ツッコミどころ満載。でも最後まで読んでしまった...※多少ネタバレ
修学旅行で寂れた村にわざわざ行く意味も分からなければ誰も説明しない。
引率の先生少なすぎ&放任しすぎ。生徒何人かが行方不明なのにさっさと寝ろと説得する担任。
捜索している様子もなく朝を迎える。修学旅行なのに事前に現地を調べている様子もない。
大人を誰も残さずにさっさと出かけていく。
主人公たちが現地に着く前に村は〇〇していたのに何故か旅館のスタッフはいる。
以上のことから最初は担任が黒幕なんじゃないか?と思いましたが全然違いました。ただの矛盾ですね。
人が殺されまくってる異常事態なのに、主人公含めメインキャラはパニックなのかアホなのかかなりのんびり過ごしているわけですが、異常事態すぎて狂っている?と考えればまぁ納得できるかな。
ネームドキャラが何人か出てきますがすぐに死ぬので覚える必要はないです。
最初のバスで登場した4人だけ分かればOK。
とにかく登場キャラたちの言動がめちゃくちゃで、そもそもこの修学旅行の存在意義すら不明ですが、最後まで読んでしまう勢いはあります。このめちゃくちゃさを楽しめれば良作です。
終盤あたりまで結構イライラするシーンが多いですが、真ヒロイン?と急接近してからはスピーディでとても面白かったです。主人公と真ヒロイン、良い意味で狂ってる・似たもの同士でとてもお似合いだと思います。
この2人のそれぞれの恋人は終盤になるにつれフェードアウト、主人公&真ヒロインにさっさと見限られてしまうのですがそこに至るまでの心境が割とリアルで面白かった。笑
どっちも本当は好きじゃなかったんだね。
残念なのは最後まで何も回収せずに終わったことですね。なんでそんなもんが封印されていて、なんでそんな村が旅行先なのかエピソードがあれば面白かったかもしれません。
でも個人的にはぶつ切りで終わるエンディングは嫌いじゃないです。B級ホラー映画みたいな面白さがある作品でした。
非常に怖かったです(ver.1)
高校の修学旅行で訪れた閉鎖的な村で現地の化け物に襲われ、「皆殺し」されそうになりながら生還を目指すゲームです。主人公は修学旅行生の男子高校生。選択肢によるゲームオーバーがありますが、ストーリーは一本道のノベルゲームです。プレイ時間は4時間程度でした。
ゲーム名の通り、クラスメイトが次々とあっけなく殺害されていくわけですが、その状況では自分の身を守ることしかできないということが繰り返し描かれます。
とても他人を助ける余裕はないのだ、というのがリアルでした。
冒頭からBGMがどこか不気味で、狂気の世界へと引き込まれていく感じがしました。主人公の情緒不安定さ、そして繰り返される惨殺が合わさって、狂った世界を楽しめるゲームでした。
主人公が女性を煩わしく思う描写が多いのも珍しいと思いました。
約14年前に公開されたゲームですが、今も時々お見掛けするツール・Yuuki! Novel製ですので、問題なくプレイできるかと思います。
過去のレビュワー様方もおっしゃっているとおり、最後の防戦の緊張感が半端ないです。敵が近づいてくるにつれ、主人公が恐怖のみに支配されていく様子が丁寧に描かれていきます。主人公と一緒に、身動きできない緊張感を味わえました。呼吸を忘れますね……
登場人物が多く、またバックログが無いため、人間関係の把握は少し苦戦しました。登場人物を軽くメモしながら進めるとよいと思います。
ゲームのIDをランダムに入力して運任せで漁っていて巡り合えましたが、これは出会いに感謝ですね……本当に怖くて面白いゲームでした。
ありがとうございました。
クリアしたが
よかった点
・終盤の展開がスリリング
気になった点
・中盤まで、みんな落ち着きすぎ
・主人公が、彼女に「男女平等パンチ」を食らわしてしまう
人間って案外こんなもん。
唐突な展開にはこの際目を瞑りますが、主人公が結構人格障害と言うかサイコパスというか……とにかく彼のことが一番印象に残りました。
妖怪たちも怖かったのは怖かったのですが……人間の醜ーい部分で結構霞みます(笑)
妖怪の言葉って、案外人の深層心理に潜んでいそうですね。
だって、人が作ったゲームですし。
これぞ理不尽系ホラー!!ってな感じの作品でした。
(無題)
このゲームは個人的に良作だと思います。
まぁ下の人達が散々言ってるように少し主人公の言動が不安定・・・というのは目立ちますが、自分達が仮にこのような状況に出会ったら主人公ほどでは無いけれど絶対に混乱するはずです。それを思えばある程度脳内補正が効きます。
確かにBGMも殆ど無い上に背景等もぼかした感じの物ばかりでしたが、個人的にBGMに関してはアレで良いと感じました。
逆に音が無いと言う事に私は恐怖を引き立てられましたが、流石にBGMが少なすぎる・・・と言うのも同感なので少し増やしてみては?と言う感じが私の意見です。
そしてクライマックスのシーンでは主人公の心理描写が非常に生々しいのが個人的に良かったです。ああ言う生きるか死ぬかと言う状況になれば誰でもあの通りでは無くともパニック状態にはなるはずです。
最後に作者様はアレな病気・・・?ってコメントが案外多かったので作者様サイトに行ってみましたが、私と考え方は違えどその様な病気に掛かってる人には見えませんでした。
まぁこれは個人的な見方なので何とも言えませんが・・・。
最後に
このゲームは私の中でかなりの上位に入る良作ゲームだと思います。
怖かった
いろいろホラーゲームはプレイしてきましたが、
これは本当に真に迫るものがあって怖かったです。
主人公は個性の強い男の人だったようで、私適には
独自の考えをもち、それ故に悩みも持つ人間らしさ
に共感がもてました。
特に熱中して読んだのが、クライマックスのシーン。
主人公の心理描写…本当に恐怖のパニック状態だった
ら、あんなふうになるんだろうなと頷けました。
もう本当に自分のことのようにはらはらでした。
私はこの作品には衝撃を受けました。
話もしっかりしてて正統派ホラーで○
名作だと思います。
(無題)
話自体はおもしろかったですが、主人公のいきなりな豹変、ヒロインの扱いなど疑問に思うところが多々ありました。特に主人公のはあまりに強烈でした。狙ってやったのかは分かりませんが、規則的でない展開は読んでいて飽きなかったです。
ありがとうございました。
面白かったです
私はホラー好きというのもあってか結構楽しめました。
主人公のおかしな思考回路もあまり気になりませんでしたし。
実際、あんな体験をしたら主人公みたいに感じるでしょうね。
妖怪の絵に迫力がなかったのが残念です。
音楽ももったいなかったかも・・・?
(無題)
まぁ実際あんな目にあったら主人公ほどまではいかないにしろ精神的にやばくなりますね
良くあるゲームでは普通に立ち向かったりしますが、普通そんな事出来ないですしね
ぼんやりした世界感が独特でした
妙にハッキリしない会話や雰囲気、
ある時から全く姿を見せなくなる友達などには
ある種の現実感がありました。
最後のほうに一つだけ分岐を入れて、
増田エンディングと桐島エンディングに分けても
良かったかなと思います(笑