空はいつもそこにあるから
Ver.1.01でプレイ。
真ラスボスが異様に硬いので諦めかけましたが、なんとか12回目でクリアできました。
王道弾幕STGのスタイルをベースにランク機能をゲーム性に密接に関連付けていて
難易度上昇のスリルとパワーアップの爽快感の絶妙なバランスが心地良かったです。
多彩で個性的な敵の攻撃やその死に際の演出等も拘っていて見どころも多いのも良いですね。
難易度はかなり高めに感じましたが、ボムが増やしやすくパターン化しやすい敵も多いので
的確な対処を心掛ければ結構何とかなると思います。
ゲーム性自体に特別不満はありませんでしたが、自機の攻撃の癖が強いものが多くて
余程慣れないと使う機体が限られがちなのや、メニュー画面の分かりにくさやリプレイデータが
exeファイルと同じ場所に大量に並んでしまうといった細かい部分で改良の余地がある様に感じました。
とはいえ、ゲームとしての完成度は非常に高く、遊び応えのある作品でした。
少女が操るMECHAの世界に怨念宿る一機が挑む。ひたすら熱くBGMは超クールな弾幕STG!
…プレイは、原則一日一回。
攻略法を想定し、キャリアの位置を覚え、敵の特性を掴み、算段したとおりに、しかし散々そのとおりじゃなかったりしつつも、我が「一機」を進めてゆく。
時に慎重に、時に大胆に…。
ザコ敵を蹴散らす圧倒感。
ダブルキャリアを待つ期待感と不安感。
ヤバイ弾幕を避けられた時の快感、ヤバイ弾幕をボムで捻り潰す快感。
それでも押し寄せる敵!敵!敵!
次から次へと現れる個性的な中ボスMECHAども!
そして、ステージボス戦!
ふと頭の中で、チップチューンの音楽を思い出しながら、シミュレーション・プレイしてみたりする。
…うーん。
やはり、あの中ボスにノーダメージで勝てない。強い。どうする…。
そんな日々を、過ごす。
今でも、過ごしています。
それくらい、好きなゲームになりました。
おもしろすぎました。
――世界の支配者となった天才少女は、地上のすべてをMECHAで覆い尽くした。
無数のMECHA軍団を前に、犠牲者たちの怨念が突き動かす、たった「一機」が立ち向かう――。
ゲーム中に添えられているテキストは、奇妙で、熱いです。
ささやかな言葉の力をもってして、プレイヤーをゲーム世界に圧倒的に惹きこむ。
これが「ゲームのテキスト」なのだな、と思ったりしました。
システムは、王道とされる縦スクロールシューティング・ゲームです。
ショットは一キーだけなのに、連打、押しっぱなし、離した瞬間、に放たれる攻撃の特性がそれぞれ全く異なっていて、幅広い戦略をリアルタイムで、「一キーの押し方」のみで自在に変えられるのが、STG超ビギナーの私には興味深いものでした。
最初に使用できるのはオーソドックスな「00」のみですが、プレイを繰り返すと、使用可能な機体の種類は増えていくようです。
自機攻撃力=敵攻撃の激しさである「Rank」の調整がシステムのキモで、私は30を超えるともう手に負えない感じになるので、なるべくRank上昇を抑えつつ(緑のキャリア敵は倒さない!)、ダブルアイテム獲得を狙う、というスタイルを目指して色々頑張りました。
かなり、難しいゲームだと思います。
ボスたちの放つ、まるで冗談のような弾幕攻撃の嵐。ラストステージの凄まじいまでの激戦は、(私のプレイスキルでは)シールド・ボム・残機をごりごりと削っていきます。
そして、コンティニューの概念は一切ありません。
全滅したら、1面からやり直しです。
なのに、それがちっとも苦にならないのです。
とても新鮮な気持ちで、また同じステージを回れるのです。それが、むしろ嬉しくさえ感じられます。
「あの場所はこの位置取りでショット連射で行こう」「あそこはキツイから一回ボムを使おう」などなど…という、ゲーム本来が持つであろう、プリミティブな楽しさを常に感じながら遊び続けることができます。
ステージ構成というか、ゲームデザイン全体…というか、とんでもないほどの洗練がされているのだと思います。私には及びもつかない、シューティング・ゲームの深淵に迫っているような…予感が。
ワンプレイは長くても30分ほど。
猛烈な進行スピードと一コンマ秒も気の抜けない展開に飲まれて、プレイ中は、あっという間に時間が過ぎていきます。
プレイした後は、神経に心地よい疲労感が残って、「あそこでああしていれば…」などとぼんやり思いつつ、ふう、とPCから立ち上がって飲み物を探す。チャイがいいかな、フラペチーノかな…。
そういうゲームです。
スクロール・シューティングをまともにクリアした経験もないような私が、何度も何度もプレイを繰り返して、ようやっと、ラストボス(の一体)を、残機・シールド・ボム0のギリッギリで撃破しました。
とても面白かったので、その繰り返しが楽しかったのです。毎日の楽しみになっていました。
私に「STGの面白さ」を、触らせてくれたゲームでした。
…そして、知っています。私が倒したラストボスは、本当のラストボスではないことを。
(分岐条件は分かりませんが…)真の最終ボス、そうあるべきキャラクターと一度戦って、負けていますから。
私のMECHA Ritzの日々は、まだまだ終わらないのです。
MECHAバトルを盛り上げる作者さんオリジナルのチップチューンBGM群も、もう、素晴らしいッ!!の一言です。サントラが売っていたら買っちゃうくらい。
曲の雰囲気だけで、初見でも「これは一面の曲っぽい/これは敵の本拠地っぽい」とか、感覚的に分かるんですよ。それってスゴイことだと思います。
大ボス戦も全て違う曲が用意されており、その全曲が個性的かつカッコイイのです。それもスゴイ。
私が愛用していた「一機」は、タイプ02。若干クセのある機体なのですが、連打攻撃の汎用性と溜め離し攻撃の強力さに惹かれました。
紹介ページや、この私の乱文や、他の方の感想などで、少しでもピンと来るものがあったら、是非、1プレイだけでも触ってみてほしいゲームです。
行きましょう、美しいMECHA荒れ狂う世界へ。
4面後半の猛烈なステージ演出は、ぜひキミ自身で体験して欲しい…なんちゃって。
毎回毎回テンション上がりまくるんですよ…!
面白いです!
避け自体の難度が高い箇所もありながら、適度に避けが楽しかったり、ランク下降で腕に応じてそうなるように調整されている箇所も多く、また、かなりシールドとボムがでるし慣れればアイテムの両取りも難しくないので、初心者にも遊びやすい内容だと思います。ゲーム内容はかなり正統派で中身の濃い印象です。BGM、絵、ストーリー、等に個性がありながら、巧く噛み合っていて綺麗に纏まっていると思います。割と広い層にお奨めできるタイトルだと思います。一応クリアはできました。
非常に面白いです
STG はあまり上手くないのですが、
他の方のレビューにビビッとくるものがあったのでプレイしてみました。
とにかくスピードと爽快感があり、神経を使いつつ避けるというよりは、
もう本能と脊髄反射でやっていくしかなくて、そのせいかプレイ中はテンション上がります
(プレイ終わると結構疲れているのに気づく)。
世界観・設定がとても魅力的で、敵のボスたちの個性に愛着が沸いてしまい、
無機質な見た目なのに冷たさは感じませんでした。
人類ほぼ滅亡しているのですが、暗さが全くないです。
また、音楽も良くて、繰り返しプレイしてしまう中毒性もあります。
個人的にはステージごとのトレーニングができると嬉しかったかな?
なお、手こずりましたが真ボス(だと思う)まで何とかクリアできました。
抱え落ちしない、ランクを上げすぎない、1UPは得点によるものも含めて全部取る、
極力ダブルで回収する、くらいを意識しつつ、苦手なボスのパターンを練習しました。
私はテクニックには全然自信がないのですが、それでも一応クリアできるあたり、
難易度はほどほどだと思います。
まだまだやりこめているとは言えないので、のんびりプレイしていくつもりです。
完成度も高く、長くプレイし続けられそうな良作だと思います。
Ver1.0でクリアしました【ネタバレ含みます】
心折れそうになりながらも何とかパターン等覚えて
02号機でクリアしました。
最近の商業やフリーゲーム、RPG、シューティング等のジャンル
問わず可愛い女の子に萌え要素を持たせ人気を得る。そんな風潮に
あきあきしていたのですがこのゲームは全然違いました。
女の子はストーリーに花を添えているだけで肝心のプレイ中は
中ボスやステージボスの無骨なMECHAと対峙した際に出てくる
MECHA説明にありました。新たなジャンルの可能性が
見えたような気がします。MECHA説明の内容は是非プレイして
自分の目で確かめて下さい。
それとせっかくリプレイ機能があるのでどこかにリプレイ披露
出来る場所があるといいですね、他人のリプレイを見て自分の
プレイをもっと突き詰めるとかしたいです。
何気に残念なのがVer1.00のリプレイがVer.101では
まともに再現してくれないのでVer1.00が捨てれない悲しい。
後、解禁システムの説明が少なすぎるので
正確ではありませんが自分が分かった範囲で書きます。
選択できる自機は最大6機(00~05)だと思います。
全てプレイ回数で出現、200回くらいやれば全て出ると思います。
バレットパターンも基本はプレイ回数で、
最後だけは真のラスボス倒せば出たと思います。
トレーニングモード&サウンドテスト関係は初回クリア
(クマ撃破)で出たので取り敢えずゲームクリアで出るはずです。
全てのトレーニングとサウンド出すには結局真のラスボス撃破
しないと出ないと思います。
それとスコアランキングの表示と制限時間についてですが
スコアを1億点以上取るとランクの枠へはみ出し、1位が11位
(下一桁の1が1億点の1)に見えてしまうのでランクとスコアの
間をもう少し空けるといいと思います。
制限時間の方はカウント999から上がらないのがちょっと残念です。
点数として加算されているのは分かりますが
次ステージには切り捨てられているのではないでしょうか。
プレイ内容突き詰めたのに制限時間1000以上は損している
感じですので制限時間のカウント1000以上あるといいと思います。
次にまたシューティング制作されるのであれば
この辺りの改善でもっと長く愛されるゲームになると思います。
最後に他のレビュー書いた方へ
ラスボスの少女はHPゲージ消えますが
しっかりダメージ入ってます。そこまで自機極力温存し、
ボム使いきってから死ぬを繰り返して時間内に倒したら
膨大なタイムボーナス入りました。
やれ
3回目のプレイで真ボスらしき少女まで辿り着きましたが倒せませんでした。とても奥の深そうなSTGですがひとまず現時点での感想を。バージョンは1.0です。
ショットとボムのみのシンプルなシステムながら、ツボを抑えた展開や構成になっていて、かなり熱いSTGです。シールドやボムがけっこう増えるので気軽に弾避けや撃ち込みの面白さを味わえるのも良い感じです。
特に感心したのがアイテムキャリアのシステム。接近して破壊するとダブル、シールドが多い時はボムが出て、シールドが少ないとシールドが優先されるという……すごくわかっている感じがします。
ランクによって自機の火力やスクロール速度が変化するというのも、やり込んで上手くなる毎に難易度とゲームの爽快感が上がるという見事なシステムだと思いました。STGを深く研究してる人でないとこの発想には辿り着かないでしょう。
グラフィックもアーティスティックな線や色合いで、独特の美しさと世界観を作り上げています。音楽には特に拘ったとのことで、ツボを抑えたすばらしい曲群だと思います。
何となく全体的に懐かしい、超連射やヘルシンカーなど、過去の名作同人STGの影響を強く受けてそうな気がしました。
しかしながら、若干のわかり辛さも感じます。
説明書には3種の自機から選べるとありますが、初回プレイでは選べないようで。パッドの横入力が壊れてるのかと思ってしまいました。解禁システムの説明はありますが、クリアすればいいのか、プレイ回数を重ねればいいのか、出現条件が不明。バレットパターンやトレーニングモードの出現についても同様です。
ステージ間のデモシーンは初回と2回目では違いました。最初のラスボスはクマのぬいぐるみ?でしたが、次は少女でしたが、出現条件も謎です。
ラスボスの少女は最後にはゲージが消滅してダメージを与えるのかどうなのかわからなくなりました。コイツは倒せるのか? 時間切れまで粘るというオチなのか? 何か他に倒す方法があるのか?
やり込んで解明すべしということだろうと思いますし、その意図は個人的にわからなくもないですが……敢えて今のゲームユーザ向けにするならば、ここらへんはもう少し条件が明らかな作りにするのもアリではないかと思います。ほとんどのユーザはその奥深さに気付く前にやめてしまう。かつてSTGがこれでもかとやり込まれた時代を知っていると、悩ましくもありますが……。
近年ふりーむに登録されたSTGはほぼプレイしてますが、本作は1ランク上の完成度を持っているように思いました。STG好きは是非ともプレイして欲しいのは言うまでもなく。
おまえらホラーゲームやRPGばっかじゃなくてSTGもやれよ!
これは熱いっ!!
ワンプレーで疲れたぁぁ~~~!!! しかしながら、
シューティング中級者程度の私でも、クリアこそできなかったものの、
おそらく最終ボスと思われるところまで行けました。
頑張ればなんとかなりそうな、絶妙な難易度にシビれました!
中ボス多い、弾幕多彩、スピーディな進行と、申し分ないです。
これは作るの大変だったんじゃないかと思います。
「シューティングしたな!」って感じでスッキリしました。大満足です!
<良かった点>
・非常にテンポが良く、爽快感があった
・難易度が丁度中くらいで私にはピッタリだった
・システムがシンプルで理解しやすい
・ストーリーやボスの設定もよくできている
・1面ボスのBGMが気に入りました
<特に気になった点>
・1ステージがちょっと長いかも
・息つく暇がない敵の攻撃が熱い反面、集中しっ放しが辛い
・タイトル画面のメニューがややわかりにくい
隠し要素もあるようなので、また折を見て挑戦したいと思います。
なんというか、もっと評価されて欲しいゲーム!
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