程よいボリューム
こしょこしょ噺、みたいな感覚で、図書館で思い出話に花を咲かせておーしまい、的な感覚で捉えればタイトルに偽りなくその通りなストーリー。但しゲーム内容としては、その思い出話を進めるのが中心となるので、述べられている通り、タイトルで少し誤解を招いてる可能性はあるかもですね。
以下ネタバレ成分を含みます
ストーリーの方は終始シリアス、ギャグイベントもなく過去の凄惨な物語が進んでいくのですが、全体的に対人イベントが淡白なためか不思議と陰鬱にはなりにくい。
今のver2.0ではダッシュ機能も付いていますので、広すぎだるいという感覚はなく、程よいお屋敷探索ゲームと言った感じに仕上がっていました。
探索といっても脱出がメインなため、謎解きは最小限。最奥の入れない幔幕の真っ暗な場所は気になりましたが、まぁいいかなって感じでサクサク抜け出せるのは良かった反面、エンディングはあっさりスパッとしていたのも特徴的でしょう。薔薇さんと人形さんはどうしたんだろうとか気にはなりますが……
バグは、最初期の図書館で特に多く、2階に上がると詰んだり、突然増改築されたりとなかなか愉快で中盤以降に起きていたらシャレにならないものもありました。但しそれも序盤でしたので、END1が見れない致命的なモノ以外は問題としては薄めかなぁと。
ともあれなかなか良い時間を過ごせました。
ヒロイン(年上・男)
大きな図書館での思ったより大掛かりな話でした。
ゲームはほのぼのした雰囲気から始まり
ストーリーが進んでいくとかなり重い雰囲気と
凄惨な表現が目立つ展開になってきて若干戸惑いました。
特にとある二人の境遇が中々に壮絶で
あまり気分がよくありませんでしたが
お兄さんが癒しになってくれたので
何とか最後までプレイ出来ました。
ゲームはシナリオや設定にこだわりが感じられ
登場する意外なキャラクター達も魅力があり楽しめましたが
ゲームが図書館からスタートするのに
すぐに図書館ではない場所に舞台が移って
図書館要素がほとんどストーリーに絡まないのは
タイトルからすると少し勿体無いような気もします。
難易度は高くなくハッピーエンドその1までは
自力で見る事ができましたがハッピーエンドその2は
攻略ヒントに頼らないと無理でした。
また、エンド1はゲームセンターから戻れなくなる
不具合のせいで自分の環境では見られませんでした。
やや作りの粗さが目立ち
可愛いキャラクターに似合わぬ刺激的な演出も
ありましたが、難易度は手頃で遊びやすい作品だと思います。
広すぎるのが最大の欠点
謎解きは無いようなもので、探索と追いかけっこがメインのゲーム。
ED1とハッピーエンドをみた。
テーマがテーマなだけにED1とハッピーエンドのお父さんの変わりように
『何があった?』と戸惑った。そんなたった数日で変わるもの…?
不思議パワーでも働いたのだろうか?
【欠点】
・探索する舞台が無意味に広く、移動の為に歩いている時間が長すぎる。
・タンスなどを調べる際に扉を開く動きが入るので、テンポが悪い。
・図書館の通路で行き止まりに見えてしまう所がある。
・逆に食堂では道が左右に続いているかのように見える。まぎらわしいなぁ。
・謎の少女と、主人公&お兄さんの顔グラフィックのタッチの違いが気になる。
まぁ、それなりには楽しめたし、ストーリーもわるくは無いと思う。
図書館が舞台だから、本を題材にした謎解きがあるかな~と期待したけど
まったく無かったのは残念。
ちゃんとテストプレイしてるのかなぁ?
オンラインゲームのメンテの間の暇つぶしにDL。
最大画面でのプレイでフリーズしたので何度か再起動させられた。
フリーズ以外にも小さなバグがあるようだけど、まあいいや。
作者さんが自分で見つけてくだせぇ。
クリア自体は適当でおk。
序盤は2人に親切にしてやってアイテムGET。
中盤に妙な場所にポツンとあるぬいぐるみから紙GET。
旧図書館は光ってる場所で鍵GETするだけの作業なんで、壊れてる理由以外で開かない扉をとりま覚えておいて、超適当に光ってる鍵探せばおk。
雑感
バランスが激ムズです。
難しかしすぎて、テンポが悪く、物語にのめり込めませんでした。
難易度をプレイヤー視点に立って制作していただけると嬉しかった。
次に進むための手段がとても解りずらいゲーム構造でした。
サイトに攻略ヒントがあったので助かりました。
制作おつかれさまです。
丁寧な作品
とても丁寧に作られたゲームだなあと感じました。
が、説明文にもありますが最初のマップがものすごく広く、一通り調べるだけでも一苦労…また隣のマップに移動できる部分が一見して行き止まりのように見えたので(個人的に、ですが。看板はありますが階段のことかと思いました)一通り見たな~と思ったのに話が進展せず?となってしまいました。
なによりダッシュ移動ができないのがさらに苦痛。せめてダッシュキーをつければ多少このイライラが改善されるかと思います。
しかし、それも最初のこの導入部分だけ。
あとは前述したとおり、小さな台詞やアイテム、話の流れなどとても丁寧に作られたんだなーと感じました。
あくまで↑は改善したほうが良いんじゃないかな?と思うところですので、ゲーム自体は面白かったです。えらそうなことを言うようですが作者様、作品を追うごとに成長しているのがとてもよくわかります。
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