目からウロコなステージ構成
隠し面を除き、EDをみるところまでプレイ。
アクションエディタ製のアクションゲーム。
独特のHPシステムが特徴で
炎の攻撃を受けたら、氷の攻撃で回復。
氷の攻撃を受けたら、炎の攻撃で回復。
という感じでHPのバランスをとっていく。
炎の敵が多く出現するステージで
氷の敵にわざとぶつかって、
なるべく、冷やしてから行くといった
面白い戦法をとることになる。
また、凍らせた敵から
その敵の攻撃能力を手に入れることができる。
カービィ的なものをイメージすれば、分かりやすいと思う。
また、このゲームはギミックが多彩に感じた。
同じギミックはほぼ登場せず、
ステージごとに新しいものが登場しており
プレイしていて、飽きない。
特に記憶に残っているものをあげると
雨漏りしている場所で
雨を凍らせて、水滴を防いで進むステージ。
これはゲームシステムとの相性もよい。
それと終盤のステージで登場する
重力がころころ変わるステージ。
重力の影響を受けるのはブロックだけだが
あれは初見のインパクトがすごい と思った。
気になった部分として
炎の敵から能力を手に入れると
もうそれ以降、能力の変更ができない。
できるだけ氷で進んだ方が良いように思える。
それと3つの鍵を手に入れると進めるステージにおいて
鍵を持っていないまま入ると、ステージから脱出できずに
リセットするしかないという部分。
全体を通してみるとシステムの良さ、ステージのバラエティの多さで
非常に楽しめるゲームだと思います。
難易度もそんなに高くないので
ちょっとシューティング要素を含んだアクションをやりたいなら
オススメできると思います。
まさに新感覚
一般的なHPの代わりに温度ゲージを表示し、高温低温になるとミスになるという珍しい体力システム。火炎系の攻撃で受けたダメージは凍結系の攻撃をわざと受けることで回復できる。なかなか独特の戦略性を持ったゲームと言えます。
更に凍らせた敵の能力を奪って、多彩な攻撃方法を得ることができる。アクエディでは作るのが難しいと思われる各種ギミック(スムーズに回転する歯車、凍らせることのできる水面など)にも驚かされる。
しかしながら、難易度が高いシーンが単純にシビアなジャンプアクションが要求される箇所だったり、敵のパターンを掴んでしまえばどの武器でも戦法に大差なかったりして、折角の豊富なギミックがいまいち活かしきれてない印象も……。
またシーン展開やエフェクトが地味で、旧態然とした2Dアクションゲーム的な爽快感は乏しいため、やや退屈に感じてしまう。
オトカムさんが言うように若干背景に溶け込んで判別しづらいブロックもあるが、リトライ回数無限で中間地点もあるため、さして苦にはならないと思われる。
全体的にとても丁寧に作られており、安心してプレイできるだけの水準は保っていると言えます。難易度もほどほどと思われます。ステージのボリュームもかなりあるので、ギミックの楽しいアクションゲームをじっくりやりたいなら十分にオススメです。
過度に熱くなるか冷たくなるかでキャラの死亡判定がなされる個性的なゲーム。
氷の屋根をつくって雨をしのぐなど、温度の概念を風変わりなHPで終わらせないための工夫がしてあるのが好印象だった。
その他、凍らせた敵を取り込んで能力をコピーするシステムも種類が多く、同じ種類の敵でも巨大な個体を取り込んだ時の攻撃が
違っていたりと細かい作りになっているが、今作で一押ししたいのはステージにある。
ステージの地形や装飾が寧に作られていることもさることながら、それぞれに出てくる個性的なギミックは
初見でもすぐ分かるように親切な配置がされており、最終的にはそれらを応用した”意外性のある構成”を実現している。
特にゲーム後半では作成の手間を度外視したとしか思えない凝ったものも出てくるが、説明テキスト無しでも
直感的に仕様が理解できるのでプレイが詰まることはほとんどなかった。
一部の攻撃が背景と同化している点など、まだまだ改良の余地があるものの、総じて完成度は高く、ゲーム・エンターテイメントに
必要な要素が詰まった、常にときめきを感じられるゲームだった。
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聞いたときは割と衝撃でした