骨の折れるパズルアクション
一通りやりつくしたので感想を踏まえてレビューを書いてみようと思います。
まず、難しい! 初見でサクサク突破するようなものではなく、じっくりと一つ一つ考えてゴールに辿り着く。そういう楽しみ方をするゲームだと思います。
ステージの最後にはボスが待ち構えていますが、ここで一気にゲーム性が変わります。
これまではじっくり考える時間があったのに、ボス戦ではアクション重点なので対応を考えているとあっさりやられちゃいます。
ですが、それまでに残機がある程度稼げているので、何度もトライしやすいのでそこは安心して遊べました。ゲームオーバーになったら最初からやらないといけないのが辛い部分でしたが、一度解いてしまっているためサクサク勧めることができ、すぐにボスに再挑戦できるのがパズルアクションのいいところなのだなーとやってて思いました。
最後に、レトロな雰囲気とレトロなBGM。それが織り成すレトロなゲーム感。
難易度もそういったところを意識して持ってきているのかなとプレイしていて感じ、真エンドまで楽しめました。
チュートリアルもあるのでそこで一通り操作を覚えられるのは非常に楽でした。
難しいの一言
全面クリア&裏ボスまで撃破。トゥルーエンドは時間があれば探してみようと思います。
グラフィックとサウンドはレトロ感をイメージしたものとなっていて、非常によく演出できています。アイテムを自在に変化させたり、ひらめきを使って地形を攻略したりと、楽しい部分もあります。ボス戦もそれぞれパターンがわかれば比較的簡単で、特にエリア4のボス戦は「そっか、なるほど」と思わず唸った。敵の攻撃を上手く利用して攻撃と防御に変えるあのアイデアは面白い。
ただ、もっとも気になったのが「面倒さ」。このゲームはエリア1をクリアするだけでも苦労します。せっかくボスまで辿りついても初見では攻略しづらい攻撃をしてきますし、ゲームオーバー後にまたボスに挑戦するために、道中を突破しなければならないのが苦痛でした。道中をクリアしたら、1面ごとにパスできるようにしてもよかったと思います。そのぐらい難しすぎます。
あと、エリア4は気付かないと絶対にクリアできない隠しブロックがありますが、あれは不親切だと感じました。せめてブロックのグラフィックが若干違っていればわかりやすかったのですが。ただ、4-2のアイデアは良い。
プレイヤーの遊びやすさを考慮した構成であれば、名作に近いゲームだった。
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