事件が発生したから、探偵が出てきて解決する。そんな王道的なストーリー。
全4話構成ですが、1つの話が短いため、気軽にプレイ出来ます。
内容自体は、基本的には探索をして、登場人物達の会話を読んでいく所でしょうか。
肝心の推理要素はほとんどなく、主人公が自動的に推理をしてくれる感じです。犯人を断定する根拠も、いくつかの伏線といくつかの証拠を元に、主人公が自動的に考えます。
途中で選択肢がありますが、間違ったものを選んでもゲームオーバーになったり、バッドエンドになる事はなく、1つしかないエンディングに向かって進み続けます。
選択肢自体には深い意味はないようです。
推理物の漫画を読んでいるか、あるいはアニメを見ている感覚に近かったです。
本格ミステリって訳ではないので、そこは注意かな。
かなり某名探偵なんとかに近いノリで進む、ショートミステリー4本立てって感じですな。
推理ものといってもさほど堅苦しい雰囲気は無く、推理役の街角探偵の気さくな性格が親しみやすいですし、他の主要キャラ達の存在も薄すぎず、くどすぎずで、丁度良く立っているかと。
惜しむらくはボリュームがあまりにも短いところですかね・・・せっかく作中の世界観に浸透してきたところでENDという寂しさとか。
街角探偵と一緒に事件を推理していくという設定で、選択肢による推理劇を挑んでいくわけですが、例え推理が間違っても大きなペナルティは無く、絶対に事件を解決できる親切さは嬉しいところ。 (もっとも、推理をミスると純粋に恥ずかしいですがね)
事件の詳細、犯人のトリックを表や文章を交えて丁寧に教えてくれる配慮は、まさに某コ○ン的な親切さで嬉しいっす。
しかし、推理ものとして見ると、少々強引で押しが足りないような気もしますし、犯人の落ち方もやけにあっさりしてる事が多く、この辺も某コ○ンと同じ匂いがしてる気も。
街角探偵の知られざる過去が判明とか、良きライバルである怪盗との因縁対決とか、これからがさらに面白そうな予感がするじゃまいか・・・俺達の戦い(事件、推理)は始まったばかりだと思いたいたい。
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