及第点ではあるが。
難易度設定や、シナリオのテンプレ感に疑問は残る部分があるものの、
いじめ関連をテーマとして選んだ事自体の勇気は評価。
幾つか重要な課題として外せない部分を挙げておくと、
・先の衣笠氏も指摘なされている、
各話冒頭のいじめ役の紹介演出と、半マス分のひっかかり。
・藍玲氏の指摘にもある、
迷路・アクション・謎解きの違いを明確化する。
・ストーリーは、全面に打ち出したいテーマがはっきりとあるのなら、
それに基づいて、より自分の言葉で描ける方向へ持っていければなお良いかなと。
正直、評価するのもおこがましいような立場で、躊躇もあったのですが、
応援の意を込めて。
感想 ネタバレ含むかもしれません
・演出や各いじめっこキャラとのゲームがどれも有名どころから取ってつけた物ばかり
特に各部屋に入る時の演出が某有名ゲームそのまますぎて苦笑いです
・いじめっこキャラの絵と主人公の絵のギャップがすごい
これは作者様が一生懸命描いたか適当に描いたかで意見が分かれるところ
・ストーリー重視と言いながら内容はよくあるテンプレ展開
ドラマや漫画でよくあるいじめの展開です、何の捻りもありません
・1マスの通路に入ろうとすると少し余計に移動して半マス分ひっかかる
仮にもアクションステージと謳っているのにこの操作性の悪さはありえない
・いじめっこの殺し方はあっさり目
虐殺ゲームというタイトルだが選択肢で殺すか武器で殺すかだけ
じわじわいたぶる楽しさは無い
総評ですが、ボイスだけ頑張ったという感じの作品に見えます
ストーリーに期待して全エンディングを見ましたが見事に肩透かしを食らいました。
リョナの面でも楽しめませんでしたし非常に中途半端なゲームでした。
うーん
個人の趣味で作られたなら、これも仕方ないかなぁと思いますが。悪かったとこをいくつか。
・「迷路」と「アクション」にさほど違いがない。アクションゲームについて調べてくるべき。
・いじめっ子と主人公のグラフィックの違いが目立つ。そこは素材借りたなら一緒にしましょうよ。立場の違いを表してるならわかるが。
・どうあがいても「許さない」にするか「殺す」かして赤い扉に行くしかない。昔のことを詫びるやつはいないのか?ちゃんと「いじめ」について調べたのか?と思った。
などなど。改善版を出すなり、次回作に向けて頑張って欲しいですね。期待は、薄いですが・・・。
あと、窓を登れるバグがあります。報告しておきます。
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