レビュー通り
本当に、ふと読み返したくなる温かな作品でした。色々な形の優しさや日常の不安など、様々な感情が丁寧につづられていて読み進める程に柔らかな気持ちになりました。上手く言葉で言い表せないのですが、読み終えた後、人との繋がりが愛おしく感じる……そんな物語だったように思います。是非ご一読を。
ときどき よみかえしたくなる。
なんどか よみかえしてます。
また 読みたくなってきたなあ。
当時 ああ 行ってみようと 都電荒川線に乗ってきました。もちろん あの大学にもね。ちょうど学園祭だった。
あのあたりとか 下町 歩くと 青年と女学生が 楽しげに 歩いてるじゃないかとさがしてしまふ^^
そんな 思いを感じさせる お話でした。
上手く言えませんが……
興味半分でDLしたのですが物語がしっかり成り立っていてすらすら読めた。まるで、小説をそのまま読んでいるのかのよう。
挿絵や立ち絵がないにもかかわらず、全く支障がなく、むしろ興味が長続きした。ストーリー一筋でここまで面白くなるものなのか。書き手の技量がうかがえた。人物描写が上手い。第三者のキャラが確立していて違和感が全くない一人の人間として機能していた。
こちらとしても学ぶことが沢山あった。特に、「物書き」についての文章はリアルでもためになるものだった。
起承転結の「結」の部分もすっきりとまとめられていて面白かった。
感動の冷めぬうちにレビューを書きたかったので稚拙な文章で申し訳ない。
まさかの息子説だったら大変ですよ。
かめソフトさんの作品をもっと読みたいですね。
ほんとに丁寧な作品だと思いました。
ほっこりします。
ぼくは純ラブには尻込みしてしまうのです、・・・がしかし、
なんというか、読むのがめんどくさいという展開がなく、
BGMのつなぎもぶつっと切れてなにか台無し、ということもなく、、
周りの住人は暖かく素直な人たちで、ヒロインもかわいく、
ほっこりします。
うまく言えないですが、こういう作品好きです。
ジャンルのこととか、ほっこりのこととかを言ってるのではなくて、
いや、言っているのだろうか・・・?
えーと、・・・うまく言えないです。
、とにかく、この作品は、
ほっこりします。
前作とは違った味で来たので、
次作もまた異なったものになるのでしょうか。
なんにせよ、この丁寧さは読んでて安心しますね。
ほっこりします。
[☆3] 500円から始まった恋
恋愛に一回りの年の差なんて関係ない、短編(中編?)サウンドノベルに該当。
ゴーストライターの青年と中学生少女とのリアル路線な恋愛描写がメインのストーリーだが、「ゴーストライダーでいるが故の将来の不安に悩む主人公の葛藤」や「人情味溢れる地元住民との触れ合い」といった多方面での描写にも大きく触れられているが特徴というべきか。
文章表現はとにかく「読みやすい」の一言に尽きる丹念さであり、変に難解な言い回しは皆無で、ひたすらにわかりやすくて丁寧なテキストで構成されている。
話の流れに関しては、極端にあっさりすぎず、無駄に尺が伸ばされているくどみもなく、「それなりに長い内容なのにプレイがだれない」という絶妙なさじ加減となっている。
シナリオ面に関しては「ヒロインがどれ程までに主人公に好意を抱いているのかの描写がやや足りない」といった部分も感じたが、キャラの個性が上手く描かれており、非常に綺麗にまとめられている印象。
ビジュアルなどの演出面に関してはさほど目新しい要素もなければキャラ絵の類も存在せず、悪くいってしまえば「地味でありがち」なものとなっている。
しかし、文章の妨げになるような過剰な演出は一切なく、絶妙なまでにテキストと演出が一体調和しているのが素晴らしく、あくまでも「余計なものは絶対にいれない」という製作者のこだわりを感じる次第。
決して派手な作風でもないし、ボリューム的には流石に長編クラスと比べるとコンパクトに収まっているが、純粋に一つの話としての完成度が高く、年の離れた男女のハートフルなやり取りが深く堪能できるのは必至だと思われる。
作中の文学に関する知識は色々と勉強になる情報が多く、特に「仕入れた文章をあえて削っていく事もまた重要」という言葉は説得力があると思う次第。 (Vol.192)
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