れべきゅう
レベ9の良いところは、プレイ時間はそんなに長くないし世界各地を旅をするタイプの物語でもないからこそ、ぎゅっと詰まったストーリーを味わえるというところ。
お話そのものや、ささゆみさき氏の絵の質感も相俟って、陰がありくぐもった佇まいの作品ではあるのだけど、主人公ノインを始めとするキャラクターの明るさがそれを中和してくれるので、暗い話に気持ちまで暗くなってしまう自分のようなプレーヤーとしては助かります。
もちろん、その明るさも単に底抜けに明るいだけじゃあないので、一枚岩ではない味わい深さがあるってなもんです。
主要な登場人物たちの過去も、深く掘り下がるか浅く掘るかというよりも、そのキャラのどこの部分を掘るかという部分においてひじょーに無駄がない感じで、「生い立ちから何から全部をプレイヤーに伝えるわけではないけど、このLEVEL9という物語においては絶対に必要」な部分だけをしっかり伝えてくれているのだなーという印象を受けました。
それでいて戦闘のシステムとか、主人公の改造によるカスタマイズといった面白さもあるので、ノベルゲームとも違ってRPGとしての楽しみ方もしっかりできるので最強です。
こいつぁすげぇよスケさん
ビジュアル良し、サウンド良し、内容良しの三拍子揃った良作でございました。
まずはビジュアルですが、これはもう一目にして瞭然でございます。語彙力が低下するぐらい素晴らしい。圧巻の立ち絵だけでなく、バトルエフェクトやマップの作りも丁寧でこのゲームの世界観がバッチリ表現されています。
サウンドについては選曲が秀逸ですね、場面にピッタリの曲がセレクトされています。盛り上がる場面で歌入りの曲をぶつけてくるのがまたアツイ。
ストーリーはいわゆる王道なんですが、ストーリーとシステムと密接にリンクさせることにより「いつものアレ」で終わってしまうただの王道RPGとは一線を画したものとなっています。このギミックにより生まれた「ストーリーの説得力」こそ、本作の肝と言えるでしょう。
ゲームとしては簡単な部類に入るかと思いますが、戦闘パートはストーリーを盛り上げるための舞台装置とするならばそれもまた良しかと。
誰でも気軽にプレイできるACTシステムと改造人間少女がウリのアクションRPG
【長所】
1 システム関連周りが丁寧に作られており、READ MEをよまなくても直感的にプレイができる。
2 キャラ一点集中型で改造人間である主人公の設定がわかりやすい。
【短所】
1 ノイン以外は全員彼女に付随する端役で代わりが不在。
2 ACTゲームとしてのギミックの根幹が浅く、拡張性、応用性はあまりない。
【総評】
誰でも気軽にプレイできるACTシステムと改造人間少女「ノイン」がウリのアクションRPG。
内容も1本映画のボリュームであり、ver2になって、足りなかったところが
しっかり補填された正統進化、すなわちディレクターズカット版となっている。
サクっと気軽にACTゲームみたいなものをやりたい、
改造人間の女の子好きにはオススメの作品です。
レベル9まで行ったら戻れない?
改造戦士SFものの王道といったところ
徐々に人間離れしていく自分のアイデンティティに迷い
それでもどう生きるかを自ら選ぶ物語
オープニングの中で操作チュートリアルが行われるのはセンスが良いですね
プレイヤーも自然とゲーム世界に没入しつつ操作感覚に馴染んでいく
改造の選択によって難易度は変わると思います
最終的には全て習得できますが、遠距離攻撃や強攻撃、技ゲージ管理は
失敗すると詰む可能性も
ただ、自分は訓練なしのストレートプレイでクリアできました
かなり良いバランスに仕上がっているゲームです
ストーリーの中で
ボス以外の人間が魔物化していく流れは少し良くわかりませんでしたが(強さを希求しているわけでもないはず)
概ね勢いがあって気持ちよく読める話だと思います
プレイ後の幸福感がいい
クリアまで大体1時間半ぐらいでした。
プレイしてみると、作者様がストーリーを一番見てほしいという理由がわかりました。
途中、暗い話にフェードするのかな、と思っていたら、所々そうならない要素、演出がされていて、作中の某キャラとの対比がされていて非常に良かったです。特に最後の明るい未来が提示されたことがプレイした身としてもクリアがうれしくなりました。
戦闘なんですが、最初はどのようにやるのかわからず何度か死んでしまいましたが、コツをつかみ敵の特徴をつかむと楽しく敵を倒すことが出来ました。最後のシナリオはきっちり敵の特徴を見抜けないとアウトですが、そのぐらいの難易度だからこそラストのボス感が出ていて良かったです。
総評なんですがレベルの高いプレイ後の爽快感が高い作品でした。また作品が出ることを私は期待しています。ありがとうございました。
少しネタバレあります。
プレイ時間にしてみるとあっという間ですが、一本の映画を観終わるような充実感があります。バトルシステムはやり方が分かってしまうと絶対にゲームオーバーにならない(格ゲーでいうハメ技のようなものに気付いてしまった)ので難易度としては易しいかもしれませんが、主人公の成長システムとシナリオがマッチしていて、続きをプレイしたいと思える展開が続き面白いです。
あえて言うなら。序盤で倒すことになるあの人は、もう少し丁寧に関係性を描いてから裏切って欲しかったような気がします。主人公のショックが自分にまで伝染するほど入り込めていない状況での展開だったので、もったいなかった気がします。
終盤にかけて盛り上がって行くところは本当に何度も鳥肌が立ったので、普段このテのジャンルをプレイしない人にも一度遊んで欲しいと思います。
さわやかな短編ストーリー
少し前のバージョンでプレイ。
クリアまで2時間ほど。
最初は長編かというほどの壮大な世界観、終わったときは
「もう終わり?」と思ってしまうほどの余韻でした。
ストーリーに関しては前情報なしで体験してほしいのでここまでとします。
システムは「戦略パズル」とあるようにマス目を移動する
タクティカルSLG系のような画面です。
難易度は全般的に低め。章間のストーリーに専念できます。
最初プレイした時、スキルの習得を何にしようか後戻りができるか
心配でしたが、戻せるので心配不要でした。
しかも何を覚えさせても詰まることはないと思います。
ストーリーもシステムも完成度が高く、おすすめです。
完成度の高い作品
クリアまで2時間ほどでしたが、長編RPGくらい濃密で深い味わいがありました。
イベントの演出はスピーディで動きがあり、飽きさせません。
改造兵士として自身の運命に抗うノインが健気で、少しずれたところもあったり、とても好感が持てます。
ノインとバーニーの軽妙なやり取りも、シリアスなストーリーの雰囲気を和らげてくれます。
戦闘はシンプルなようでいて考えないとなかなかステージをクリアできず、スキル選択に左右される部分もあり、アクションRPGらしい醍醐味があります。
完成度のとても高い作品だと感じました。
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