へいわなゆめ!
おかしがいっぱいあるとしあわせですね
おかしがいっぱいあって、素敵なお部屋がいっぱいあって、それを好きなように出来て、音楽もいっぱいあって、変えられて、いつでもどこでも寝転んでも安心。絵本のように柔らかいタッチで語られる彼らにふわふわと柔らかくあまーいイメージの世界空間。そしてお菓子はそこら中にと食べ放題!にゃんこもわんこもとりさんも!ここではいくらでものんびりだらけられるのです!
後は、使用されている時間判定システムや強化装置なんかを見ると、クッキークリッカーというゲームを遊んだことがある人は、思わずニヤリとすることもあるでしょう。演出面でも構成面でもしっかりと作られていてよいゲームです!
この世界は狭いながらも平穏のんびり過ごせます。謎を解いていくとこの世界の成り立ちや、主人公たちを含めた住人がどうしてここにいるのかが何となく見えてきます。さぁ、謎を追うのも追わないのも自由です。知的好奇心が勝った方は…
以下はネタバレとなりますのでご留意を
他の方が既に告げていますが、バッドエンド苦手な方、平穏に暮らしたい方は、謎を追うのをやめた方が良いでしょう。と言っても、家を購入すると謎がとろりと溶けてしまいますので、難しい点ではありますね。
この世界は、主人公のバッドエンドの後の世界。他の作品でもそれが語られることはままありますが、あくまで主人公主体です。その後の世界はともかく、主人公たちがどうなったかを書いた作品はあまりないような気がします。それはたいてい死んでいるからですね。じゃあ、殺されていなかったら?という、そんなある意味慈悲の心の世界でもあります。
慈悲があるなら首謀者の二人だけ監禁しろよとか思いますけど…邪悪に飲まれまいと踏ん張っていた犯人(?)の心をへし折った最後の一撃は、あろう事か主人公のあの態度の一つでもあったので、なかなか救われないお話でした。互いの心が上手く噛み合えば、もっと違う形になった世界ですね。私は魔女さん好きですが冷静知的なカフィさんも好きだったので、彼女が彼女を追い込んだ首謀者の一人だったのはなかなか悲しかったものです。でも嫉妬の前に忠告とか注意とかさり気なく教える、が必要でしたね。やっぱカフィさん人形でいいや。
苦手な方は注意
ネタバレ注意
バッドエンドが苦手な方にはオススメしません
というのもこのゲームの話自体が鬱系バッドエンドの後日談のような内容でゲームを進めることでそれが明らかになるという構成です
ゲームを進めることで主人公と周りの現状は把握できますが後味が悪い状態のままそれをどうにかしたりは出来ません(作者様によるとそういうコンセプトだそうで)
まさに自分がバッドエンド苦手でプレイしたあと2,3日落ち込みました(絵柄が可愛らしだけに非常に効きました)
ゲームのクオリティ自体は大変良いので鬱系が好きな人にはおすすめかもしれません
おもしろいです。
お菓子をたくさん作って家や家具を揃えていくという
クッキークリッカーのようなゲームで入り込みやすい作品でした。
箱を開けていくごとに明かされていくストーリーや音楽、
絵本調のキャラが素敵で、ベッドでの寝姿がかわいかったです。
模様替えの要素や100を超えて上げられるお菓子メーカーのLVなど、
システム面もきっちりできていて丁寧な作りに好感が持てました。
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