことである。
スキルやアイテムの説明文から始まり
宝箱を開けたりモンスターと出会ったりするたびに
ちょっとしたコメントが入る。
「どうしよう?スライムちゃんと髪型がかぶった」
「ゾンビが死んでいる!?」
などなどリサ目線で語られる、物事の数々が
次々とプレイヤーに笑いと和みを与えてくれるので
先に進むたびには、次は何が出てくるんだろうと
楽しみにしながら先に進めることができるゲーム。
モンスターもその全てが自作グラフィックで
可愛らしく、時にシュールなのが魅力的。
グラフィックの多彩さも印象的で、イベントが進むと要所要所に
スチルが出てくるだけでなく、人間型のボスの場合は
ザコとは違い、立ち絵ベースで表示されインパクトがあり
休憩コマンドではお茶している場面等が描かれて和む。
しかも、この休憩コマンド、序盤中盤終盤で
表示されるイラストが変わる作りこみっぷりで
視覚的な変化が多くて楽しい。
システム面は敵とランダムエンカウントするマップ画面を
進んでいって、最深部にたどり着くとボスと戦いになる
オーソドックスなRPG。
拠点では選択肢で行動や行き先を選ぶノンフィールド方式で
話すのコマンドで見られる会話パターンが非常に多く
キャラの雑談を存分に楽しめる。
BGMや会話などがコミカルで可愛らしい部分も多い一方で
置かれている状況自体は意外とシリアスで
ときどきしっとりとした真面目な場面もある。
ローザはもちろん、リサも実はそうであり
大人たちの二次会で語られて内容は渋くて好み。
あと、少しホラーチックな要素もある。
こうした部分が暗くなりすぎないのは
リサの明るい性格のなせる技な印象もある。
難易度的にはザコは簡単、ボスはちょっと厳しめで
全体回復でふんばりながら
MPが切れそうになったら
アイテムを少し使って勝てるバランス。
特にスキルが使えないと火力的に回復的にも
心もとない感じになるので
MP回復アイテムはある程度持っておいた方が安全。
会話が多くキャラの魅力がよく出ていて
個人的に特に印象に残ったこととして
まずリサの趣味が思った以上に渋かったことで
ほうじ茶とおせんべいあたり、
和風寄りな趣味だなぁとは途中まで思っていたけれど
とあるイベントで「義兄弟の契り」まで出てきたから
なんて渋い日本の文化をこの娘は知ってるんだ…!
その渋い理由づけとして会話コマンドで分かるが
平均年齢50歳を超えるお年寄りの多い環境で育ってきた
というのも面白い。
それと、本作ではボス前のお店兼回復役のレストが
一時的に仲間になったときに大半のスキルが呪い系に
統一されていたのが個人的にツボだった。
地味にミミックにも毒が効くのもポイント。
7歳目線で進むゆるゆるコミカルな物語を楽しみながら
ときどきシリアスな場面も味わえる一作。
キャラのやりとりを楽しみたい人や
ゆるゆるとした世界観が好きな人向けといえる。
勇者シリーズ番外編
ネタバレ多めの感想です。
番外編ということで、本編ゲーなり
作者の方のHPの漫画なりをチェックしておかないと
若干わかりにくい部分もあるかも。
最初はレスト達が操作キャラじゃないことに若干の寂しさを覚えましたが、リサちゃんの可愛さでんなことは忘れた(笑)
戦闘のコマンドや技・道具解説などの細かいテキストまで
幼女らしい時に辛辣な語りで埋め尽くされていて色んな笑いが出ましたww
緩いノリながら本編よりシナリオは真面目かなあと思いますが、
リサちゃんの幼いゆえの前向きさまっすぐさと、
それに影響されたローザちゃんやエリックのおかげでいい話になってたと思います。
ジュース飲むとことか武器屋の買い物とか寝言とか、
微笑ましくもちょっと泣けました。
そんなリサちゃんですが、
エリックに対して「幼女」ではなく「女の子」してるところもちょくちょくあってニヤニヤしました。予想外。
一個だけ贅沢言うと、もうちょっとラストは余韻に浸りたかったかなあ。
シナリオそのものは結末も含めとても良かったです。
キャラに感情移入出来たぶん、
どうなっちゃうか最後の最後までハラハラしました。
余談ですが勇者キックはどこも共通なのか……(笑)
スキル習得した瞬間吹きましたww
ちいさい勇者の大冒険!
若干だけネタバレ含みますのでご注意を
かわいいイラストに惹かれてやってみました!
雑魚戦はスキル使っていれば楽なので、さくさく進めます
それに対してボス戦はそれなりに強いので、少しは構えないといけませんが、普通に進んでいて、適度に装備を買っていれば全滅するほどではなかったです
宝箱でのちょっとした会話、戦闘開始時に出てくる敵のことに関した会話など、いたるところにちょっとした細工があり、飽きることなく楽しめました
勇者シリーズの番外編ということで、例の勇者様が出てきましたけど、かわってないなーって思いました
特に裏ボスに関しては相変わらずで安心しましたというか、あの方とこの作品でも戦えたというのがあのシリーズをやった身としてはうれしかったです
可愛いイラストや手作り感、サービス精神に癒されました!
【総評】
“手作り感”と“サービス精神”にあふれた短編RPG。可愛いらしいイラストも魅力!
ダンジョン探索パートと、拠点の買い物、会話パートとで分かれているシステムで、
村や町などの拠点では、コマンド選択式アドベンチャーのような感じになっている。
同じコマンドでも会話パターンが複数あって、随所に工夫がちりばめられています。
以下、裏ボス撃破後にラスボスを倒した後のプレイ感想です。(※ネタバレなし。)
【長所】
・とにかく作中すべてに溢れている手作り感がいい! キャラの立ちグラやマップチップ、
ウィンドウ、回復時の一枚絵(場所やシナリオ進行で変わる)など、全てが可愛らしい。
・主人公の少女だけでなく、護衛のエリックや不思議な女の子、同業者の青年勇者など、
みんな可愛い。
・宝箱を開けると小会話、初めて遭遇した敵グループとの戦闘開始時にも小会話があり、
この楽しい雰囲気が魅力です♪ スキルの解説文も、ひねりが利いていていいですね。
・ザコ戦はテンポよくサクサクで、その地域の最強装備を買い揃えなくても、ケチらずに
スキルをちゃんと使えば、オート任せで簡単にザコ敵を蹴散らせるくらいのバランス。
ほのぼの系のシナリオ、世界観なので、これくらいでちょうどいいのではと思います。
・一方、ボス戦は少し頭を使わないと簡単にやられてしまうので、歯ごたえがあって良い。
終盤では、防戦一方でもオーバードライブ技で逆転可能。強い裏ボスがいるのもいい!
・ネタバレ回避のためシナリオには深く言及しませんが、ラスボスを撃破しエンドロールが
流れた後の終幕まで、綺麗にまとまっていると思いました。
【短所】
・ザコ戦は簡単なので、ザコ戦でもすぐ即死する激しい戦闘が好みなプレーヤー様には
恐らく向いていないかと。
・準備万端、最強の装備を全部買い揃えると、ボス戦で歯ごたえがなくなってしまうかも。
(※但し、この点については、初心者への救済措置と見るべきかと思いますが……。)
まだ途中ですが…
ネタバレを含みます。
ほんわかしたイラストに惹かれてDL。
マップもそこまで迷いません。お話もすごく惹かれました。
中間地点に有料ですが回復ポイントがあるのは親切設計だと思いました。
ただ装備品、アイテムの金額に対して敵が落とすお金が少ないように感じます。経験値もしかり。
(ある地域で装備品が2100くらいで敵が落とす金額が230~320くらいなので)
装備揃えるためにお金貯める(ザコ狩り)→ボス戦の流れ。
キャラが三人いる状態で装備品を揃えるのがキツイです。
モンスターも可愛いので、暫くは堪えれたのですが…ザコ狩りに疲れたので少しお休みします~。
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