これもきっと愛
※ネタバレあり
ゲームとしてはHP消費・アイテム消費の特技を駆使して進んでいく一人旅(バトル的な意味で)なので、そんなに難しくはないけれど油断すると死ぬ感じでそれなりに歯ごたえがあり面白かったです。
ストーリーはベネットとファンバルカのとぼけたかけ合いが楽しく、色々なキャラクターの陰謀諸々が渦巻き結構な大事になっていくようなお話で、歯ごたえあるバトル同様読み応えがあります。ただメインの二人は善でも根っからの悪でもなく、もちろん正義の味方でもなく、良くも悪くも彼らの世界のお話であり、王道ストーリーとは少し違うので、そういうのを求めてる人にはオススメはしないかなあ。
個人的にはファンバルカみたいなバカと天才が紙一重みたいな、ある意味愚かな人は好きなので、二人の愛(おそらくきっと)の物語としてはとても楽しかったです。プレイヤーの前に用意された魅力的なメインストーリーなんて二人は知る由もなく、ただ自分の悩みを互いにぶつけてどこまでもどこまで行く話だし見守るこっちもどこまでも行って欲しい……なんて思うような話かなあ(何言ってんだかわかんなくなってきたけど、そんなイメージ)
個人的には続きがあるならまた主人公は彼らで、彼らがどこまで行けるのか見守りたいな……って思いましたが、最後の結論が全てで、終わらせるようなお話じゃないのかもしれないですね。
良くも悪くも二人の世界な話で、当然ながら周りの人の態度も……なので、アイテム屋のおじさんとお姉さんの章ごとの言葉にはとても励まされました。後クローバーのお話してくれるモブのお姉さんとか、昔富豪だったらしい男の人にも。
物語が重厚かつオチャラケ要素あり♪
この作品はシンボルエンカウント性で戦闘を避けたい時は嬉しい仕様ですねw
ザコ戦で勝利するとほぼ必ず弾丸を入手できるので、ザコ敵で苦戦する場合は多少銃を使っても問題ないかと思います。(できれば通常攻撃で倒せる仕様にして貰えたら大分、助かったのですけれど..
物語も登場人物も重厚でたまにオチャラケた部分もあり大変、楽しめました♪
バージョン1.03の感想
1対1戦闘が特徴のRPG。逃走成功率100%とダンジョン脱出が楽々できるのが嬉しい。
ストーリーは主人公とヒロインが好きになれるかで楽しめるかどうかが決まりそう。
最初から最後まで2人の話で、世界の危機や謎の人物なんて眼中に無い未解決エンドとなっている。
欠点は戦闘がワンパターンになりがちなこと。それと防御コマンドの使い道が無いこと。
面白そうな世界観だったので続編は出て欲しいな。別の主人公でね(彼らだと話が進まないから)。
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