５面までしか行ってませんが、やり込んだ先にハズレはないだろう手応えのあるゲームだと思います。剣とジャンプの同時押しや移動しながらの攻撃も重要なのでゲームパッド必須でしょう。
振りは遅いが一撃必殺の剣、素早く動く敵キャラ、ノックバックで即死する可能性の高い地形の数々、すべてが確信犯で作られていると思われます。
弾数制限のある銃は、５方向に発射される几帳面なショットガンという感じで、前面の雑魚を掃討する威力はありますが、一発で状況を覆す必殺技やシューティングのボンバーほどではありません。しかも初期状態で２発しか持ってない。
こんな貧弱な銃と剣で恐ろしい敵の大群に挑むなど、なんとすさまじい男なのだろう。
一瞬のミスが即死に繋がるハードな難易度ですが、各ステージの長さは適度に短めなので、リトライはそれほど苦ではないと思います。
ビジュアルもひたすら硬派です。レトロ風で地味なドット絵で全体が構成されており、女キャラなんてぜんぜん出てきません（自分が見た４面までの範囲ですが）　安心してすさまじい男を堪能できます。ラテン調で哀愁漂う雰囲気のＢＧＭも妙に、マッチしていてステキです。
個人的には若干地形が見辛い箇所があるような気がします。背景と判定のあるブロックの色合いは工夫して欲しいかも。

マニュアルからも切なく熱い思いが伝わってきます。「こんなゲームでスコアにこだわる人がいるとは思えないけど」と前書きしておき、やり込むとこれまた熱そうなボーナスが仕組まれてます。
ストーリーも一行目から熱すぎる。「かつてデスカンフーという名の益荒男がいた」デスカンフーってなんだよ。そんなヤバ恥ずかしい名前で堂々と世界最強とか、本当にとんでもない益荒男（ますらお）だぜ……まったく勝てる気がしねえよ。

近年、こういった作り込まれた骨太なアクションゲームがあまりに見向きもされない事、もう少し何とかならないものかと思います。操作性に不自由や理不尽を感じるとやめてしまうプレイヤーは多い。その人なりに理解しようと努力した結果かもしれない、しょうがないのかもしれない。でも、それでも、どうしてそのような仕様であるかを、もう一歩詰めて探求して欲しいと熱を持って願わずにはいられない。その先に本当のゲームの面白さ、熱中できることの楽しさ、見たこと感じたことのない素晴らしい世界が、待っているかもしれないのに。
やり込んだ先にある感動を知らない、或いは、かつて知っていても忘れてしまった人たちへ。教えてやろう。『すさまじい男』はどこにいるのか？　それはあなた自身の心の中に、いつでも目覚めるのを待っているのだ。

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必要時間

紹介にあるプレイ時間10分程度というのはおそらく残機ロストなしでストレートで最終ステージラストまでクリアした場合の時間
ステージ1で複数マップがあったのでクリア動画でも見て攻略方法を知っていたらともかく、それなしの初見10分で終わることはまずなし


難易度参考

難易度はそこまで難しいようにも見えないがキーボードで刀とジャンプ同時押しがなかなか出来ないnoob勢にはつらかったのと1時間以内に終わると見込んで始めたのでステージ2でリタイア

一度立ち上げてる最中にゲームオーバーになった際は、クリアしたステージの後から再開できるが、セーブ機能がないので一度終了するとまたステージ1からやり直し


その他

キーコンフィグで全部同じキーを登録するとどうしようもなくなるので
キーコンフィグを触る際は注意

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とても楽しかったです！
フリーゲームでこれほど熱い2Dアクションはなかなかないと思います。すばらしい作品をありがとうございました！

バグらしきものを発見しましたので報告しておくと、FINAL RESULTのダメージ回数の数字がおかしいようです。最初にノーミスクリアしたときは、ノーミスなのに264回という明らかにおかしい数字が出ました。
もう一つ。ボスを倒してからクリアになる前にGAME ENDやRESTARTを選択すると、次のプレイ開始直後にいきなりステージクリアになるようです。
あと、リプレイセーブ時の「REPLAYE」は誤字でしょうか。

なお、私のサイトにリプレイデータをアップしてみましたので、作者様、お暇なときにでもご確認くださいましたら幸いです。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA049213/other/index.html

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