耽美系のキャラグラに目を引かれ、シリーズ三作をまとめてプレイしました。
三作中、この「試金石」が一番ボリューム的にも内容的にも充実していたので、
こちらでまとめてレビューをば。
内容はもろにファンタジーなんですが…
登場人物がそれぞれ、自分の考えや譲れないものを持っていて、
それが拮抗しあうところは変に現実的なシナリオだと思いました。
神と呼ばれる存在ですら全能ではなく、同じものを求めていてさえ道はすれ違い、
全員が全員「思い通りにならない」生を生きている。
果たして最終的にどう決着がつくのか、これから先がとても気になります。
シナリオはほぼ一本道。
基本はお使いゲーで、広い敷地をあっちこっちへ、やたら歩かされる感じ。
城の中も広いので、最初は迷いまくること必至…なのですが。
この「試金石」では、歩けば歩くほど主人公のHPが減ります。そういう設定です。
なので、回復薬の補充が見込めない最初のうちは、不自由に感じることが多々。
広いマップを歩き回るのが苦になるって方には、きついかも。
また、強制イベントの合間にあまり猶予がないので、
下手にメインシナリオをさくさく進めると、サブイベをがっつり取り逃す可能性が…
コンプを狙う場合は注意してください。
何度も周回するにはちょっとツラい感じのゲームですので、
最初から作者様のサイトの攻略情報を見ておくのも良いかと思います。
作者様、面白いゲームをありがとうございました^^
次作も楽しみにしています。
まず目につくのが個性的な顔グラフィック。人柄の良い皇子と一癖も二癖もある人々が登場します。
国家の腐敗により貧困にあえぐ人々、そんな庶民に医者として施しをして回る一国の皇子様。
果たして皇子の努力は報われるのかというお話。
主人公は割りとお茶目な所もあるのですが、基本的にシリアスな話が続きます。
色々寄り道しつつクリアまで13時間掛かりました。ストーリーはなかなかのボリュームで面白いのですが、消化不良な点も少々。
ほぼ一本道なので、もう少しプレイヤーの選択が影響する場面が欲しかった気はします。
サブイベントがあちこちにあって、それを見つけるのが楽しかったです。
システム面では序盤の資金稼ぎが少し大変なのと、素材の栽培に時間が掛かります。
序盤で無計画に本とか買い漁ってしまうと厳しいです(経験談)。
お店と調合室の行き来が多い割に、遠くて面倒なので近道か支店があれば良かったかも。
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