魔物退治の勝敗は「村」が握っている、リアルタイム導きパズルゲームに該当。
限られた道の中でちょこまかと動く前進移動ユニット達を「ユニットの切り替え地点である村」に触れさせる事で上下左右に方向調整し、味方を有利に導いて敵を全滅させる事が目的の、反射神経と思考力が非常に重要な内容となっている模様。
敵味方のユニット共にかなりの速度で動く故に矢印調整が困難で「導き方が頭では理解できても思い通りに動かせない」というもどかしさに悩まされる事は必死だと思われるが、何度も試行錯誤を繰り返していけばいつかはクリアさせてくれるバランス調整は見事な次第。
リトライ機能などのシステム周りは大方完備されているのは嬉しいが、「ユニット同士が密着しているとどっちがどっちなのかが分からなくなってくる」のと「ステージバリエーションがあまり多くない」あたりは気になるところ。
「味方も敵もすべて方向調整させて良い戦況に傾けていく」という発想は非常に素敵であり、素朴なグラフィック周りもまた味わい深く、格別に派手ではないものの黙々とプレイしてしまう魅力を持った作品ではないだろうか。
それにしても、こちらの指示がなければ味方も敵もえらい方向音痴な迷いっぷりで動くなぁと思ってしまう…道そのものはかなりシンプルな構造になっているのにな。 (Vol.314)
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No.1077 - 2012-06-07 10:00:15
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