さつきち
人生とは、生死とはなんぞや?
「引きこもりと女子中学生」については、あちらのページで感想を投稿しているので省略。
「死神と過ごした三日間」
「引きこもりと女子中学生」のアナザーストーリー? です。
「死」それも「自殺」となると悲しくて、暗い物語をイメージしてしまいます。実際、そういう作品は多いですが、この作品は死に真正面から向き合い、登場人物を前向きにしています。
そこがすごくよかったですね。生死を扱う作品は、短いと薄っぺらくなりがちだけど、短いながらにギュッと詰まっていました。
「七代目の祟り目」は五分くらいで終わるおまけです。
「引きこもりと女子中学生」「死神と過ごした三日間」は関連のある作品ですが、このお話は全く関係ないので、同時収録しない方がよかったんじゃ? と思いますが。
「引きこもりと女子中学生」は人生や将来に悩む人、
「死神と過ごした三日間」は生死観を扱う作品が好きな人にオススメです。
面白かったです。
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No.21118 - 2014-10-25 13:36:32
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じわじわと感動
〝生きる”ということに真正面から丁寧に向き合った、深いい短編集。主人公等の苦しみや悲しさに共感を覚えながらも、最後には前向きな方向へと導いてくれる――そんな物語。どの話からでも読めますが、番号順に読んだ方が後味良く終われると思います(1、2話に関しては順番に読まないと話がところどころ分からないかも)。日々に追われ疲れている方や、息苦しさを感じている方におすすめです。
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No.20086 - 2014-08-03 23:59:57
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