面白い!
いやー、面白かったです。
ツクール2000制だし古臭いかな?と心配してましたが、そんなこと気にならないくらい熱中しました。
最序盤はいきなり目的提示されるしどういうゲームか掴みかねるんですが、各街を一通り巡ってゲームシステムやできることなどが見えてくると途端に面白くなります。
「世界を少しづつ探索していく楽しみ」というのがよく表現されていて、「次は〇〇をしろ」みたいに言われることはほぼなく、自由に自分の行きたいところを回ったりできるのが楽しかったです。
また、戦闘関連のバランスもよく考えられており、「戦うの面倒だから敵全避けしてきたけどボスはキツいかなぁ…?」みたいな状況でもギリッギリで勝てたり、あるいは戦闘スタイルを見直してみたら楽に勝てたり、といった工夫をする余地があるのが素晴らしいです。
戦闘に関してはコマンド記憶がないのでちょっとダルいかな、と始めは感じたんですが、前述のように「殆どの敵は戦わなくてもいい」「戦闘でのレベル上げをしないでもなんとかなる」ということに気づいてからはむしろダンジョンに潜るのは楽しみになりました。
酒場で噂だけ聞いていた町に初めてたどり着いた時とか、目的もなく彷徨っていたら着いたダンジョンを苦労してクリアした時とか、「冒険してるなぁ」と感じる時が沢山ありました。
こういった出来事が多い中盤が一番楽しいです。だんだん世界が見えてくる感覚。
というわけで、序盤は少しとっつきにくいですが、中盤に入ると間違いなく名作だと言い切れる楽しさになります。
ただ、終盤ちょっと駆け足気味というか、「とりあえず物語を畳もうとしてる感」が感じられて、なんというか…中盤に感じた驚きとか新鮮な発見とかはなくなるので、その点が残念でした。
実際、中盤プレイしていた時は「なんて面白いんだ!!皆にこのゲームを教えたい!」と感じていたのに、ゲームクリア時には「あ…うん、まいっか」みたいな気持ちになっていたので、やっぱりどう完結するかもゲーム評価に影響するなぁと思いました。
スーパーモンクの冒険
とても面白かったです。
ゲーム内で数値のインフレがあり、所持金やHPなど
最大値まで上げていくことが出来ますが
ゲームバランスが全体的にファジーで
プレイヤーが能動的に調整できるのが良いです。
シナリオもバカっぽい展開ながらも、憎らしい
世の中金太郎に一泡ふかせるという筋が通っていて
最後まで楽しくプレイすることができました。
終盤などパーティ編成ができるようになるにも
関わらず、マネーパワーで強化したジュリアン(主人公、
デフォルトネーム忘れました)のワンマン殺戮ショーで、
ストーリー的に大丈夫なのかコレと思うような点もありましたが
そういった点もバカゲーらしさがクッションとなり
そこまで角が立たないのも良いと思います。
倒せる敵と倒せない敵がはっきり区別でき、
倒せなければ飛ばせばいいという自由度の高さと
そういった障害を主人公が強くなって
乗り越えていくという過程が楽しいゲームでした。
一度だけ馬から降りたあと障害物をすり抜けるようになってしまい
普通じゃ入れない場所にもサクサク入れてしまった点と、
マジカルキーでしたっけ?カギを探すのが面倒な点が気になりました。
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