※ネタバレ要素を含みます。
プレイ前はタイトルや幻想的な画面の第一印象から
ファンシーで可愛らしい展開の作品なのかと思いましたが
想像以上に暗く重い世界観でしたね。
ストーリーは断片的な情報が多く
具体的な内容を理解するまで時間がかかり
ようやく理解が進んだところに訪れた唐突な結末に唖然とし
謎を抱えたまま辿り着いたもう一つの結末で語られる
真実のあまりの理不尽?さに衝撃を受けました。
ゲームとしては一箇所だけ謎のヒントが不親切で
攻略に頼ってしまいましたが、後は自力で進められる
バランスだったのでそこ以外で大きな不満はありません。
若干人を選びそうな内容の作品ですが
意外な結末を見て色々考えてみてほしい気もしますね。
アクションは、真面目にやると敵がノロいとはいっても何回か捕まったが、
わざと残してあるのか、本当にパグなのかは不明だがそれを利用すれば簡単だった。
謎解きは、お花畑の所で私は手間取ったが、理不尽なものは無くて良かった。
トゥルーEND分岐の選択肢は意地悪だと思ったけどね。
エンディングは、2つ見た。
途中まで普通なのに急に○○する謎エンドと、
トゥルーEND(こちらで謎エンドがどうしてああなのかは理解できる)。
ストーリーは、とにかく暗かった。
少女は良くても、よその家族の視点で考えると微妙な結末。
プレイ時間は謎解きの答えがわかっている2回目以降なら20~30分程度。
パグは、他の人も言っているが目薬と涙が無限に取れること。
でも進行には問題無いので大丈夫。目薬は回復アイテムでもあるから嬉しいし。
残酷で深い夢の中へ…、短編謎解き脱出(?)ゲームに該当。
ホラー色はあれど話の趣旨としては「哀愁系」であり、実のところ恐怖度はさほど高くないと思われ、ゲームを進めると明かされる主人公少女の悲しい過去が見所になっている模様。
謎解き難易度に関しては、分かりやすいものとそうでないものの差が激しく、特に暗号系の謎解き関係が地味に難解だった。
エンディングのフラグ条件がどうも曖昧で、普通に終盤イベントをこなした後に突然のゲームオーバーとなってしまい、「どういう事?」と困惑してしまった次第。 (さっぱりエンディング条件が分からなかったので、EDは某動画の実況プレイで確認させて頂いた)
雰囲気的には気持ち悪さと哀愁さが上手く調和していい感じではあるが、ちょっとばかり謎解きの作りが大味だった気がしてならなかったというのが本音となってしまう。
暗号系の謎解きに失敗してもペナルティなしで「違います」と表示されるだけで済んだり、敵に追われるイベントにてあんまり早く追っかけてこない敵に可愛らしさを覚えたりと、物騒な世界が舞台なのに親切な一面を拝めてしまうのが何かシュールだった様に思える。 (Vol.392)
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