ホラーゲームが好きなのでDLしてみました。
どちらかというと、ホラーアドベンチャーというよりもホラー色の強い戦略シミュレーションゲームに近い感じでした。
そっち系のゲームは殆どやったことがなかったので、ゲーム内の説明書を読んでもパラメーターの意味がさっぱりわからず(SAN値?何それ?状態)で、最初は滅茶苦茶な配置で失敗しまくりましたが、何度かやってる内に何となく各ゴーストやエフェクトの効果も分かってきて、分かれば感覚操作でもそれほど苦労せずに進めました。
ゲームシステムもさることながら、何よりもストーリーがよく出来ていて、最後まで楽しくプレイできました。
ゴーストを設置して屋敷の侵入者を追い返します。
事前にデッキを組む→「さあ本番!」という流れの繰り返しで、
タワーディフェンス系のゲームと考えて良いと思います。
ただし、それぞれのゴーストが持つ効果の発動は、自分で行う必要があります。
微妙なバグが残っていたり、インターフェイス面でやや粗削りに感じた箇所もありましたが、
全体としてはよくまとまっていると思います。
ゴーストそのものや侵入者の撃退などのゲームシステム自体が、
ストーリーと密接に関わっているということもあり、ついついのめり込んでしまいました。
また、攻略がワンパターンにならないような配慮がされているのも良かったと思います
(それ自体、物語的にもごく自然な展開であるというのがまたセンスを感じます)。
ホラーなところはありますが、個人的にはほとんど恐怖を感じませんでした。
怖がりな人でなければ大丈夫だと思います。
ただ、独自のルールをちゃんと理解する必要があるのと、
戦術を考えるのが好き! という人の方が向いているかも。
しかし、、、Mr. は苦労人ですね;;
もっとサクッと終われるかな~と思いましたが…
何度かリトライしたせいか長く感じてしまった。
ゴースト達に愛着を感じつつも、失敗すると再セッティングが面倒くさく、途中で少し飽きてしまいました。
イベをスキップ出来るのは良いのだけど、失敗したときの煩わしさが一旦本作から離れると、次になかなかヤル気が起きず…
とは言えつまりやすいのはごく一部ですかね。
途中少し頭を使う、最後の方は適当でも簡単すぎな感じです。
ラストはもっとクールな毒が待っているのかと期待してしまいました…。
ただの恋愛モノ…orz
文章も読みやすかったですし驚かせる側という発想は好みでした。
一番気に入ったのは徐々に語られるストーリーと演出だが、ゲーム部分のプレイヤーが相手にホラーを仕掛ける発想も素晴らしい。自分が脅かす側になればホラーゲームは一見成立しないように思えるが、このゲームは紛れも無く立派なホラーゲームとしても成立している。
ストーリーを進める内に徐々に見えてくる惨劇の欠片が時に驚かす側のプレーヤーすらゾクッとさせられるのだ。
とてつもなく怖い訳では無いが、ホラー好きにも必見である。
また、ストーリーはシリアスながらもアーカイブ的要素にクスッとさせられるようなコメディ要素もやんわりと含まれているのが肩の力をたまに抜かせてくれる。
ホラーはやり過ぎればギャグと紙一重になる危険性を含んでいるが、あえて少し肩の力を抜かせる要素を入れてカタいだけのゲームにしない手法はSIRENのアーカイブ等を連想する。
悪い所も少々上げると
ゲームシステムが少々分かりにくく、定石、ステータス異常管理、敵スキルが最後まで完全には理解できなかった事による手探り感が凄く、また敵の進行方向や通る部屋が文字だけの情報でかなり分かりにくく再確認もできず、敵の出発位置も初見では完全に分からない。敗北する時は“おしい”という事はそれほどなく、手も足も出ずに完敗する。そんな手探り感がある割にはリスタートが楽ではない。イベントが飛ばせるのが救い。
しかし、難易度ノーマルだとトライアンドエラーからのごり押しで大抵なんとかなるのも救い。これが無ければ心が折れていた可能性もある。
しかし、そんな短所を吹き飛ばすぐらいゲーム性もストーリーも良くできている。しかも、このクオリティーで製作時間1か月の処女作と言うのだからとんでもない将来有望な期待の新人である。
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