夏目漱石の『こころ』をほうふつとさせる、短いノベルでした。
純文学風味で、読者にじわりじわりと何かを訴えてきます。
その何かを決めるのはプレイヤー自身です。
自分はこの日記を書いたKの目線で読んでました。
Kの告白につづられた境遇が自分に当てはまりすぎて怖くなりました。
ミロのヴィーナスも腕がないから美しいのと同じように、この物語にはこれといったオチは存在しないのがまた深イイですね。
そこには、『無』ではなく、我々の想像力という『無限』が広がってるのですから。
5分もいらないと思うので、一度プレイしてみてはいかがでしょうか。
12345
No.22472 - 2015-02-01 18:05:04
- 1
あなたにオススメのゲーム
フリーゲームイベント開催中!
サポーターのオススメゲーム
-
This one,(I mean).
ハタ
遊ぶかどうか悩んでる時間で完結します。ミニマムノベルゲーム。
-
愛玩少女マリィの幸福な一日
しまぱんだ
彼女は満ち足りた檻の中。
-
SheSeeCrisis!(ver3.01)
ほりん
おしっこ我慢系無双RPG (17/7/31★ver3.00でボイス追加!)
-
虹の果ての青
カナタカユウ
海辺に光る青を探し求めて。
-
カエリミチ
鷹羽 旦
ある意味ホラーな帰宅ゲーム
-
廃屋
朝野菫子
短い怖い話。さくっと読めます。