見た目単調でただの時間つぶし程度のゲームに見えるけど、やり込んでみると実に奥深い。
操作系はシフトチェンジも無い極めてシンプルなものだが、この少ないインターフェイスでどこまでタイムを縮められるかと言う孤独な戦いが非常に熱い。
このゲーム内では他のレースゲームに見られないような独特の法則が存在する。
まずドリフトという概念が無く必ずタイヤのグリップが効いており、かつステアリングの回転半径もほとんど固定されている。
つまり、ハンドリング性能は速度にあまり左右されていない。
なので、他のレースゲームで見られるような「強引にドリテクでカーブを曲がる」事ができない。
どのあたりで減速するとギリギリでカーブを曲がりきれるか、という観察眼が問われる。
カーブの途中で「これは曲がりきれる」と判断したらアクセル全開にしてタイムロスを極限まで減らすというテクでタイムを稼ぐ。
また、ブレーキは実際にはブレーキとしての機能ではなく”減速”用にあると考えた方がいい。
ドリフトも無ければ急制動も無い、いわゆる「安全運転」で戦う事になる珍しいゲームである。
このカーブの見極めができるようになると面白いように疾走できるため、非常に中毒性の高いゲームに仕上がっている。
作者がどこまで意図して作ったかは知らないが、奇跡のゲームバランスとなっている。
ただ、問題点も無くは無い。
・スピード表示に嘘がある。
…静止してしまっても100キロとか指してたりするし、減速にメーターが追いついていないなど、要するに適当に表示しているだけのようだ。が、そもそも速度を見ながらプレイしてる人など誰もいないと思われるので無問題。ちなみにワイド画面でプレイすると盛大に針の位置がズレる。
・順位表示に嘘がある。
…アザーカーを抜いて大差をつけても順位表示が勝手に変動する。明らかなバグであろう。気にしなければいいだけの事だが、真後ろにアザーカーが追いついてきたのかと思って一瞬ビックリする事もある。
下手なレースゲームよりもよっぽど遊べるので、これは迷わずDLすべきでしょう。
こんばんは!
立川です。
自動車レースで、相手にぶつけたときに、自分が、「どこ見てんだ!」と言って、相手が、「そっちこそ!」って言うのが、リアル的です。
ぶつけられたときは、自分が、「何するんだ!」といって、相手が、「うるさい」というのもリアル的。
壁にぶつかったときは、「最悪」といったのもリアル。
2周目に入ったときは、「やっほー!」か、「気分爽快」という言葉が出るね。
自動車レース2では、お金も無料で、コースも増やし、車の選択も可能にして下さいね。
そして、言葉が出たとき、乗ってる人の音声もつけてください!
以上、立川でした。
- 1
- 2