脳が疲弊
完成された、閉鎖的な世界観。引き込まれました。
プレイ後に拝見した公式解説サイトでは「なるほど」と唸るものがありました。ここまで細部にわたって作りこまれた作品だとは……。これほどまでに疲弊したノベルゲームは初めてでした(もちろんいい意味で、ですが)。
どこまでが現実で、どこからがそうでないのか……複雑で確かに分かりにくくはありますが、そこを読み解くのがこの作品の良さなのかもしれません。好みが分かれそうですが、個人的にはとても面白かったです。
難しい・複雑な物語がお好きな方におすすめです。
(無題)
作品全体の雰囲気はよかったんですがシナリオが個人的にいまいちですいた。
盛り上がる所がないというか、ワンパターンというか、シナリオの中に印象に残る場面がありませんでした。
でもひぐらしのTipsのような機能は個人的に良かったです。
面白かったと思います。
おもしろかった^^
音楽もかなりの出来栄えで良かったと思います。
ただストーリーに最後まで謎がのこるのは引っかかるところがありました。
でもクリア後の機能にも個人的には満足してますし、とても楽しめました。
次回にも期待したいです。
意味分からん
ホラーとしてみるならまぁまぁ面白かった。
ただ、ストーリーが破綻してるような気がする。
少なくとも僕の頭では理解できんし、作者さんのHPでの議論もある程度、読んだけど、それでもなんだかよく分からんね。
各人、それぞれの説を持ってるようで、誰もが納得するような明確な結論はでてないよね。
というか、結論は出そうで出ない。各人勝手に好きに解釈してくれっていうスタンスの作品だったら、それでいいんだけど、なんか作者さんの意見を見ると、答えは作品にあるって書いてるし、、、うーん、、。
結局この事件はなんだったのか結論が、気になるんだけど、何度も読み返すほど、面白くはないんだよね。一回読む分には楽しいんだけど。
というわけで、僕の中では永遠に謎になりそうです(汗
あと、少しだけ悪かった点を書いときます。
作品に叫び声がやたら多いということ「うわぁぁ」とかっていう叫び。
こういう表現って結構しらける。あと、多様されてる「うふふふ」とか「あははは」という笑い声。狂気を表現する手段としてはあんまりよくないですよ。正直あまり怖くない。たぶん作者さんが正常な方なので、狂気が、うまく表現できないんだろうけど。
いろいろ悪い点も書いたけど、この作者さん、凄く才能あると思うし、次回作もぜひともやりたいと思う。頑張ってください!
(無題)
前から気になっていましたが時間が取れたのでようやくプレイできました。
一応、評価としては。
シナリオ ☆☆☆
デザイン ☆☆☆☆
音 楽 ☆☆☆☆
総合評価 佳作+
デザインはシーンに合った背景写真を使って臨場感があって良かったです。
オープニングのテロップの入れ方も面白い。
また随所に入る砂嵐も効果的。
音楽はシナリオを担当された後藤さんが作られているのにびっくりしました。
おどろおどろしい雰囲気を作る音楽はそれだけでプレイする価値はあるのではないでしょうか。
そして、問題となっているシナリオは。
正直、上手かったし面白かったと思います。
主人公に対して共感を持てたし、携帯電話の伏線の張り方も面白かったですね。
力量的にはかなり上の方だと思います。
ただ、やっぱりジャンル的なものなんでしょうが消化不良は残ります。
そして主観を死角と書く方法はひぐらしの二番煎じという印象はどうしても拭えません。
酷評を書いてしまいましたがそれでもこの作品を楽しめた事には変わりありません。フリーの中ではかなりの出来栄えだと思うので次回作も楽しみにしております。
素晴らしく知的
他のプレイヤーの方が述べているように、背景と音楽の演出が素晴らしく、画面全体から漂う閉塞感がたまらず、思わず緊張しながらプレイしていました。問題になっているらしいシナリオですが、私はこれも素晴らしいレベルだと思います。伏線の貼り方、それの回収の仕方。どれも私の想像の遥か上で成されていて、ひたすら唸るばかり。そこらの推理小説よりよほど刺激的な内容でした。メモという機能が素晴らしく巧く作用していたと感じます。さらりと書かれる文章自体も素晴らしい筆力で、この作者は一体何者なのかと呆れるほどでした。とにかく素晴らしい作品でした。
(無題)
大体答えが出揃ってきたので再評価します。
前回述べた通り、演出は素晴らしいレベルにあります。
そしてシナリオ面、浅田リョウの青春心理を徹底して描く姿勢は
非常に好印象です。特筆すべき、といってもいいでしょう。
ただ、一回で読者の心を掴めない、という点がかなりの痛手で。
新人賞審査員、読者、ほとんどの方が「一回」しか読まないので
一回で引き付けるインパクトがないと、後の推理に繋がっていきません。
先の大作「ひぐらしのなく頃に」鬼隠し編では、ヒロインの豹変という
手段を用いて、読者を捕らえ、上手くのちの推理に導いています。
とは言え、異色作ながら、浅田リョウの姿は切なく描かれており、
読み解いてゆく上でそのさまが明らかになってゆくのは、面白いです。
佳作。
面白い
結構複雑ですね。
2回読んでやっとだんだん内容が掴めて来たような気がいたします。
でもまだ完全に理解してない自分がいて、ちょっともどかしかったり。
でも話の内容を考えていく過程はなかなか有意義でした。(です?進行形でしょうか)
あっ、あと、自分だけかもしれないですが読むのに2時間半くらいかかってしまいました。
(無題)
タイトル通りの作品。
文章、背景、そして音楽から状況が伝わってくるので、ホラーノベルとして
楽しめる。が、それ以上でも以下でもなかった。
処女作としては合格点を与えられるし、次作に期待したい。
始まりはよかった。
皆さんと同じような意見です。
背景や音楽はとても素晴らしくよく考えられているな…と思いました。
なので最初はそこに引き込まれ、意味不明な女に追いかけられていてもいつかはそれがなぜなのか分かるんだろう…と思っていましたがいつまで経っても分からず。
話しも同じような感じの繰り返しで正直全部をちゃんと読む気になれずひたすらクリック。
でも校内で女に追い詰められている時の恐怖感はとても楽しめました。
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